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日経平均は再び2万円割れ【2017年6月12日】

2017年6月12日東証相場概況

12日の東京市場は日経平均が再び2万円を割り込んで終了した。前週末9日の米国市場でNYダウが最高値を更新した一方、アップルやインテルといったハイテク銘柄の下落でナスダック指数が売られ、東京市場でも主力株の一角にリスク回避的な動きが強まった。ただし、TOPIXの下げは軽微で、保険や石油石炭、建設、鉄鋼などはしっかり、東証1部の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数は拮抗している。なお、この日発表された4月の機械受注は前月比3.1%減と市場予想を下回った。

個別銘柄では売買代金トップの任天堂(7974)が反落となり、ソフトバンクグループ(9984)もさえず。2017年4月期決算と発表したgumi(3903)とフリービット(3843)も売られ、計画を下回る決算から鳥貴族(3193)も安い。半導体関連の東京エレクトロン(8035)は3%安。半面、電子書籍のイーブックイニシアティブジャパン(3658)が大幅高となり、IHI(7013)と日本写真印刷(7915)はアナリストの高評価から買われ、東芝メモリの売却に絡み東芝(6502)が5日続伸で年初来高値を更新。上野動物園のパンダが出産したと伝わり東天紅(8181)などが一時急騰した。

新興市場ではマザーズ指数が反落し、日経JASDAQ平均が4日ぶりマイナスとなった。マザーズのアールエイジ(3248)は業績を背景に2日連続のストップ高となり、エボラブルアジア(6191)との資本業務提携を発表しAMBITION(3300)も高い。JASDAQのナ・デックス(7435)とマザーズのフルスピード(2159)はともに決算から売られた。

注目銘柄動向

カナモト(9678)

東証1部
2,541円+230円

 建機レンタルのカナモト(9678)が大幅続伸で、年初来高値を更新した。材料は9日に発表された2017年10月期第2四半期決算。2日に上方修正が発表されていたものの、あらためて前年同期比15.4%増収、16.1%営業増益との2ケタ増収益が好感された形だ。地域別では北海道や九州を中心に堅調に推移し、効率化の推進、コスト削減の徹底なども業績に貢献したという。なお、通期では前期比7.5%増収、13.2%営業増益を計画している。

鳥貴族(3193)

東証1部
2,541円-241円

居酒屋を展開する鳥貴族(3193)が東証1部で値下がり率5位となった。8日に付けた年初来高値2,955円からは16%の下落に。2017年7月期第3四半期決算とともに通期業績予想の下方修正が9日に発表されており、業績悪化が警戒された。新規出店が計画を下回る見通しで、野菜仕入価格の高騰による原価率の悪化などが影響、通期売上高予想は307億4,000万円から291億200万円へ、営業利益予想は19億5,900万円から13億2,100万円へ減額されている。

リミックスポイント(3825)

マザーズ
1,484円+66円

省エネ関連事業やビットコイン事業などを手掛けるリミックスポイント(3825)が大幅続伸。売買代金はマザーズトップとなり、ここ1カ月半ほどで株価は7倍に拡大している。5月1日には「BTC採掘で中国最大の実績のある銀河蜻蜓と業務提携」、22日には「Peachと業務提携」、6月9日には「エボラブルアジアと業務提携」と、ビットコイン事業を手掛ける子会社ビットポイントジャパンが矢継ぎ早に材料を発表しており、思惑先行の動きが続いている。

主要株価指数

大引け 前日比
日経平均(円) 19,908.58 -104.68
東証株価指数(TOPIX)(ポイント) 1,591.55 -0.11
マザーズ(ポイント) 1,125.18 -6.97
ジャスダック平均(円) 3,213.57 -14.29

ランキング情報

東証1部株価上昇率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(1000株)
1 トーセ 4728 1,703 +300 151.1
2 イーブックイニシアティブジャパン 3658 1,230 +175 222.1
3 ミライアル 4238 1,094 +150 45.1
4 エス・サイエンス 5721 73 ++10 18,869.7
5 ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス 3657 1,715 +167 805.6

東証1部株価下落率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(1000株)
1 キムラタン 8107 6 -1 45,014.0
2 gumi 3903 1,202 -165 3,518.4
3 フリービット 3843 863 -110 542.1
4 サムコ 4346 916 -94 147.6
5 鳥貴族 3193 2,541.0 -241.0 1,581.1

東証1部売買代金トップ5(売買代金:単位1000円)

順位 銘柄 コード 出来高
1 任天堂 9984 114,119
2 ソフトバンクグループ 7974 98,172
3 東芝 6502 73,580
4 三菱UFJフィナンシャル・グループ 8306 51,295
5 三井住友フィナンシャルグループ 8316 38,628

おわりに:ソフトバンクとファーストリテイリングが日経平均の重荷に

ソフトバンク(9984)とファーストリテイリング(9983)の上昇による寄与で前週末に2万円を回復していた日経平均、12日はこの2社が約80円押し下げ重荷となった。

9日の米国市場ではフェイスブックやエヌビディア、アルファベット、マイクロソフト、アップルといったハイテク企業が売られた。日経平均の2万円回復に一役買ったソフトバンクの株価動向にも大きく影響する。「米IT株に試練」との報道もあり、今後の米ハイテク株の動向が注目される。

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