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マネックス証券、SOR注文の取り扱いを開始

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株の教科書.com編集部
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マネックス証券では、国内株式の現物取引でより有利な条件での約定機会を提供するため、2019年6月15日から私設取引システム(PTS)やダークプールを注文の執行先に加えたスマート・オーダー・ルーティング(SOR)注文サービスを開始しました。

ネット証券の中でも珍しいSOR注文への対応により、取引にはどのようなメリットがあるのでしょうか。マネックス証券のSORの内容と、利用方法からその魅力を探ってみましょう。

マネックス証券のSOR

SOR注文とは、取引所だけではなくPTSやダークプールを注文の執行先に加えることで、投資家にとって有利な条件での約定が見込まれる執行先を判定して発注する注文方法です。

実際の注文では投資家側で特別な操作は必要なく、最良の条件で約定となる見込みの市場をシステムが自動判定して注文執行しています。

約定機会と価格改善機会の提供!

マネックス証券のSOR注文では、東京証券取引所(東証)とジャパンネクストが運営する私設取引システム(PTS)に加えて、特定の条件を満たすことで、ダークプールも含めた3市場での約定機会を提供します。

複雑な手続きは不要で簡単注文!

マネックス証券で証券総合取引口座を開設済みなら、初期設定ではSOR注文を指示する設定になっているので、SOR注文の複雑な手続きは必要ありません。発注時にチェックを外す操作がない限り、原則すべてSOR注文となります。

スタート信用含む信用取引口座またはオプション買建専用口座を含む先物オプション取引口座が開設済みであれば、SORの判定にダークプールも加わります。

価格改善効果は100%還元、月次評価レポートも公表!

SOR注文が約定すると、注文約定明細で価格改善効果が表示されます。改善効果があった場合はプラス(+)で、不利方向の価格効果はマイナス(-)でその内容が表示されます。SORでの価格改善効果はすべて還元されるので、価格改善のメリットを最大限受けることができます。

また、毎月価格改善の内容を第三者機関に委託・調査した統計レポートを発行することで、透明性の高いサービス提供に努めています。

SOR注文の利用方法と注文方法

SOR注文での注文は、注文時にSORのチェックをつけるだけでOK。初期表示ではSORのチェックがついているため、意識することなくSOR注文を利用できますが、市場を指定して注文するときにはチェックを外す必要があります。

また、SOR注文はウェブ取引画面やスマートフォン、マネックストレーダーなどが対応していますが、トレードステーションおよび電話注文等はSOR対象外となります。

まとめ

投資家にとってより有利な条件での注文約定が期待できるSOR注文は、ネット証券を中心に導入が進んでいるため、マネックス証券だけのサービスというわけではありません。しかし、取引内容の改善に効果が期待できるので、導入されたからには積極的に利用したいサービスと言えます。

ニュースリリース:https://info.monex.co.jp/news/2019/20190617_01.html
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