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日経平均は一時2万円を回復も、3日続落【2017年6月14日】

2017年6月14日東証相場概況

14日の東京株式市場では日経平均が朝方一時2万円を回復したものの、大引けにかけてマイナス圏に沈み3日続落となった。東証株価指数(TOPIX)は反落。前日13日の米国市場がハイテク株の持ち直しからNYダウ、S&P500が最高値を更新、ナスダック指数も3日ぶりに反発したことが好感され、ドル円は110円程度で落ち着いた推移となったが、連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちの状況で、イエレンFRB議長の会見などを控え積極的に上値を買い進む動きは乏しく、買いは続かなかった。東証1部の値上がり銘柄数は774、値下がり銘柄数は1,082。

業種別では、空運や陸運、電気ガス、水産農林などが堅調な一方、石油石炭や非鉄、保険、鉄鋼などがさえず。

個別銘柄ではソフトバンクグループ(9984)が3日続落で、9,000円割れ。株主総会を本日開催したトヨタ自動車(7203)もマイナスで、エムアップ(3661)が売られ、ゲーム関連のKLab(3656)も急落した。半面、「Switch」向けソフトの拡充を公表した任天堂(7974)が売買代金トップとなり、寄り付きから買い優勢の展開。自己株式の取得を発表した小野薬品工業(4528)も買われ、工作機械のエンシュウ(6218)と水晶デバイスの大真空(6962)はともにストップ高。業務提携の検討開始を発表したユニー・ファミリーマートホールディングス(8208)も買われた。

マザーズ指数と日経ジャスダック平均は引けにかげて上げ幅を縮小したものの、ともに続伸。マザーズではアンジェスMG(4563)の買いが続き、直近で大きく買われていたリミックスポイント(3825)は利食い売りに押された。記念配当から前日買われたジャスダックのセーラー広告(2156)も利食い売りに押された。

注目銘柄動向

ヤーマン(6630)

東証1部
8,870円 +1,500円

美容器具などを販売するヤーマン(6330)がストップ高、東証1部株価上昇率ランキング上位に登場。 8日の7,850円上場来高値を再び更新してきた。13日に発表した前2017年4月期経常利益は2016年4月期比3.5倍の35億3,000万円と変化率の高い伸長を見た。従来予想の28億3,000万円を上振れての着地となった今2018年4月期経常利益見込みは前期比3.2%増の36億4,000万円を掲げ、2期連続で過去最高益を更新するとした好調な業績が手掛かり材料となった。同時に、10月31日割り当てで1対10株の株式分割を実施すると発表したことも好感された。

ユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)

東証1部
6,300円 +220円

ユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)が急伸。7日に年初来安値5,940円をつけた後は6,000円を挟んでの往来相場となっていたが、ドンキホーテホールディングス(7532) との業務提携の検討開始が株価を刺激した。ドンキホーテは首都圏中心にディスカウント業態、ユニー・ファミリーマートは中部圏でスーパー、全国規模でコンビニと競合関係が比較的に薄く、補完関係がメリットとして働くとの期待が膨らんだ。また、半年内とされる提携内容の中身の発表が期待を膨らませている。

ペプチドリーム(4587)

東証1部
6,870円 +300円

ペプチドリーム(4587)が高い。13日大引け後に、非開示だった業績見通しを発表。今6月期売上高は前期比10.9%増の48億円見込みで、5期連続の増収。創薬開発プラットホームシステムの非独占的ライセンス許諾契約の件数、契約に基づく技術移行の完了件数が計画を上回ることが寄与する。また、6月30日割り当てで1対2株の株式分割を実施すると発表したことも材料に。

主要株価指数

大引け 前日比
日経平均(円) 19,883.52 -15.23
東証株価指数(TOPIX)(ポイント) 1,591.77 -1.74
マザーズ(ポイント) 1,138.55 +11.14
ジャスダック平均(円) 3,220.39 +1.60

ランキング情報

東証1部株価上昇率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(1000株)
1 エンシュウ 6218 117 +30 13,497.0
2 大真空 6962 1,953 +400 695.6
3 トーセ 4728 2,533 +430 2,454.0
4 ヤーマン 6630 8,870 +1500 474.4
5 東建コーポレーション 11,870 +1,440 255.2

東証1部株価下落率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(1000株)
1 KLab 3656 1,454 -168 15,517.4
2 エムアップ 3661 2,177 -245 3,523.1
3 ルネサスエレクトロニクス 6723 1,052 -98 8,348.7
4 フォーカスシステムズ 4662 1,019 -68 2,440.3
5 スターティア 3393 604.0 -39.0 524.2

東証1部売買代金トップ5(売買代金:単位1000円)

順位 銘柄 コード 出来高
1 任天堂 7974 109,135
2 ソフトバンクグループ 9984 68,492
3 三菱UFJフィナンシャル・グループ 8306 41,660
4 東芝 6502 33,409
5 三菱UFJフィナンシャル・グループ 8306 31,863

おわりに:IPO、E3、四季報

任天堂(7974)を除いてゲーム関連株の人気が後退し、小野薬品工業(4528)やペプチドリーム(4587)といったバイオ関連に商い人気が出てきた。ただ、全般は物色の方向性が定まらず、大型優良株と中小型材料株が「にらみ合い」といったところ。明日15日にビーブレイクシステムズ(3986)がマザーズに新規上場。久々のIPOだ。また、世界最大のゲーム業界のイベントE3もスタートし、そろそろ関連ニュースも舞い込んできそうだ。そして、週末16日に会社四季報発売。個別株物色が盛り上がる条件が整い始めている。

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