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日経平均2万円台回復の全面高 円安と米株高が後押し【2017年9月19日】

2017年9月19日東証相場概況

日経平均は大幅高で一気に8月7日以来の2万円大台を回復した。三連休中に急浮上した解散総選挙による変化期待に加えて、NYダウは18日にかけて6日続伸し最高値を更新。日本時間で今晩からのFOMC(米連邦公開市場委員会)開催を控えて金融株が買われ。為替も111円台半ばの7月下旬以来の水準に円安が進行したことが買い材料。北朝鮮問題が一服する中で、東京株式市場は全面高となった。日経平均は一時6月20日年初来高値20,318.11円にあと5円程度に迫った。

売買代金上位では、任天堂(7974)が株価4万円乗せ。三菱UFJFG(8306)などメガバンクや金融株、トヨタ(7203)、ソニー(6758)など優良株、ソフトバンク(9984)などが一斉高となった。特に、第一生命(8750)、SOMPO(8630)など生・損保の上げが目立つ。個別ではEV関連、電磁パルス対策関連の岡谷電気(6926)が高い。なかで、第2四半期業績報道が嫌気されたニトリ(9843)、防衛関連の石川製作所(6208)が安い。東証2部ではFDK(6955)、日本鋳造(5609)の株価低位銘柄が値を飛ばし、東芝(6502)は売り買い交錯。

東証1部の全面高を受けてマザーズ指数は3日続伸、ジャスダック平均は続伸で連日の年初来高値更新。マザーズではゲームのドリコム(3793)、仮想通貨のメタップス(6172)が高人気。ウォンテッドリー(3991)はストップ高。ジャスダックでは明豊エンタープライズ(8927)が出来高を伴って一時ストップ高。昭和真空(6304)が値を飛ばしている。

注目銘柄動向

任天堂(7974)

東証1部
40950円+2700円

任天堂(7974)が寄付き後も買い進まれて前場の10時21分頃に2008年10月15日以来の株価40,000円台に乗せた。売台代金は2500億円(15日は720億円強)を突破した。外資系証券のクレディ・スイスが15日付で投資判断をニュートラルからオーバーウェイトに引き上げ、目標株価も40,000円から55,000円に引き上げたことが直接的な手掛かりになった。21日から開催の東京ゲームショウに任天堂は出展しないが、ゲーム関連株への関心の高まりは同社にとってプラスに働く。

イムラ封筒(3955)

東証2部
629円+100円ストップ高

イムラ封筒(3955)が買い気配で推移し、ストップ高比例配分となった。28日召集の臨時国会の冒頭で解散、10月10日に公示。22日に投開票という解散総選挙スケジュールが急浮上。選挙活動用の封筒などで実績がある「選挙関連」銘柄として人気化。選挙関連の代表格であるジャスダックのムサシ(7521)、フラップジャパン(2449)なども一段高。

幼児活動研究会(2152)

ジャスダック
1763円+273円

幼児活動研究会(2152)が大幅高に買われ、8月31日の年初来高値1580円を更新した。衆議院の解散総選挙報道を受けて、その大義名分を「2019年10月の消費増税引き上げ分を教育無償化、社会保障制度の見直しに充当を党公約に」と報じられたことが手掛かり。幼児教育や保育の無償化への政策期待からJPホールディングス(2749)、パイプドHD(3919)などとともに思惑買いを呼び込んだ。

主要株価指数

大引け 前日比
日経平均(円) 20,299.38 +389.88
東証株価指数(TOPIX)(ポイント) 1,667.88 +28.94
マザーズ(ポイント) 1,065.32 +18.12
ジャスダック平均(円) 3,536.92 +39.77

ランキング情報

東証1部株価上昇率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(1000株)
1 岡谷電機産業 6926 564 +80 2,179.3
2 ヨシムラ・フード 2884 4485 +580 184.5
3 旭ダイヤモンド工業 6140 1132 +133 2,421.6
4 enish 3667 2500 +269 2,576.4
5 双信電機 6938 420 +41 767.9

東証1部株価下落率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(1000株)
1 キムラタン 8107 6 -1 49,083.0
2 石川製作所 6208 2109 -161 1,388.8
3 日本ライフライン 7575 5680 -400 1,175.6
4 ダイダン 1980 1353 -77 178.0
5 GSIクレオス 8101 211 -12 15,320.0

東証1部売買代金トップ5

順位 銘柄 コード 売買代金(百万円)
1 任天堂 7974 250,255
2 トヨタ自動車 7203 69,505
3 三菱UFJFG 8306 67,999
4 ソフトバンクグループ 9984 55,998
5 三井住友FG 8316 38,043

おわりに:20日のNY証取に安倍首相立つ

民主党政権時の野田前首相から11月14日の党首討論で衆院解散に踏み切る意向を現在の安倍首相が引き出してから4年10カ月。急転直下、青天の霹靂(へきれき)となった解散総選挙報道。北朝鮮情勢がうやむやになっているなかで「総選挙は(政策期待で)買い」という相場ジンクス通りの全面高となった。国連総会出席のために訪米した安倍首相。20日の国連総会演説、21日の日米首脳会談が報じられているが、実は20日に安倍首相はNY証券取引所で日本経済に関するスピーチを行う。今でも記憶に新しい4年前の9月25日に安倍首相はNY証券取引所で「バイ・マイ・アベノミクス」の公演を行った。その評価はさまざまだが、2013年9月25日の日経平均は14,620.53円。ここから日経平均は年末16,320円まで11%上昇した。

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