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日経平均2万円割れ 東芝が急騰【2017年7月18日】

2017年7月18日東証相場概況

後場に入り1ドル111円台に進んだ円高を嫌気して日経平均は7月7日以来の2万円大台割れに下げた。NYダウは前週末84ドル高、週明けは5営業日ぶり小反落の8ドル安と比較的堅調だったものの、安倍政権の支持率低下、日欧の金融政策決定会合を控えて買いが入りにくいなか、輸出関連株を中心に売り物が広がった。ファーストリテイリング(9983)、アステラス製薬(4503)など大手薬品株のほか、円高を嫌気するトヨタ(7203)、富士重工(7270)など自動車株やファナック(6954)、アルプス電気(6770)など国際優良株が安い。Klab(3656)、グリー(3632)の下げもキツイ。三菱地所(8802)が4月の年初来安値を割り込み、東京地裁が公募増資の差止請求を却下した出光興産(5019)の急落が目立つ。

その中で、ソフトバンク(9984)と東芝(6502)の逆行高が際立つ。ソフトバンクは孫社長と米著名投資家の会談が思惑材料として働き、東芝は米裁判所が半導体事業の売却差し止めの判断を先送りしたことから、買い戻しが急増した。このほか、朝安スタートの任天堂(7974)も切り返した。富士通(6702)は6月の年初来高値859円を更新した。2部市場ではラピーヌ(8143)とペッパーフード(3053)が急伸。

堅調スタートのジャスダック平均とマザーズ指数は日経平均の下げを嫌気して軟化した。ジャスダックではゲーム会社のIGポート(3791)が急騰、マザーズでは直近IPOのソウルドアウト(6553)が高人気。

注目銘柄動向

ソフトバンクグループ(9984)

東証1部
9145円+39円

ソフトバンクグループ(9984)が一段高で寄り付き3日続伸。16日付の日本経済新聞朝刊が、ソフトバンクの孫正義社長がバークシャー・ハザウェイ率いる米著名投資家のウォーレン・バフェット氏やリバティ・メディアのジョン・マローン会長と米携帯電話会社スプリントへの出資で協議と報道さけたことが思惑材料に働いた。バフェット氏はスプリントに約100億ドルから200億ドル程度の出資を検討していると伝えられた。ただ、会社側からのリリースは無く、朝方の買い一巡後は上げ幅を縮める展開となった。

Gunosy(6047)

マザーズ
2517円+215円

Gunosy(6047)が急反発した。14日大引け後に発表した2017年5月期営業利益はアクティブユーザー数の順調な積み上がりに加え、「ニュースパス」の収益化が寄与し、前期比2.7倍の15億2000万円で着地。また今5月期は前期比45.4%増の22億1000万円見込みとしたことを好感。同時に、情勢向け情報アプリである「LUCRA(ルクラ)」について、「ニュースパス」に続いてKDDI(9433)と業務提携すると発表したことも好感された。

ラピーヌ(8143)

東証2部
1097円+69円

前週末まで3日連続ストップ高を演じていた婦人アパレルを展開するラピーヌ(8143)が、この日も一段高に買われた。一時1449円まで上昇する場面があった。子会社が展開する婦人服・服飾雑貨小売店「ベルミラン」、セレクトシヨップ「スクラップブック」などが好調で第1四半期で営業黒字化。また、直営店舗数が6店舗増加しグループ全体で49店舗に拡大していることが評価されている。久々の人気相場で値動きが軽いことから。短期狙いの資金が継続流入している。

主要株価指数

大引け 前日比
日経平均(円) 19,999.91 -118.95
東証株価指数(TOPIX)(ポイント) 1,620.48 -5.00
マザーズ(ポイント) 1,171.37 -1.47
ジャスダック平均(円) 3,287.33 -8.16

ランキング情報

東証1部株価上昇率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(1000株)
1 ヨシムラ・フード 2884 3790 +700 510.7
2 東芝 6502 275.8 +44.2 128,177.0
3 北の達人 2930 1050 +150 1,232.5
4 前澤工業 6489 377 +49 3,470.0
5 パソナグループ 2168 1257 +161 1,327.6

東証1部株価下落率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(1000株)
1 タカタ 7312 52 -30 578.2
2 メディアドゥ 3678 2327 -467 1,180.7
3 エス・サイエンス 5721 137 -15 15,708.2
4 ヒト・コミュニケーションズ 3654 1847 -197 168.8
5 エンシュウ 6218 139 -11 6,499.0

東証1部売買代金トップ5

順位 銘柄 コード 出来高
1 任天堂 7974 90,300
2 ソフトバンクグループ 9984 41,402
3 トヨタ自動車 7203 40,894
4 三菱UFJフィナンシャル・グループ 8306 39,639
5 東芝 6502 34,111

おわりに:リチウムイオン静かに人気持続中

前週末14日に突如として浮上したリチウムイオン電池関連。派手さはないものの、戸田工業(4100)、田中化学研究所(4080)、古河電池(6937)などは18日の後場も上値を伺う動きをみせていた。電気自動車を含めて、これと言った決め手の手掛かり材料が浮上していない中で、独自の人気相場を描き始めた。ゲーム関連株人気が、やや息切れし始めただけに期待は増すところ。リチウムイオン電池関連で業績見通しがいいのが東証2部のテクノスマート(6246)。1200円台で株価は6月以降もんでいるが、動き出すならそろそろのタイミングとも見られている。

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