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8月14~16日の相場概況

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8月14日(月)

日経平均 19,53.107円-192.64円

日経平均は米国と北朝鮮の緊張悪化を嫌気して4日続落。為替が109円台前半まで円高に振れたことも売り材料として働いた。一時243.26円安の19,400円台まで日経平均は寄り付き後に下落したものの、朝方寄り付き前に発表された2017年4-6月期国内総生産(GDP)速報値は前期比1.0%増と事前予想よりも良かったことが、相場の下支え要因となりもみ合いとなった。

長期金金利低下を受けてメガバンク、保険株など金融株が下げ、任天堂(7974)、トヨタ(7203)、ソフトバンク(9984)と主力株も軒並み安。前週買われた新日鉄住金(5401)が5日ぶりに反落するなど大手鉄鋼株に売りが目立った。なかで、決算を好感してリクルート(6098)が逆行高、信越化学(4063)、SUMCO(3436)、東京エレクトロン(8035)など前週調整していた半導体関連も買い戻され高い。個別では、石川製作所(6208)がストップ高、東京計器(7721)が急伸するなど防衛関連株に高い銘柄が目立った。

ジャスダック平均、マザーズ指数も安い。ジャスダックでは後場の場中に今12月期業績を増額修正したゲーム開発のアエリア(3758)がストップ高となり、売買代金は110億円超のトップで、3日続伸で同2位となった日本マクドナルド(2702)に3倍超の差をつける人気となった。マザーズではゲームのアカツキ(3932)が決算を好感して1万円大台を回復。対象的にバイオのそーせい(4565)が一時、昨年2月10日以来となる1万円割れに売られた。

なお、北朝鮮では15日に祖国解放記念日、25日に先軍節(故・金正日が先軍政治を始めた日)を控えている。

8月15日(火)

日経平均 19,753.31円+216.21円

日経平均は5日ぶりに急反発して前日の下げ分を取り戻した。東証株価指数(TOPIX)やジャスダック平均など主要指数も一斉高。米朝鮮関係の緊張緩和期待から欧米株が上昇したことを受けて朝方から買い物先行でスタート。為替も一時1週間ぶりの円安水準である110円40銭台となったこともプラス材料に働いた。

三菱UFJFG(8306)などメガバンク、トヨタ(7203)など自動車、ソニー(6758)、東京エレクトロン(8035)など国際優良株が買われ、任天堂(7974)、ソフトバンク(9984)も上昇し、売買代金上位銘柄は軒並み高。東証1部の値上がり銘柄数は1500を突破した。なかで、信越化学(4063)、コマツ(6301)、出光興産(5019)は小安い。後場に入っては、21日からの米韓合同軍事演習を控え、積極的な上値買いが見られず模様眺めムードに転じた。個別では、14日発表の決算が好感された富士フイルム(4901)が急騰、LITALICO(6187)も前日発表の決算を手掛かりに高い。証券会社が投資判断・目標株価を引き上げたホシデン(6804)、昭和電工(4004)、セイコーエプソン(6724)、SMC(6273)の上げも目立つ。前日急騰の石川製作所(6208)は反落し東証1部値下がり率トップ。

東証2部では東芝(6502)が賑わい反発、リミックスポイント(3825)も買われた。ジャスダックではアエリア(3758)が反落しオンキヨー(6628)、ラクオリア製薬(4579)が買われた。マザーズでは、前日逆光高したアカツキ(3932)が反落したものの、インフォテリア(3624)とアクセルマーク(3624)が買い直された。10日にIPOしたトランザス(6696)も切り返した。

8月16日(水)

日経平均 19,729.28円-24.03円

日経平均は小反落した。NYダウ、為替ともに小動きで米朝関係に新たな動きが無かったことから、買い手掛がかり難の中で方向性を見失った動き。前日の終値を挟んで推移した日経平均の上下幅は57円の狭いレンジでの動きにとどまった。トヨタ(7203)が終日軟調に推移し、ソフトバンク(9984)も上値が重く小安い。フォーストリテイリング(9983)、ファナック(6954)、東京エレクトロン(8035)の優良株も調整した。メガバンクは高安マチマチ。一方、ソニー(6758)、アルプス電気(6770)、セコム(9735)、リクルート(6098)などが売り物薄のなか上昇。任天堂(7974)も小幅高。売買代金上位銘柄は値上がり銘柄の方が数では優勢となっている。

個別では、15日に2部から1部指定となったペッパーフード(3053)が月次売上高動向を好感して一時ストップ高。ゲームの好業績株であるKLab(3656)も上値を買う動きがあり6日続伸。前引け後に材料が出たenish(3667)も後場に急騰とゲーム株の一角に高い銘柄が目立った。2部ではリミックスポイント(3825)が6日続伸、リチウムイオン電池関連のテクノスマート(6246)が7月の年初来高値1565円を大きく更新した。

一方、ジャスダック平均、マザーズ指数ともに続伸。特にマザーズ指数の上昇が目立つ。売買代金トップのインフォテリア(3853)のほか、サイバーステップ(3810)がストップ高、アカツキ(3902)も一段高。中村超硬(6166)も値を飛ばすなど、売買代金上位銘柄が軒並み高となった。

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