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日経平均は反発も上値重い【2017年9月7日】

2017年9月7日東証相場概況

東証相場概況 ■日経平均は反発も上値重い

7日の東京株式市場では日経平均が4日ぶりに反発、TOPIXは続伸となった。昨晩の米国市場が上昇したことに加え、109円台に戻したドル円相場が支えとなった。ただ、日経平均は寄り付き直後につけた19,482円(124円高)を高値にその後は上げ幅を縮小する動きに。北朝鮮の建国記念日を9日に控え、欧州中央銀行(ECB)理事会とドラギ総裁の会見が今晩予定されていることもあり、積極的に買い進む動きは乏しい。東証1部の出来高、売買代金はともに前日を下回り、物色の中心は主力大型株ではなく、中小型株との流れが続いている。

業種別指数ではパルプ・紙、機械、金属製品、ゴム製品、輸送用機器などが堅調で、半面、保険業が安く、海運や情報・通信、不動産がマイナス。阿波製紙(3896)の上昇がパルプ・紙の上昇をけん引。

その他、売買代金トップの任天堂(7974)、2位のソフトバンクグループ(9984)がともに4日続落、三井住友フィナンシャルグループ(8316)や村田製作所(6981)、NTT(9432)などもさえない。一方、トヨタ自動車(7203)や日産自動車(7201)などは反発し、安永(7271)がストップ高。東京エレクトロン(8035)やキーエンス(6861)なども買われた。日経平均への採用で昨日物色されたリクルートホールディングス(6098)はほぼ変わらずで、日本郵政(6178)は1.8%高となった。

新興市場ではマザーズ指数が反落、日経ジャスダック平均が続伸。マザーズではアクアライン(6173)が値上がり率トップ、エンバイオ・ホールディングス(6092)が大きく売られている。8月末に新規上場したUUUM(3990)の軟調推移が続いており、初値6,700円の3割安となる4,670円で本日の取引を終えている。

注目銘柄動向

モリテックスチール(5986)

東証1部
405円 +80円

モリテックスチール(5986)が後場に入り急騰、ストップ高(405円)となった。出来高も前日の50倍近くに膨らんだ。地政学リスクが意識される中、後場に入り日経平均が上げ幅を縮小すると、前日年初来高値にあと2円に迫っていた同社へ買いが向かった。自動車向けがEV/PHV用充電スタンドなどを手掛けており、電気自動車(EV)関連との材料も有する。

ハピネット(7552)

東証1部
1,718円 -13円

玩具卸のハピネット(7552)が5日続落となった。昨日に続き一時1,700円を割り込む場面も。重荷となったのは米玩具販売大手のトイザらスが破産手続きを検討していると複数報じられたこと。子会社である日本トイザらスへの影響が警戒された。なお、同社は8月9日に2018年3月期第1四半期決算を発表、大幅増益となり、純利益は1億7,700万円と前年同期の2,600万円の赤字から黒字転換を達成していた。

セグエグループ(3968)

ジャスダック
4,365円 +340円

セキュリティ関連のセグエグループ(3968)が4営業日ぶりに反発、一時9.6%の上昇となった。6日届出の大量保有報告書で国内の独立系資産運用会社レオス・キャピタルワークスが6%超を保有していることが明らかとなり、材料視されたようだ。同じく芝浦電子(6957・JQ)の5%長の保有も明らかとなっており、同社も一時4.8%高に買われた。

主要株価指数

大引け 前日比
日経平均(円) 19,396.52 +38.55
東証株価指数(TOPIX)(ポイント) 1,598.24 +6.24
マザーズ(ポイント) 1,014.88 -15.02
ジャスダック平均(円) 3,384.70 +21.44

ランキング情報

東証1部株価上昇率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(1000株)
1 モリテック スチール 5986 405 +80 6,227.5
2 オリジン電気 6513 410 +80 1,397.0
3 安永 7271 2,712 +500 8,867.9
4 三井ハイテック 6966 2,285 +400 2,787.1
5 ぴあ 4337 4,685 +355 57.6

東証1部株価下落率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(1000株)
1 ボルテージ 3639 1,235 -94 1,651.1
2 ランド 8918 16 -1 5,649.0
3 ジョイフル本田 3191 2,821 -172 275.3
4 大阪ソーダ 4046 532 -31 1,035.0
5 鳥貴族 3193 2,684.0 -150.0 379.5

東証1部売買代金トップ5

順位 銘柄 コード 売買代金(百万円)
1 任天堂 7974 56,400
2 ソフトバンクグループ 9984 35,874
3 トヨタ自動車 7203 35,424
4 三菱UFJフィナンシャル・グループ 8306 28,452
5 リクルートホールディングス 6098 26,001

おわりに:石川製作所は反落

防衛関連として人気化している石川製作所(6208)がこの日は反落となった。昨日までの7営業日で1.6倍に買われており、さすがに上昇一服。同じく人気化している細谷火工(4274)が一足早く昨日反落していたことも重荷に。一方、防衛関連としてこの日堅調に推移した銘柄は豊和工業(6203)、小松製作所(6301)、島津製作所(7701)、櫻護謨(5189・東2)など。

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