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日経平均2万円台回復 アップル決算でハイテク上昇【2017年8月3日】

2017年8月3日東証相場概況

日経平均は3日ぶりの反落。前日までの続伸で上昇したハイテク、優良株を中心に利益確定の売りが広がるとともに、為替の円高への懸念から輸出関連株も買いが手控えられ日経平均は一時2万円割れ。ただ、NYダウが7日続伸となったほか、好調な決算を発表する企業も多いことから後場は買い戻しも働き日経平均の下げも限定的となった。任天堂(7974)、ソフトバンク(9984)が反落し、トヨタ(7203)も軟調。メガバンクは売り買い交錯の展開となった。このほか、決算内容を嫌気したカシオ(6952)が急落し、アドバンテスト(6857)、東京エレクトロン(8035)など半導体関連も売りが先行した。売買代金上位は前日比マイナス銘柄が多い。

一方、好決算を発表し通期業績を増額した古河電気工業(5801)が一時ストップ高と上げが際立ち、荒川化学(4968)、JCU(4975)、ニチコン(6996)など好決算発表銘柄が株価上昇率の上位を占めた。キッコーマン(2801)も決算を好感して3日続伸。三菱商事(8058)や住友商事(8053)など大手商社もコンセンサス予想を上回る業績を発表し一段高となった。東証2部では株価低位のジャパンエンジン(6016)が一時ストップ高の高人気。東芝(6502)は続落。

日経平均が軟化したことを受けてジャスダック平均とマザーズ指数は反落した。ジャスダックでは、先駆していたアエリア(3758)とラクオリア創薬(4579)が売られ、日本ミクドナルド(2702)が3日続伸と堅調。マザーズではサーバーホスティングのASJ(2351)が、売買代金トップで一時ストップ高となったものの、その後は急速に上げ幅を縮めた。

注目銘柄動向

古河電気工業(5801)

東証1部
5650円+705円

古河電気工業(5801)が後場寄り後に前日比705円高の5650円に買い上げられてストップ高に貼り付いた。2日大引け後に発表した今3月期第1四半期(4-6月)経常利益は、年同期比2.4倍の100億円に急拡大したことが株価を刺激。北米を中心に光ファイバー需要が継続し、半導体製造用テープや銅箔(どうはく)も拡大したことが業績を押し上げた。通期の経常利益予想も375億円から435億円に増額修正している。

荒川化学工業(4968)

東証1部
2220円+254円

荒川化学工業(4968)が急騰し、3月10日の年初来高値2200円を更新した。2日大引け後に今3月期第1四半期(4-6月)業績を発表し、経常利益は前年同期比25.8%増の17億1000万円となったことを好感。第2四半期、通期予想は据え置いたものの、第2四半期経常利益の進捗(しんちょく)率は68%強で、上方修正期待が膨らんでいる。紙おむつの接着剤向け原料である水素化石油樹脂の販売が好調

ニチコン(6996)

マザーズ
1292円+78円

ニチコン(6996)が続伸し6月29日高値1268円を更新した。2日大引け後の第1四半期決算発表と同時に、今3月期通期の業績予想を上方修正したことが買い材料。営業利益は40億円から47億円、当期損益を16億4800万円の赤字から8億円の赤字に上方修正した。自動車向け製品およびインバーター・産機向け製品が好調。1300円台は2011年来の株価水準。

主要株価指数

大引け 前日比
日経平均(円) 20,029.26 -50.78
東証株価指数(TOPIX)(ポイント) 1,633.82 -0.56
マザーズ(ポイント) 1,110.25 -15.65
ジャスダック平均(円) 3,314.88 -11.41

ランキング情報

東証1部株価上昇率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(1000株)
1 イソライト工業 5358 507 +80 153.8
2 大阪工機 3173 998 +150 39.3
3 エムアップ 3661 2253 +315 6,759.2
4 古河電気工業 5801 5650 +705 3,404.6
5 荒川化学工業 4968 2220 +254 321.4

東証1部株価下落率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(1000株)
1 キムラタン 8107 6 -1 70,367.0
2 住友精化 4008 5060 -590 214.5
3 文化シヤッター 5930 878 -86 595.1
4 UACJ 5741 298 -29 15,198.0
5 協栄産業 6973 263 -25 1,341.0

東証1部売買代金トップ5

順位 銘柄 コード 出来高
1 任天堂 7974 83,904
2 トヨタ自動車 7203 34,027
3 ソフトバンクグループ 9984 32,070
4 三菱商事 8306 28,257
5 ソニー 6758 27,323

おわりに:光ファイバーも物色キーワード

3日の相場の主役は通期業績を増額修正した古河電気工業(5801)。約4000億円の時価総額を誇る銘柄のストップ高は1年間でまれだ。その業績をけん引したのが「光ファイバー」。欧米では通信量の増大により、光ファイバーの需要が増大しており、投信事業者だけでなく一般民間企業レベルでの増敷設のプロジェクトが進展している。光ファイバー関連は物色の裾野も広くテーマ人気に発展するケースもありそうだ。好決算で物色人気に湧いた三菱商事(8058)、住友商事(8053)、三井物産(8031)の三大商社も光ファイバー関連ともなる。一方、「有機EL」材料の好調を出掛かりに連続ストップ高の保土谷化学(4112)は一時売りを浴びて沈んだものの、すかさず買い直されて3日続伸している

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