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丸井グループが証券事業に本格参入。注目の「tsumiki証券」の全貌は?

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株の教科書.com編集部
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2018年5月に発表された丸井グループの証券事業への参入ですが、2018年9月に積み立て投資専門の証券会社「tsumiki証券」として営業をはじめることが発表されました。これまでの証券会社にはないさまざまな特徴があるtsumiki証券は、どのような資産運用を目指しているのでしょうか。その内容を見てみましょう。

tsumiki証券でできること

積み立て投資に特化したサービスを提供するtsumiki証券では、つみたてNISAの対象である投資信託4本を、丸井グループの発行するクレジットカード「エポスカード」で購入できます。

投資金額は毎月3,000円から5万円の範囲内で、投資方法はエポスカードの1回払いとなります。また、積立金額や投資期間に応じて、エポスカードのポイントを付与することも発表されています。

対象となるのは4本の投資信託

サービス開始時点で購入できる投資信託は、コモンズ投信とセゾン投信、レオス・キャピタルワークスが手掛ける、4本の投資信託です。全て独立・直販のアクティブファンドですが、長期投資を考えるときには有力な選択肢となる投資信託が厳選されています。

NISA口座の取り扱いは不明瞭

積み立て投資に特化したサービスとするtsumiki証券ですが、リリースでは少額投資非課税制度(NISA)への対応は触れられていません。通常のNISAなら毎月購入金額の上限を購入しても限度額に収まりますが、2018年1月からはじまったつみたてNISAでは限度額を超えてしまうため、その扱いは気になるポイントです。

tsumiki証券で購入できる投資信託とその特徴

コモンズ投信「コモンズ30」

「コモンズ30ファンド」は、投資先は「真のグローバル企業」を中心に約30銘柄を厳選。双方的対話を重視した、企業価値の創造と共有を目指す、「日本株の長期集中投資ファンド」です。

» 長期投資をはじめるなら直販投信のコモンズ投信へ -「コモンズ30ファンド」

セゾン投信「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」

ローコスト・ハイクオリティ運用で定評のある運用会社バンガードのインデックスファンドに投資することで、比較的低コストの分散投資を実現。株式・債券に等分に投資することで、リスクを抑えながら安定したリターンを目指します。

» セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド|積立投資・つみたてNISA(積立NISA)ならセゾン投信

セゾン投信「セゾン資産形成の達人ファンド」

ファンドが投資対象とする株式市場の規模などを考慮しながら、それぞれの地域に強みを持ち、安全性や長期的な収益力を基準に、選別投資を行うファンドへ投資を行います。国内外の株式への分散投資が基本ですが、有望な投資先がないと判断したときには債券も投資対象に含まれます。

» セゾン資産形成の達人ファンド|積立投資・つみたてNISA(積立NISA)ならセゾン投信

レオス・キャピタルワークス「ひふみプラス」

ひふみ投信マザーファンドを通じて、国内外の上場株式を主要な投資対象とし、市場価値が割安と考えられる銘柄を選別して長期投資を目指します。実質的に信託財産の総額の50%までを株式以外への資産で保有できる仕組みにより、柔軟な運用を実現しているのが特徴です。

» ひふみプラス | レオス・キャピタルワークス

まとめ

tsumiki証券では、若年層をメインターゲットとして、10年後に顧客100万人、預かり資産残高1兆円を目指すという目標を掲げています。この目標が実現できるかは定かではありませんが、tsumiki証券がこれまでの証券会社にはないさまざまなサービスを提供していることは確かです。

今後のサービスの充実や取り扱い投資信託の増加なども含めて、丸井グループのtsumiki証券は注目の証券会社と言えそうです。

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