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日経平均 銀行株が上昇【2017年6月28日】

2017年6月28日東証相場概況

欧州株安に続き98ドル安と久々に下げ幅が広がったNYダウの下げを嫌気して日経平均は4日ぶり反落。為替が112円台前半と円高傾向に振れていることから買いも見送られている。後場は模様眺めムードが強まっていたものの、大引けにかけて現物株に売り物が先行してこの日の安値圏で引けた。

任天堂(7974)が反落し、キヤノン(7751)、東京エレクトロン(8035)、村田製作所(6981)といった国際優良株の一角が一段安。ソフトバンク(9984)は大引けにかけて値を崩した。ブイ・テクノロジー(7717)、芦森工業(3526)など先駆材料株の売りも膨らんだ。この日午前中から株主総会が始まった東芝(6502)は、朝方の買い戻し一巡後は再び軟化した。タカタ(7312)は77円安の33円まで売られる。
一方、米国長期金利上昇を受けて三菱UFJFG(8306)などメガバンクや新生銀行(8303)、りそなHD(8308)の銀行株が出来高を伴って上昇。個別では、みずほ証券が目標株価を970円に引き上げた三菱ケミカルHD(4188)が上昇、後場に入ってのenish(3667)とトランザクション(7818)の急騰も目立った。

日経平均とともに ジャスダック平均とマザーズ指数もともに下落。特にアカツキ(3932)、サイバーステップ(3810)などゲーム株の下げが厳しいマザーズ指数の下落が目立つ。前日にIPOしたFringe81(6550)も大幅安に売られた。

注目銘柄動向

トランザクション(7818)

東証1部
1288円+122円

トランザクション(7818)が後場に入り急騰し。3月30日年初来高値1240円を大きく更新した。JT(3914)の電子タバコ「Ploom TECH」を都内のベイプスタジオ3店舗で29日から取り扱い開始と28日の前場終了後に発表したことが材料。物色テーマ的には比較的新しい電子タバコ、禁煙関連テーマは材料出現による株価への感応度が高い。一時201円高の1367円まで急騰。

大光(3160)

東証1部
1149円+31円

中京地区で食品卸、食品スーパーを展開する大光(3160)が買われた。この日は1対2株の株主分割権利落ち日で27日終値2236円に対する権利落ち妥当値1118円を下回って寄付いたものの、その後は絵画先行してジリ高となった。同じく1対5株の株式分割権利を落としたNTTデータ(9613)も前日終値6380円から1200円台に株価水準を下げたが、後場に入っては買いが先行した。

児玉化学工業(4222)

東証2部
68円+1円

自動車部品、住宅設備向け成形樹脂加工大手の児玉化学工業(4222)が一時急伸。前日の10倍超の規模に当たる900万株超えの大商いとなった。三菱ケミカルHD(4188)系の企業だが、その三菱ケミカルが人気化したことで連想人気が高まった形。株価が2ケタの超低位で短期資金を呼び込みやすく、今3月期に4期ぶり経常黒字化見込みという点が追い風に働いた。しかし、一時18円高の85円まで上昇したものの、売りも多く大引けにかけては上げ幅を縮めた。

主要株価指数

大引け 前日比
日経平均(円) 20,130.41 -94.68
東証株価指数(TOPIX)(ポイント) 1,614.37 -4.65
マザーズ(ポイント) 1,166.51 -31.20
ジャスダック平均(円) 3,238.12 -35.10

ランキング情報

東証1部株価上昇率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(1000株)
1 enish 3667 2,870 +352 9,785.8
2 トランザクション 7818 1,288 +122 1,105.0
3 ヒマラヤ 7514 899 +66 248.1
4 三陽商会 8011 1,900 +120 176.2
5 新電元工業 6844 603 +34 1,541.0

東証1部株価下落率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(1000株)
1 タカタ 7312 35 -75 56,057.7
2 エムアップ 3661 1,929 -194 2,003.1
3 WDBホールディングス 2475 2,289 -174 202.2
4 レーザーテック 6920 1,606 -122 551.5
5 イー・ガーディアン 6050 2,186 -162 922.5

東証1部売買代金トップ5(売買代金:単位1000円)

順位 銘柄 コード 出来高
1 任天堂 7974 139,615
2 三菱UFJFG 8306 72,513
3 ソフトバンクグループ 9984 51,100
4 三井住友FG 8316 47,109
5 みずほFG 8411 39,531

おわりに:ゆうちょ銀行がジワリ浮上中

株価1300円台の日本郵政(6178)に対して、同1400円台のゆうちょ銀行(7182)。銀行株上昇の流れを受けてゆうちょ銀行は後場に入り一段高に買われ一時18円高の1438円まで上げた。今年3月の年初来高値1459円が再び意識されてきた。野村不動産(3231)の買収頓挫でミソがついた日本郵政と時価総額は逆転。三菱UFJFG(87306)に次ぐ金融株時価総額第2位の座についている。銀行株では意外なダークホースになりそうな気配が漂ってきた。

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