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日経平均が2万円を回復【2017年6月2日】

2017年6月2日東証相場概況

2日の東京市場は寄り付きから堅調な展開が続き、日経平均は2万円台を回復した。日経平均の2万円乗せは取引時間中では2015年12月以来。東証1部の値上がり銘柄数は1,509と値下がり銘柄数の420を大きく上回り、出来高、売買代金とも前日を上回った。雇用指標の改善から1日の米国市場でNYダウが3カ月ぶりに最高値を更新したことが好感され、東京市場もリスクオンの流れとなった。ドル円は111円台半ばでの横ばい。

業種別では鉄鋼や証券商品先物、海運、銀行業、石油石炭製品などが上位となり、食料品と水産農林はマイナスに沈んだ。

個別銘柄では日経平均の2倍の値動きとなる日経レバレッジ指数ETF(1570)が好調な指数を背景に人気化し、全市場で売買代金トップ。三菱UFJ(8306)や三井住友(8316)といったメガバンクが買われ、出遅れ感から新日鉄住金(5401)なども高い。「政府と行政サービス連携へ」と伝わったLINE(3938)は後場に入り上げ幅を広げた。半面、足元を大きく買われていたエムアップ(3661)、ビューティガレージ(3180)は反落となり、前日上方修正を発表したダイヤモンドダイニング(3073)も売り先行に。

なお、マザーズ指数は11営業日ぶりのマイナス、日経ジャスダック平均は小幅ながら5日続伸。主力株中心の動きで、新興市場は物色の圏外に。マザーズではAWSホールディングス(3937)が2日連続のストップ高となり、モブキャスト(3664)も急騰。ジャスダックではタカチホ(8225)が値上がり率トップとなった。

注目銘柄動向

菱洋エレクトロ(8068)

東証1部
1,820円 +179円

エレクトロニクス商社の菱洋エレクトロ(8068)が大きく買われ、3月高値1,797円を更新した。「AI×画像処理でがん診断」との日経新聞報道が材料視されたようだ。ソフトバンクの10兆円ファンドが投資と伝わり話題となった米エヌビディアが医療分野に乗り出し、菱洋エレクトロと共同で提案を始めたという。5月30日に発表された2018年1月期第1四半期決算から翌31日は大きく売られたが、その下げ分をあっさり回復している。

野村ホールディングス(8604)

東証1部
698円 +35.3円

国内証券最大手の野村ホールディングス(8604)が3日ぶりの大幅反発。一時700円台まで買われ、出来高は前日の2倍近くにに膨らんだ。日経平均の2万円台回復など、堅調な相場を背景にした手数料収入の増加期待などが活発な商いに繋がった。証券セクター全般も買い優勢の展開で、光世証券(8617)、東洋証券(8614)、岡三証券グループ(8609)、マネックスグループ(8698)などがセクター内で上昇率上位となった。

伊藤園(2593)

東証1部
4,465円 -200円

緑茶飲料の伊藤園(2593)が終日マイナス圏での推移となった。1日、2017年4月期決算を発表、営業利益は前期比26.3%増の217億7,400万円と計画を上回ったものの、既に報道ベースで前日買われていたことに加え、今2018年4月期計画も重荷になった。増収増益は維持される見通しも、営業利益は3.8%増にとどまり、成長鈍化計画を嫌気する売りが先行した。なお、1日は4,670円まで買われ、年初来高値を更新していた。

主要株価指数

大引け 前日比
日経平均(円) 20,177.28 +317.25
東証株価指数(TOPIX)(ポイント) 1,612.20 +26.06
マザーズ(ポイント) 1,110.27 -4.22
ジャスダック平均(円) 3,202.30 +8.67

ランキング情報

東証1部株価上昇率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(1000株)
1 フォーカスシステムズ 4662 875 +150 353.7
2 enish 3667 1,760 +300 2,934.8
3 キムラタン 8107 7 +1 29,236.0
4 光世証券 8617 177 +19 1,728.0
5 菱洋エレクトロ 8068 1,820 +179 571.9

東証1部株価下落率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(1000株)
1 ビューティガレージ 3180 1,931 -174 145.9
2 ソルクシーズ 4284 895 -72 399.2
3 レック 7874 3,040 -240 248.1
4 GMOクラウド 3788 4,230 -315 847.0
5 リンクアンドモチベーション 2170 790.0 -54.0 3,525.3

東証1部売買代金トップ5(売買代金:単位1000円)

順位 銘柄 コード 出来高
1 任天堂 7974 121,769
2 三菱UFJFG 8306 92,185
3 ソフトバンクグループ 9984 80,923
4 トヨタ自動車 7203 49,706
5 ソニー 6758 46,689

おわりに:もう一つの節目超え

ファーストリテイリング(9983)の出来高が前場段階で前日の丸1日分の商いに膨らんだことからも、機関投資家によるインデックス買いが本格化したことがわかる。主力大型株が軒並み高となり、ジャスダックやマザーズの新興市場の物色エネルギーはややそがれているが、相場のリズムからすると適度なスピード調整として歓迎できる。

そうした中、新興市場の大型株、ジャスダックの時価総額トップ企業である日本マクドナルド(2702)は4,000円の節目を上回りボリュームアップの展開に入っている。昨年来高値に進んでいるが、2001年の新規上場時につけた最高値5,080円も意識し始めることになるかもしれない。

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