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日経平均は小幅安 レナウンなど低位株人気【2017年7月25日】

2017年7月25日東証相場概況

日経平均は小幅ながら3日続落。朝方に小反発でスタートした日経平均は前引け前に為替の円高傾向をきっかけに前日比マイナス圏に転じた。日本時間で今晩からの連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて後場は見送りムードを強める展開となった。26日に決算発表を予定する任天堂(7974)が4日続落で下げ幅を拡大させたほか、昭和電工(4004)、enish(3667)、東芝(6502)が個別に売られた。三菱UFJFG(8306)などメガバンクを一金融株は朝高の後は軟調な展開。一方、レナウン(3606)、協栄産業(6973)など低位材料株の一角に資金が集まり、好決算の安川電機(6506)、インフルエンザ薬の治験に成功と発表した塩野義製薬(4507)などが個別に買われた。売買代金上位は値上がり銘柄と値下がり銘柄が拮抗(きっこう)した。東証2部でも篠崎屋(2926)、アルメディオ(7859)、日本タングステン(6998)といった株価300円台以下の低位株が人気化している。東証1部の出来高は13億株台に減少。

一方、ジャスダック平均は5日続伸、マザーズ指数は反発した。ただし、東証1部同様、出来高は前日に比べて両市場とも減少している。ジャスダックでは直近IPOのクロスフォー(7810)の人気が持続し、低位株のトレイダーズ(8704)とオンキヨー(6628)がにぎわった。マザーズではゲームのサイバーステップ(3810)と今3月期第1四半期決算が黒字転換したASJ(2351)が出来高を伴って急伸した。

注目銘柄動向

レナウン(3606)

東証1部
304円+80円

レナウン(3606)が6日続伸し、東証1部売買代金5位に浮上してきた。7月14日発表の今2月期第1四半期(3-5月)決算で経常利益が黒字化、四半期利益が3億1900万円と改善していることが確認されて以来、買い人気が継続している。売り残急増で信用の取組も厚みを増しており、信用倍率は1.7倍。日本証券金融(日証金)ベースでは株不足となってきており、踏み上げ相場的な色彩も濃くなってきた。

協栄産業(6973)

東証1部
1570円+189円

三菱電系の電子部品商社である協栄産業(6973)が5連騰。寄り付き直後から買い上げられて前場後半でストップ高に到達した。株価低位でPBR0.6倍と相場的な出遅れ感があることが相場の追い風となった。安川電機(6506)の人気化でロボット部品関連、ファクトリーオートメーション関連商社としての側面が意識されるとともに、リチウムイオン電池を手掛けていることも材料。ただ、具体的なニュースが出ているわけではなく、基本は特定資金の介入などの需給思惑がベース。

ブライトパス・バイオ(4594)

マザーズ
544円+19円

久留米大学発の創薬ベンチャーであるブライトパス・バイオ(4594)が急伸。24日大引け後に、iPS細胞由来の若返り抗原特異的T細胞に関する特許が国内で成立したと、共同研究先の東京大学と共同発表したことが手掛かり。今3月期営業・経常損益予想は20億円の赤字企業だけに、株価は不人気に放置されてきた。旧社名はグリーンペプタイド。

主要株価指数

大引け 前日比
日経平均(円) 19,955.20 -124.08
東証株価指数(TOPIX)(ポイント) 1,617.07 -4.50
マザーズ(ポイント) 1,187.07 +4.90
ジャスダック平均(円) 3,356.07 +15.96

ランキング情報

東証1部株価上昇率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(1000株)
1 協栄産業 6973 304 +80 17,492.0
2 新日本理化 4406 191 +27 7,793.1
3 ソルクシーズ 4284 885 +86 686.2
4 GMOクラウド 3788 4355 +415 331.1
5 セントケア 2374 1813 +154 126.2

東証1部株価下落率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(1000株)
1 タカタ 7312 22 -5 10,752.8
2 enish 3667 2886 -339 4,059.5
3 イーブック 3658 1134 -126 147.2
4 オービックビジネス 4733 5900 -440 101.4
5 サーラコーポレーション 3734 853 -62 307.3

東証1部売買代金トップ5

順位 銘柄 コード 出来高
1 任天堂 7974 111,100
2 ソフトバンクグループ 9984 38,964
3 トヨタ自動車 7203 34,355
4 三菱UFJFG 8306 24,964
5 JT 2914 17,695

おわりに:そろそろ相場の転機が接近か

明日26日は7月期権利付き最終売買日であるとともに、タカタ(7312)の最終売買日(上場廃止は27日付)。また、任天堂(7974)、日本電産(6594)、LINE(3938)という注目企業の決算発表がある。特に任天堂の決算は物色に大きな影響を与えてきそうなムード。東証1部の出来高が25日に13億3400万株(24日は15億6100万株)に減少しているが、例年の「夏枯れ相場」以上に見送りムードを強めてきた。しかし、明日を境に26日は実質8月相場入り、28日は一回目の決算発表ピークを迎えることで、相場的にも変化が出て来そうだ。

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