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日経平均反発 出来高は減少【2017年6月7日】

2017年6月7日東証相場概況

日経平均は3日ぶりに小反発。前場はマイナス圏にあったが、後場に入ると円高の一服を受けて先物高をきっかけに戻りを試す展開となった。コミー前米連邦捜査局(FBI)長官の8日の議会証言では「突っ込んだことは話さない見込み」と通信社が伝えたことで買い戻しも働いた。日経平均は一時2万円の大台を回復したが、大引けにかけては、買いが続かなかった。東証株価指数(TOPIX)も反発したが、JPX日経400指数は3日続落。

売買代金上位グループでは、ソフトバンク(9984)がもみ合いながらもプラス圏で引け、メガバンクが上昇。東京エレクトロン(8035)、パナソニック(6752)が高い。個別では業績上方修正の三井ハイテック(6966)、5G関連のサイバーコム、ともに産業革新機構が筆頭株主のルネサスエレクトロニクス(6723)、ジャパンディスプレイ(6740)の上げが目立つ。反面、任天堂(7974)が4日ぶりに反落し、ソニー(6758)、トヨタ(7203)、キヤノン(7751)などが下げた。東証1部の出来高は14億株台(6日は17億株)に減少した。

ジャスダック平均、マザーズ指数とも反発し、なかでジャスダックは出来高を前日に比べて増加させている。ジャスダックでは日本マクドナルド(2702)が反発、マザーズではゲームのアカツキ(3932)、ビットコインのリミックスポイント(3825)が出来高を伴ってストップ高で大引けた。

注目銘柄動向

グリー(3632)

東証1部
1001円+80円

グリー(3632)が3日ぶりに急反発し2014年6月20日以来、約3年ぶりとなる株価4ケタを回復した。終値ベースでは5月7日以来。子会社ポケラボがスクウェア・エニックス(9684)と共同開発したスマートフォン向けゲームアプリ「SINoALICE(シノアリス)」が6日に配信開始され、その人気化期待が先行している。昨夜の公式ツイッターでは「想定を上回るアクセスで大規模サーバー増強を緊急実施中」とつぶやかれたことがこの日の直接的な手掛かり。

サイバーコム(3852)

東証1部
1137円+150円

サイバーコム(3852)が次世代高速無線通信(5G)関連株としてストップ高に貼り付いた。7日付の日本経済新聞で「携帯大手3社が2020年に5Gの利用を一部で開始し、ドコモは3年で全国展開。3社の総投資額は5兆円規模」と報道されたことから、同社株ほか、アルチザネットワークス(6778)、PALTEK(7587)、アンリツ(6754)、アイレックス(6944)など関連株が軒並み高に。なかでサイバーコムは富士ソフト(9749)を親会社に持ち5G分野でネットワーク制御・監視システム開発の推進に期待が高まっている。同社株は関連株の中でも、時価総額が91億円の小型株で値動きが軽いことから目先資金が飛びついた。

ルネサスエレクトロニクス(6723)

東証1部
1039円+102円

半導体大手のルネサスエレクトロニクス(6723)が急反発し5月19日以来の株価4ケタ乗せとなった。米国市場で半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が急伸するなど半導体関連株が人気化しており、その流れが同社株にも巡ってきた。産業革新機構など大株主が発行済株式数の約25%に当たる最大4億2243万株を16日に売り出すにあたり、仮条件は750円から900円となっており、売り出し価格は12日から14日の間に決定する。現在はファイナンス中だが、逆に全体相場に乗り遅れた存在とも言える。

主要株価指数

大引け 前日比
日経平均(円) 19,984.62 +4.72
東証株価指数(TOPIX)(ポイント) 1,597.09 +0.65
マザーズ(ポイント) 1,123.12 +15.24
ジャスダック平均(円) 3,222.12 +11.94

ランキング情報

東証1部株価上昇率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(1000株)
1 三井ハイテック 6966 1,611 +300 1,872.9
2 スターティア 3393 623 +100 444.2
3 大光 3160 1,729 +240 387.6
4 エス・サイエンス 5721 44 +6 1,926.7
5 サイバーコム 3852 1,137 +150 322.7

東証1部株価下落率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(1000株)
1 キムラタン 8107 6 -1 47,993.0
2 安藤ハザマ 1719 716 -94 890.4
3 アインホールディングス 9627 7,920 -910 890.4
4 東京個別指導学院 4745 1,515 -93 250.8
5 澤藤電機 6901 527 -24 199.0

東証1部売買代金トップ5(売買代金:単位1000円)

順位 銘柄 コード 出来高
1 任天堂 7974 95,822
2 ソフトバンクグループ 9984 33,554
3 三菱UFJFG 8306 30,165
4 三井住友FG 8316 23,439
5 ソニー 6758 23,350

おわりに:物色テーマ拡大、S高も急増

この日の相場概況をインターネット上でのぞくと「上値が重い」「下げ渋る」という言葉が、両論併記の形で登場する。さて、今日の相場は「強いのか?弱いのか?」。少なくとも個人投資家目線で見ると「もうけられそうな相場」となる。その理由は、材料株物色が循環し始めているからだ。これまでの、ゲーム関連、ビットコイン関連に続いて、この日はサイバーコム(3852)やAWSホールディングス(3937)などの5G関連株、インテリジェントウェイプ(4847)、シグマクシス(6088)などのAI関連株が台頭してきた。一時を含めた市場全体のストップ高は15銘柄と前日の5銘柄から3倍に急増している。6日の日経平均の急落は週末のメジャーSQに絡んだ需給的な側面も含まれている。意外と個別銘柄では回転が利きそうなムードとなってきた。

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