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GMOクリック証券、GMOあおぞらネット銀行との口座連携サービスを開始

株の教科書.com編集部
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GMOクリック証券では、GMOインターネットグループのインターネット銀行「GMOあおぞらネット銀行」との口座連携サービスを2018年7月17日から提供することを発表しました。これに合わせて、2018年8月3日からは銀行・証券の口座連携サービス「証券コネクト口座」の提供を予定しています。

今回の口座連携サービスにより、GMOクリック証券での取引はどのような点が変わるのかを見てみましょう。

新サービス「証券コネクト口座」の仕組み

証券コネクト口座は、GMOクリック証券の証券取引口座と連携するGMOあおぞらネット銀行の普通預金口座です。すでにGMOクリック証券とGMOあおぞらネット銀行の両方に口座開設済みであれば、証券コネクト口座サービスは無料で手軽に利用することができます。

証券コネクト口座の3つのポイント

証券コネクト口座に登録した状態でGMOクリック証券もしくはGMOあおぞらネット銀行のいずれかの口座にログインすると、もう一方の口座にはワンクリックで自動ログインできます。証券コネクト口座に預けられた資金は、IPO銘柄など一部銘柄を除くGMOクリック証券における買付余力として、自動的に反映されます。

GMOクリック証券で注文をすると、証券コネクト口座の資金から取引に必要な資金が拘束されて、注文約定日の大引け後に証券コネクト口座から証券取引口座に自動で振り替えられます。売却取引などにともなう売却代金は受渡日に自動的に証券コネクト口座に振り替えられるため、口座振替の手間なく証券コネクト口座の預金金利の優遇適用を受けることができます。

また、GMOあおぞらネット銀行の証券コネクト口座から普通預金口座へと振替・出金指示を出すことで、当日中の現金自動預払機(ATM)での引き出しも可能になります。ただし、信用取引口座を開設しているとコネクト自動出金を利用できないため、証券コネクト口座とGMOクリック証券の各商品の取引口座間では、手動での振替が必要となります。

信用取引のリスク管理をもっと便利に

信用取引口座を開設していると資金振替には対応していませんが、信用取引と証券コネクト口座の連携サービスとして、「信用保証金維持率リカバリー」が導入されます。

信用保証金維持率リカバリーでは、任意で「××パーセント以下に維持率が下がったら、〇〇パーセントまで回復させる」という設定をすることで、信用取引において追加保証金・不足金などが発生して期日までに解消されないときに、期日の大引け後に不足する資金を証券コネクト口座および普通預金口座からGMOクリック証券の証券取引口座へ振り替えます。

信用保証金維持率リカバリーは、信用取引口座および証券コネクト口座を開設されているトレーダーであれば、自由に設定することができます。

まとめ

楽天グループの楽天証券と楽天銀行の「マネーブリッジ」や、SBIグループのSBI証券と住信SBIネット銀行の「SBIハイブリッド預金」のように、ネット証券とネット銀行が提携したより有利なサービスの提供に踏みこんでいます。

今回のGMOクリック証券とGMOあおぞらネット銀行の提携は、これらに連なるサービスであり、さまざまなサービスとあわせてより利便性を向上させることが期待できそうです。

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