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東京証券取引所・マザーズ午後相場概況【2016年12月16日】

米国で金融株高 1ドル118円に円安進行

15日の米国市場では長期金利上昇を受けて金融株が買われ、NYダウは59ドル高の19,852ドルと反発した。消費者物価指数は市場予想通りだったが、NY連銀とフィラデルフィア連銀の各製造業景況指数と住宅市場指数が予想を上回ったことでドルが買われ、1ドル118円台に円安が進んだ。シカゴ日経平均先物は大証終値比150円高の19,440円となっており、本日の東京株式市場も金融セクターと輸出関連の動きが注目される。

東証寄り付き

日経平均は164円高 幅広い業種が上昇

寄り付きの日経平均は164円高の19,438円。米国株高と円安進展を受け幅広い業種が上昇している。三菱UFJFG(8306)を始めとした銀行株が高く、円安メリットで三菱自動車(7211)やマツダ(7261)といった自動車株も買われた。値上がり率上位にはコーセル(6905)や太陽誘電(6976)、ホシデン(6804)などの電子部品株が並んでいる。ガラス土石株や鉄鋼株も上昇。ただトヨタ(7203)はもみ合いとなっており、任天堂(7974)と東京海上(8766)が安い。

東証10時

日経平均は上げ一服 任天堂とDeNAが安い

日経平均は120円高の19,394円。週末要因で手仕舞い売りの動きが出ているほか、海外機関投資家のクリスマス休暇入りが増えることも警戒されて上げ幅を縮めている。米国半導体株価指数の上昇を受けて東京エレクトロン(8035)が買われ、円安メリットで電子部品株とJFE(5411)などの鉄鋼株も上昇している。メガバンクも堅調。一方、トヨタ(7203)は小幅安で東京海上(8766)が下げ幅を広げている。15日の「スーパーマリオラン」配信開始で目先の材料出尽くし感から任天堂(7974)が売買代金トップながら大幅安で、任天堂の提携先であるDeNA(2432)も売られている。マザーズ指数は軟調だが、ゲーム開発のアカツキ(3932)が人気化している。

東証前引け

日経平均9日続伸 値上り1200銘柄超

日経平均 前日比131.82円高の19,405.61円

TOPIX  前日比7.82ポイント高の1,550.54ポイント

日経平均は9日続伸。米国株高と118円台への円安進行を受けて一段高でスタート。その後は週末とあって買い手控えられて伸び悩む展開となったが東証1部の値上がりは1200銘柄超に。メガバンクや信越化学(4063)、東京エレクトロン(8035)といった半導体関連株が高い。生保のT&D(8795)ホールディングスが1月の年初来高値を更新した。自動車、金融株も総じて高いが、トヨタ(7203)や東京海上(8766)など主力株の一角が個別に売られて下げている。マザーズ指数は続落、ジャスダック平均は続伸。

東証後場寄り

日経平均は111円高 半導体高く、任天堂下げる

日経平均は111円高の19,385円。メガバンクは上げ幅を縮めたものの引き続き堅調で、三井住友トラストHD(8309)は15日にみずほ証券が目標株価を引き上げたことが支援材料となり一段高。東京電力(9501)が反発し、東京エレクトロン(8035)やSUMCO(3436)など半導体関連が高値圏で推移している。一方、為替相場が1ドル=118円台の円安で推移したものの、富士通(6702)とパナソニック(6752)は売りが先行して軟調。売買代金上位では目先の材料出尽くし感から任天堂(7974)とDeNA(2432)の下げが目立つ。

東証2時

日経平均は堅調持続、インバウンド関連にも食指

日経平均は19,400円近辺で堅調な展開を持続している。みずほFG(8411)が高値圏で推移するなどメガバンクが買われている。引き続き東京エレクトロン(8035)やSUMCO(3436)といった半導体関連も高い。円安を受けて、インバウンド関連のコーセー(4922)やホテル運営の共立メンテナンス(9616)も物色され上昇している。一方、業績下方修正がネガティブ視されたシリコンスタジオ(3907)や、リンコー(9355)、東海運(9380)といったロシア関連材料株の下げがきつい。

東証大引け

日経平均は127円高の19,401円で9日続伸

大引けの日経平均は9日続伸となり前日比127円高の19,401円。1ドル118円台に進んだ円安を好感して高寄りし、その後も堅調に推移。東証1部売買代金は2兆9000億円と前日を上回った。米国金融株高の流れを引き継ぎ、三菱UFJFG(8306)を始めとした銀行株が上昇し、円安による収益改善期待で太陽誘電(6976)やホシデン(6804)といった電子部品株が物色された。一方、任天堂(7974)とDeNA(2432)は15日の「スーパーマリオラン」の配信を開始で、目先の材料出尽く感から売られた。東京海上(8766)が安く、ソフトバンク(9984)も小幅安で、トヨタ(7203)も軟化している。ジャスダック平均は続伸したが、マザーズ指数は続落。

おわりに

日経平均連騰、同業種内で株価強弱感も

日経平均 前日比127.36円高の19,401.15円

TOPIX  前日比7.95ポイント高の1,550.67ポイント

米国株高と為替の円安進行を受けて日経平均は9日続伸。日経平均の連騰記録としては昨年5月15日から6月1日の12連騰があるが、それに続く記録となっている。日中は高値19,439円、安値19360円の狭いレンジでの値動き。「伸び悩み」こそすれ「下押さない」という相場の強さが注目された。富士通(6702)、トヨタ(7203)、東京海上(8766)が小幅安で、日立(6501)、富士重工(7270)、第一生命(8750)が堅調と、同業種内で機関投資家の銘柄入れ替えが行われたかのような動きが展開された。来週からは海外機関投資の一部がクリスマス休暇に入り、次第に市場エネルギーが減退に向かう可能性がある。通常ならば小型株の活躍が目立つ時期だが、マザーズ指数は3日続落とこの日はまだ沈黙。来週の物色の方向性は読みにくいものとなっている。

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