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円高嫌気し日経平均急落 主力株は軒並み安【2017年8月10日】

2017年8月10日東証相場概況

日経平均は小幅ながら3日続落。朝方は好調な企業業績の発表が相次いでいることを受けて反発して始まったものの、買いが続かずジリ安の展開となった。三連休を控えるなか、北朝鮮動向など不透明要因が警戒され、機関投資家は持ち高整理、個人投資家はキャッシュポジションを高める換金売りのニーズが後場に強まった。ソフトバンク(9984)が朝高からマイナスに転じ、ソニー(6758)、KDDI(9433)も売られた。メガバンクも終日マイナスゾーンで推移し、任天堂(7974)も軟調。ルック(8029)も週末特有の手じまい売りを浴びて急落した。電通(4324)、すかいらーく(3197)、DeNA(2432)の下げも目立つ。

反面、トヨタ(7203)が終日ブラスゾーンで推移する堅調ぶりを発揮。業績好感の資生堂(4911)、アルバック(6728)、三井金属(5706)が値を飛ばした。売買代金上位銘柄は高安マチマチ。 個別では、地政学リスクの高まりから石川製作所(6208)が思惑買いされて高い。2部ではペッパーフードサービス(3053)と東芝(6502)が小幅ながら4日続伸。

三連休を控えてマザーズ、ジャスダックも換金売りが広がり、両指数とも下げた。ジャスダックでは決算を好感した日本マクドナルド(2702)とエンジャパン(4849)が値を飛ばし、売買代金トップと2位に急浮上した。マザーズではインフォテリア(3853)が後場に入っての決算発表を手掛かりに急伸したのが目立つ。

注目銘柄動向

ニチリン(5184)

東証2部
3085円+504円

独立系自動車用ホースの大手であるニチリン(5184)が7日続伸。ストップ高をマークした。9日大引け後の今12月期第2四半期(1-6月)決算と同時に発表した通期業績予想の上方修正が好感された。通期の売上高は540億円から567億円(前期比11.2%増)、営業利益は66億円から83億円(同25.4%増)に引き上げられた。日本および北米でのロボット化による合理化投資などから生産性改善、原価低減が図られたことが、収益に貢献した。株価は上場来高値更新で売り物が薄く、値動きが軽くなっている。

アルバック(6728)

東証1部
6060円+490円

アルバック(6728)が急反発し6月6日年初来高値6440円に接近。売買代金ランキングの上位に登場している。9日大引け後に発表した2017年6月期決算で、今6月期は売上高2390億円(前期比3.1%増)、営業利益310億円(同5.2%増)と堅調な見通しを発表。前6月期は営業利益295億円(前期比65%増)とFPD、PV製造装置やメモリ向けスパッタリング装置、自然酸化膜除去装置で拡大しており、買い安心感と増額期待が働いた。また、決算と同時に2020年6月期に売上高2500億円、営業利益350億円目標の中期経営計画を発表している。

長野計器(7715)

東証2部
902円+127円

長野計器(7715)が一時ストップ高で東証1部の株価上昇率トップに。9日大引け後に発表された今3月期第2四半期(4-9月)と通期業績予想の上方修正が好感された。通期営業利益は16億3000万円から23億2300万円(前期比25.5%増)に増額され、減益予想から一転して営業増益見通しになった。半導体業界向け製品、建設機械向け製品の販売増加が寄与した。

主要株価指数

大引け 前日比
日経平均(円) 19,729.74 -8.97
東証株価指数(TOPIX)(ポイント) 1,617.25 -0.654
マザーズ(ポイント) 1,078.19 -11.81
ジャスダック平均(円) 3,306.54 -18.06

ランキング情報

東証1部株価上昇率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(1000株)
1 長野計器 7715 902 +127 1,224.8
2 資生堂 4911 4420 +535 7,097.4
3 石川製作所 6208 1425 +164 4,369.0
4 イチケン 1847 467 +53 1,554.0
5 リゾートトラスト 4681 2240 +241 2,771.3

東証1部株価下落率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(1000株)
1 フリュー 6238 1067 -204 548.2
2 ミツバ 7280 1593 -305 597.4
3 スノーピーク 7816 2730 -505 334.3
4 オプトホールディング 2389 1161 -181 1,275.4
5 ルック 8029 363 -52 71,456.0

東証1部売買代金トップ5

順位 銘柄 コード 出来高
1 任天堂 7974 86,906
2 トヨタ自動車 7203 39,352
3 三菱UFJFG 8306 42,257
4 ソフトバンクグループ 9984 36,635
5 みずほFG 8411 33,247

おわりに:マック大復活

マックと言っても米アップルのPCではない。日本のハンバーガーチェーン、日本マクドナルドホールディングス(2702)だ。日本マクドナルドは9日に今12月期営業利益予想を前期比2.4倍に増額修正した。これを受けて、10日株価は前日比255円高の4880円の高値引けとなった。売買代金は74億円となり、ジャスダック市場のトップ、時価総額は6488億円と西武(9024)、東武(9001)クラスとなっている。

年初に3000円近辺だった株価は今年2月から上昇を開始しほぼ一本調子の上昇。新規上場した2001年につけた上場来高値5080円がいよいよ意識される。一時は株式売却先を探して折り合いがつかなかった銘柄。「逃した魚」ならぬ「逃したパテ」はあまりにも大きかった。

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