初心者でも株の買い方がわかる!株の教科書.com

0

日経平均は円高嫌気し一段安 消費・金融関連が安い【2017年8月29日】

2017年8月29日東証相場概況

29日早朝の北朝鮮による弾道ミサイル発射を受けて為替が1ドル108円台に急伸。日経平均は終日マイナスゾーンで推移し、5月1日以来の安値水準で大引けた。前日比130円安の続落でスタートした日経平均はその後169円安まで下落したものの、その後は売買ともに模様眺めムードが強まりもみあい。後場寄りに、メガバンクやトヨタ(7203)など優良株の一角が買い先行で始まったものの、戻りは限定的。村田製作所(6981)、ファーストリテイリング(9983)、ソフトバンク(9984)、任天堂(7974)が下げ、売買代金上位銘柄は総じて安い。ローソン(2651)、ユニーファミマ(8028)といった消費関連、りそな(8308)、野村HD(8604)、東京海上(8766)などの金融。生損保に年初来安値更新が広がっている。

反面、ファナック(6954)、日立(6501)、安川電機(6506)などが逆行高。大成建設(1801)など大手ゼネコンの強調が目立ったのもこの日の特徴となっている。個別では石川製作所(6208)、豊和工業(6203)など防衛関連株が軒並み高。ただ、思惑買い一巡後は上げ幅を縮小している。フォスター電機(6794)、オープンドア(3926)が個別に買われている。2部では5連騰の黒谷(3168)が銅市況上昇を材料にストップ高。有機ELのケミプロ化成(4960)も高い。

日経平均の一段安を受けてマザーズ指数は6日ぶりの反落だが、ジャスダック平均は小幅ながら6日続伸。マザーズではアンジェス(4563)、そーせい(4565)など先駆バイオ関連が売られた。ジャスダックでは時価総額第2位の100円ショップのセリア(2782)が急伸し6月の年初来高値を更新している。

注目銘柄動向

フォスター電機(6794)

東証1部
2287円+154円

フォスター電機(6794)が急騰し1月大発会時の年初来高値2252円を更新した。米アップルが9月12日に新製品発表会とウォール・ストリート・ジャーナル電子版が28日に報道したことを受けて思惑買いが先行した。同社はアップルのスマホ用にヘッドセット部品を供給していることから、新製品登場による需要創出が期待されている。

デジタルアドベンチャー(4772)

マザーズ
786円+100円

デジタルアドベンチャー(4772)が朝方寄り付後に急騰し、ストップ高に貼り付いた。韓国の男性アイドルグループ「防弾少年団」の事務所社長とのツーショットを芸能プロデューサーの秋元康氏がネットにアップ。「防弾少年団」の日本でのマネジメントはデジタルアドベンチャーが手掛けており、秋元氏が関わる思惑が株価を刺激した。enish(3667)、ビーマップ(4316)、エムアップ(3661)、イグニス(3689)、ブランジスタ(6176)など秋元氏の名前が絡んだ銘柄は過去に急騰を演じている。

串かつ田中(3547)

マザーズ
5140円+205円

串かつ田中(3547)が続伸。再び5000円台に乗せてきた。鳥貴族(3193)が10月から全品280円から298円に引き上げると発表したことを受けて、串かつ1本100円から200円の同社に客増加が期待できるとの思惑が働いている。飲み物や一品料理はまだ鳥貴族のほうが格段に安いものの、プレミアムフライデーを利用したキャンペーンなどで6月、7月の既存店売り上げは前年同月比プラス。9月4日からは「くしの日」として串かつ全品108円のキャンペーンを14日まで開催する。

主要株価指数

大引け 前日比
日経平均(円) 19,362.55 -87.35
東証株価指数(TOPIX)(ポイント) 1,597.76 -2.36
マザーズ(ポイント) 1,093.31 -6.17
ジャスダック平均(円) 3,404.95 +8.19

ランキング情報

東証1部株価上昇率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(1000株)
1 ミライアル 4238 1442 +300 55.4
2 オープンドア 3926 4615 +345 119.7
3 西華産業 8061 524 +39 1,082.0
4 大紀アルミニウム 5702 831 +60 1,284.0
5 エスクロー 6093 3745 +265 366.8

東証1部株価下落率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(1000株)
1 クラウディア 3607 632 -43 102.6
2 東京個別指導学院 4745 1100 -55 196.4
3 ルック 8029 362 -18 8,300.0
4 ヤマトインター 8127 443 -22 262.9
5 関東電化工業 4047 1053 -52 903.5

東証1部売買代金トップ5

順位 銘柄 コード 出来高
1 任天堂 7974 59,389
2 ソフトバンクグループ 9984 30,637
3 三菱UFJFG 8306 31,450
4 KLab 3656 23,045
5 トヨタ自動車 7203 21,685

おわりに:IPOの超新星?

9月22日にマザーズに新規上場する東京大学発の人工知能(AI)ベンチャーであるPKSHA Technology(3993、パークシャテクノロジー)が上場前から話題を振りまいている。26日にトヨタ(7203)が上場に伴う新株売り出しを10億円程度(発行済み株式数の約4%)引き受ける形で出資と報じられた。自動運転やコネクテッドカーなどの研究開発で連携するとされたが、上場前にそれもトヨタの名前が出てくるのは異例中の異例。パークシャーは、技術顧問に東京大学で人工知能研究者として著名の松尾豊氏が名を連ねているほかインベスターズクラウド(1435)、ドコモ(9437)、LINE(3938)、ノーリツ鋼機(7744)の子会社と資本および業務提携している。国立研究開発法人科学技術振興機構および国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構が主催する「大学発ベンチャー表彰2017」では、文部科学大臣賞を受賞し8月31日にはその表彰式に出席する。当初は想定価格1690円で市場からの資金吸収額が約50億円とそこそこの規模感があったが、逆に「IPO抽選で当たる確率がある有望株」として前人気は「うなぎ上り」だ。

総合評価
(0)

証券会社を探そう!

免責事項

株の教科書.com(以下、当サイト)で提供している文章、画像、動画等のコンテンツ(以下、コンテンツ)は、作成時点で得られた情報を元に作成しております。その内容について作成時および未来において正確性、安全性は保証しておりません。

当サイトは投資に関する知識、技術情報の提供を目的としており、特定の銘柄、投資対象、投資行動、運用手法を奨励するものではありません。お客様ご自身の投資に関わる一切の行動につきましては、ご自身の責任の下でご判断ください。投資、資産運用によって発生した損益はお客様ご自身に帰属するものとし、当サイト掲載の情報に基いて発生した損害について一切の責任を負うものではありません。