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日経平均は久々の続伸 UUUMは初値後に波乱【2017年8月31日】

2017年8月31日東証相場概況

一時110円台中盤に進んだ円安を好感して日経平均は続伸。NYダウは、8月ADP雇用統計と4-6月期国内総生産(GDP)改定値がそれぞれ予想を上振れたことから大幅高となったこともプラス材料に働いた。日経平均の続伸は8月1-2日以来。メガバンク、トヨタ(7203)、ソフトバンク(9984)、ソニー(6758)の売買代金上位銘柄は総じて高い。英製薬会社※のアストラゼネカに買収提案を受けていたと報じられた第一三共(4568)が後場に急伸、富士写真(4901)、ルネサス(6723)が買われた。個別では材料が浮上したスターティア(3393)、クラウディア(3607)がストップ高。中でも、KLab(3656)とダイフク(6383)は、利益確定売りが先行して下げた。今週急騰したオープンドア(3926)、ペッパーフード(3053)も安い。
東証2部では、FDK(6955)、黒谷(3168)など材料株が幅広く買われた。なかで、この日取締役会を開催し半導体事業の売却先を議論した東芝(6502)は、米WDとの独占交渉権を見送り、3陣営との交渉継続を決定。事業売却は9月以降にずれ込む見通しとなった。株価は小動き。
 日経平均の上昇を受けて、ジャスダック平均、マザーズ指数とも上昇。なかでジャスダック平均は8連騰。「導電性微粒子および導電性微粒子の製造方法」の特許取得を24日に発表する前後から人気化の山王(3441)が一段高。アエリア(3758)、田中化学研究所(4080)等の人気が持続した。
 前日のIPOで初値持ち越しとなっていたマザーズのUUUM(3990)は公開価格2050円に対して約3.2倍の6700円初値を前場中盤につけた。後場に入ると6020円まで一時急落するなど波乱の展開となった。

注目銘柄動向

スターティア(3393)

東証1部
732円+100円

スターティア(3393)が寄り付き後にストップ高に買い上げられた。スターティア<3393>は30日、世界初の試みとなる、ドラゴンボールのファンランイベント「ドラゴンボールラン」で、同社の子会社スターティアラボのARアプリ『COCOAR2』(ココアル)が活用されると発表したことが刺激材料。ドラゴンボールランは、9月10日に東京・幕張海浜公園、9月23日には愛知・常滑りんくうビーチで開催される予定。バンダイナムコHD(7832)の4-6月期キャラクター別売上高で、万年一位の「ガンダム」をドラゴンボールが抜いたことも話題に。ドラゴンボールのスマホゲームを商品化しているマザーズのアカツキ(3932)も高い。

クラウディア(3607)

東証1部
848円+116円

ウエディングドレスメーカーのクラウディア(3607)が一時連続ストップ高に急騰した。東証1部の株価上昇率トップ。30日にウォルト・ディズニー・ジャパンとライセンス契約を締結し、ディズニー公認のウエディングドレス発表 「美女と野獣」「シンデレラ」「白雪姫」など6作品、ドレス全28種類を11月から予約を開始すると発表したことが材料に。話題性は十分で結婚式場運営などでの相乗効果が期待される。ただ、大引けてかけては前日にストップ高を嫌気して売り物が出た。

富士通コンポーネント(6719)

東証2部
1003円+150円

富士通コンポーネント(6719)が連続ストップ高。2008年7月以来、約9年ぶりの株価4桁乗せ。
電気回路制御リレーを手掛けており、値動きが軽い電気自動車(EV)関連株として人気が継続している。同じEV関連で富士通(6702)が筆頭株主のFDK(6955)も急伸している。EV関連の物色テーマは具体的な材料が浮上しなくても蒸し返され続けている。また、富士通グルーブの再編思惑も働きやすい。

主要株価指数

大引け 前日比
日経平均(円) 19,646.24 +139.70
東証株価指数(TOPIX)(ポイント) 1617.41 +9.76
マザーズ(ポイント) 1,100.80 +4.73
ジャスダック平均(円) 3,447.28 +33.57

ランキング情報

東証1部株価上昇率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(1000株)
1 キムラタン 8107 7 +1 63,073.0
2 クラウディア 3607 848 +116 600.4
3 スターティア 3393 732 +100 260.5
4 ホソカワミクロン 6277 5570 +580 156.0
5 アグロカネショウ 4955 1810 +1888 36.7

東証1部株価下落率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(1000株)
1 ペッパーフード 3053 3335 -185 431.3
2 オープンドア 3926 4185 -215 118.3
3 KLab 3656 1928 -97 10,690.9
4 サニックス 4651 350 -17 2,962.0
5 住友理工 5191 1055 -50 329.5

東証1部売買代金トップ5

順位 銘柄 コード 出来高
1 三菱UFJFG 8306 49,662
2 任天堂 7974 41,078
3 ソフトバンクグループ 9984 33,272
4 三井住友FG 8316 29,141
5 ソニー 6758 26,699

おわりに:ジャスダック平均8連騰

ジャスダック平均が8連騰。今年2月10日から3月10日まで21連騰には及ばないものの、4月25日から5月10日に記録した9連騰に続く連騰記録となった、前日比の上昇率は1%と6月6日以来の上昇率だった。上瀬の円安―の反転でメガバンクを始めとする主力大型株が買い戻され、今までの相場習性ならば、中小型株から大型株に資金シフトが生じる環境だった。しかし、この日はそれが生じたというムードはなかった。売買代金が10億円を突破したのはマザーズで12銘柄、東証2部で7銘柄、ジャスダックでは19銘柄に達しており、個別株物色は活発だ。ちなみに東証1部では305銘柄。ジャスダックの時価総額上位銘柄でマクドナルド(2702)、ハーモニック(6324)などはやや小休止だが、セリア(2782)、エン・ジャパン(4849)、東映アニメ(4816)はまだまだ上昇波動を継続中だ。

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