
SMBC日興証券の評判・口コミと口座開設のメリット
この記事のもくじ
SMBC日興証券の概要
SMBC日興証券(旧:日興コーディアル証券)は、野村證券・大和証券と並ぶ日本三大証券会社のうちの一つであり、三井住友フィナンシャルグループの一員である信頼性から人気を集めている証券会社です。
SMBC日興証券の魅力として、新規株式公開(IPO)銘柄の取り扱い数や主幹事の実績が多いことがあげられます。IPO株投資を考えているのであれば、ぜひとも口座開設をしたい証券会社と言えます。
IPO以外の取扱商品を見ると、国内外の株式や債券など、取扱商品の豊富さは大手証券会社ならでは。支店での投資相談やコンタクトセンターへの電話問い合わせ、オンライントレードの三つの窓口を兼ね揃えています。また、コンサルティングサービスにも力を入れていて、支店の担当者に投資相談をしたり、投資情報の提供を受けることも可能です。
専門家による投資情報が豊富!
アナリストを数多く抱えることで、企業・業界レポートや市場分析などの投資情報も充実。オンライン上ではテクニカル指標や株式指数などの分析ツールが利用できるので、各レポートと合わせて投資に活用することができます。
また、全国の支店では資産運用や商品に関するテーマなど、さまざまな無料セミナーも開催されているので、投資初心者にとって投資の知識を学習するのに役立ちます。一部のセミナーはオンライン配信されているので、時間が無い方や近くに支店が無い方はこちらを利用すると良いでしょう。
必要に応じて選べる「総合コース」と「ダイレクトコース」
SMBC日興証券の口座は、必要に応じて「総合コース」と「ダイレクトコース」のどちらかから選びます。総合コースは、SMBC日興証券の支店担当者から、投資情報やアドバイスをもらいながら取引を進めることができます。ダイレクトコースは、一般的なネット証券と同様、パソコンやスマートフォンでオンライントレード(日興イージートレード)ができるコースです。
総合コースの売買手数料は最低でも5,400円と割高ですが、専門家から直接コンサルティングをしてもらえることがメリットです。ダイレクトコースの来店不要でいつでもどこでも株式取引が行えることと、現物取引なら最低135円から、信用取引なら0円から、という手数料の安さですね。
初心者の方なら、もし専門家のコンサルティング欲しいということであれば総合コース、自分で情報収集しながらオンライントレードを行うのならダイレクトコース、というように投資スタイルに合わせてコースを選択すると良いでしょう。
約定代金・建玉残高にかかわらず、信用取引の株式委託手数料は無料
ダイレクトコースで現物取引であれば、約定代金10万円以下で135円、20万円以下なら194円と、比較的安い手数料で取引ができます。他の主要ネット証券と比較しても遜色のない手数料水準なので、三井住友銀行に口座開設済みなら見逃せない選択肢の一つと言えます。
手数料から見たSMBC日興証券の魅力は、信用取引の手数料です。ダイレクトコースなら約定代金・建玉残高にかかわらず、信用取引の株式委託手数料は無料です。これは他のネット証券会社には無い、SMBC日興証券だけのメリットです!
初心者には手が出しにくい信用取引ですが、取引の経験を積んで信用取引をはじめるときには、手数料が無料になるSMBC日興証券の口座を開設しておくと良いでしょう。
IPO株投資にもおすすめ。「IPO優遇特典」で当選確率アップ!
証券会社の中でも主幹事になる実績が多いSMBC日興証券。基本的に、新規公開株式(IPO)はSMBC日興証券が扱うすべての銘柄に申し込むことができるので、その豊富な銘柄数が魅力です。IPO株を狙う投資家から支持を集めているのが、SMBC日興証券の特徴の一つです。
SMBC日興証券のIPO配分は、一般投資家に販売する数量の10%をめどに同率抽選となるので、投資金額や応募数に関わらず、完全に平等な当選確率であり、個人投資家でも十分な当選確率があります。これからIPO投資にチャレンジする方はSMBC日興証券の口座を持っておくことをおすすめします。
また、新たにスタートした「IPO優遇特典」では、預かり資産残高等に応じて設定される四段階の「ステージ」に応じて当選確率が変動する「ステージ別抽選」が適用されます。
使い勝手の良い高機能ツール「パワートレーダー」
オンライントレード用の取引ツールとしては、「パワートレーダー」が提供されています。パワートレーダーには注目の銘柄を最大2,000件も登録することができ、値動きはリアルタイムで確認することができます。
注文発注も簡単なので、株価状況をチェックしながらスピーディーに取引を進めることができます。株式投資には欠かせない、チャートや銘柄分析、ニュース・マーケット情報なども充実しています。
また、画面レイアウトのカスタマイズやランキング表示、海外市場の動向を把握できる「モーニングナビゲーション」など、さまざまな便利機能を提供。より細かい分析に活躍するフル板情報ツール「BRiSK for 日興証券」など、新機能も続々と追加されています。
パワートレーダーは、初回申し込みなら申し込みから翌月末まで無料トライアル利用が可能です。それ以降は月額3,240円の利用料金が発生しますが、月に合計5回以上の国内株式の取引があれば、翌月は無料で利用することができます。1ヶ月の取引回数が多い方はずっと無料で利用することができますね。
キンカブで思いのままに投資
SMBC日興証券では、東京証券取引所に上場している銘柄のうち当社が定める銘柄を対象に、「金額」もしくは「株数」を指定して500円から株式投資ができる、「キンカブ(金額・株数指定取引)」を提供しています。
銘柄を分散することはリスク回避にもなりますので、分散投資での活用や少額投資非課税制度(NISA)の非課税枠上限である120万円分ちょうど買い付ける、という使い方もありますね。
キンカブで買い付けた株が単元株以上になったら、振替機能を使って保護預り口座に振り替えすることで単元株となり、株主優待などの株主の権利を得ることもできます。
スマートフォンからの取引や、充実した口座連携サービス
スマートフォン向けアプリとして、「SMBC日興証券アプリ」を提供しています。個別銘柄や市況の動向、ニュースなどのマーケット情報を手軽に確認できるのはもちろん、登録銘柄を一覧したり、チャートの確認もできます。
また、取引ツールとしての機能も用意されているので、数タップで簡単に株式売買ができるのも見逃せないポイントです。
三井住友フィナンシャルグループの一員であるSMBC日興証券は、三大メガバンクの一角である三井住友銀行との関係が深いことでも知られています。連携サービスの一環として、預金口座と証券口座間で即時に入出金ができる「バンク&トレード」を提供。SMBC日興証券で不足金や追加保証金が発生したら、三井住友銀行の預金口座から自動で振り替えてくれるので便利です。証券口座と銀行口座の資産残高、残高推移をグラフ等で確認することも可能です。
編集部からのおすすめポイント
国内大手証券の一角を占めるだけに、オンライン証券界でレポート情報は他を圧倒している。企業(個別銘柄)、業界、テクニカル、クオンツ、ストラテジーと多彩なアナリストレポートは日ベース、週ベース、月ベースで続々掲載。経済情勢や相場環境、銘柄をジックリ調べたい向き、中長期的に投資を行う向きには有効なツールとなる。定番のネットトレードツールは、総合コースとダイレクトコース利用の「日興イージートレード」がある。取引手数料は、約定価格帯によって比較的割安で信用取引手数料は無料。積立投資は、投資信託に加え、株式でも可能で、独自サービスメニューの一つである金額・株数指定取引「キンカブ」は500円から毎月買い付けられる貯蓄型投資にお勧め。また、大手証券の強みである新規公開株式(IPO)の取扱数が多いことも同社の強み。主幹事証券が多いことから、IPOをブックビルディングの段階で手に入れたい人には口座開設メリットが大きい。
9 Comments on SMBC日興証券

株取引に対して全くの素人でしたが、売買代金がそんなに高くない銘柄でも、証券会社の窓口の方が丁寧に説明してくれました。実際の売買はパソコン上で行うのですが、その窓口でパソコンの苦手な私に非常に丁寧に教えてくれました。この接客態度に感動して安心感が出ました。また家に帰ってもサポートセンターがあるので安心でした。実際に電話で本当に基本的なことで質問しましたが、電話窓口の人が私と同じ画面をみながら説明してくれるので画面の内容が非常によくわかりました。この証券会社にして満足しています。

SMBC日興証券はIPOを拾いやすいです。理由はIPO主幹事の数とIPO取り扱いの数が多いからです。また口座に多く預けていると当選率も上がります。他にも国際キャンペーンがあり、金額に応じキャッシュバックされるケースがあります。国債の利回りやキャッシュバックを考えると銀行の定期貯金よりも良いです。国債なら安全ですから資金が多ければローリスクローリターンでもそれなりの利益が期待できます。あと信用取引については手数料が無料です。ですが普通の株取引の手数料はSBI等に比べると少し高いのが残念です。あとある程度大きな額を預けないと当社のありがたみを感じることが出来ません。

忙しいのはわかりますが とにかく電話の繋がりにくさを早くなんとかしてください。お願いします。待たされ過ぎて何度あきらめたかわかりません。ですがいいところもたくさんあって、会社が大きいからなのかはわかりませんが、新規上場の抽選等は数が多くて当たる確率が高いような気がしています。他の証券会社と比べて手数料は割高な感じはしますが、それだけの価値ありです。また、私が悪いのですが新規上場当選を訳あってキャンセルしたら、1ヶ月の出入り禁止になりました。自分の甘さを反省するいい機会になりました。

SMBC日興証券では、キンカブという少額でも株の買い付けができる少額投資で利用しています。ミニ株とは少し違い、単位未満株に関係なく自分の好きな金額を設定できるところがいいと思います。特にNISAなどの限度額が決まっている取引もギリギリの金額まで買い付けができるので、多額の投資はできないけれども、NISAの限度額は使いたい方には向いているのではないかと思います。私の場合はキンカブとIPO投資にも興味があり、SMBC日興証券を利用しています。SMBC日興証券はIPOの取り扱い数が多いのが魅力的だと思います。他の証券会社よりもIPO投資に挑戦できるチャンスが多いのがいいですよね。

SMBC日興証券を利用して良かったと思える点は、IPO(公募株式)に当選しやすかったことが挙げられます。この証券会社は、新規上場会社の主幹事証券を多数務めていますので、とくに主幹事案件の公募株式については当選しやすかったと思います。また、売買手数料の安さはインターネット専業証券と比較しても、かなり安い水準となっていますので満足できました。100万円分買っても手数料が800円台というのは安いです。一方悪かった点は、購入できる債券の種類の少なさです。債券購入を目的にして口座を開設しましたが、想像していたよりも種類が少なくて残念でした。

SMBC日興証券の良かった点は、ダイレクトコース(日興イージートレード)で取引をすれば手数料が非常に安くなります。また情報力が他社と比べて強いです。週末に発信される「Weekly Outlook」は投資情報がすごくわかりやすいので初心者にもお勧めです。その他では、信用取引が手数料無料です。悪かった点は、WEB取引の場合に株式売買で指値を行うと「今日中」か「今週中」の2択しかない点です。期間が短いのがやや不満に感じます。

SMBC日興証券は1年前にIPO応募のために口座を開設しました。1人1票の公平な抽選が行われるので、資金の少ない人にも当選する可能性が高いと聞きましたが、未だに当たったことがありません。無料セミナーを数多く実施していて、情報量が大変豊富です。私も情報収集のためによく参加しています。全国各地に支店があるので、直接質問することが出来てとても便利です。信用取引手数料が完全無料で、実際の資金の3倍まで取引が可能なのは嬉しい点です。悪かった点はNISA取引の手数料がかかってしまう所です。

相談しやすいようなシステムを採用しているところがよく、困ったときにメールなどで相談してみると、いい回答が返ってきました。取引の参考にできる情報も多くありますし、何よりも困っている時に早めに返してくれるような状態を作ってくれる良さがあります。若干気になっているのが、用意されているサービス自体が平凡なところです。他の会社は多くのサービスを用意して、取引を行いやすくしているようですが、この会社はそこまで多くなかったです。

20年以上前に国債の購入のため初めて証券会社に口座を持ちました。もともと株式をするつもりはなかったのですが、ちょうどこの頃オンライン取引を始めると数千円もらえるというキャンペーンをしていましたし、また結婚したばかりの旦那が株をしていたので私も始めることにしました。ただ手数料が当時まだ高く、長期保有目的で3社の株を買い、現在も保有しています。そのため、悪かった点といえば売買手数料がネット証券を比べて高かったことですが、現在はだいぶ安くなっていました。また勧誘の電話が年に3回ほどかかってきます。株式購入の誘いや、債券の案内など。そこがすこし煩わしいかなと思います。
SMBC日興証券の取扱商品
現物株式 | 単元未満株・端株 | 信用取引 | PTS | IPO |
---|---|---|---|---|
○ | ○ | ○ | - | ○ |
投資信託 | 公社債投信 | iDeCo | NISA | ファンドラップ |
○ | ○ | ○ | ○ | - |
債券 | 米国株式 | 中国株式 | その他外国株式 | 先物取引 |
○ | ○ | ○ | ○ | - |
オプション取引 | FX | CFD | 貴金属 | eワラント |
- | - | - | - | - |
SMBC日興証券の取引手数料(国内現物株式・税抜)
ダイレクトコース
約定金額 | 10万円 | 30万円 | 50万円 | 100万円 | 500万円 | 1000万円 |
---|---|---|---|---|---|---|
125円 | 250円 | 400円 | 800円 | 3000円 | 4500円 |
SMBC日興証券の取引手数料(信用取引・税抜)
信用取引にかかる費用には、取引手数料のほかに買方/売方金利や品貸料(逆日歩)、貸株料などが発生します。総合コース
約定金額 | 10万円 | 30万円 | 50万円 | 100万円 | 500万円 | 1000万円 |
---|---|---|---|---|---|---|
- | - | - | 0.4025% バンク&トレード:0.2875% | 0.2450%+2,800円 バンク&トレード:0.1750%+2000円 | 0.2100%+4550円 バンク&トレード:0.1500%+3250円 |
SMBC日興証券の取引手数料(その他の取引・税抜)
単元未満株・端株 | ミニ株 | 米国株式 | 中国株式 | その他外国株式 |
---|---|---|---|---|
- | 2000円未満:約定代金×2.484% 2000円以上:1約定あたり700円 | 売買代金の0.20% | 売買代金の0.125% | - |
ラップ口座 | 外国為替証拠金取引(FX) | CFD | 貴金属 | eワラント |
- | - | - | - | - |
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