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日経平均は軟調 ソフトバンクが急反発【2017年5月30日】

2017年5月30日東証相場概況

日経平均は3日続落ながら下げ幅を縮める展開。米英中の主要マーケットが休場となるなか、為替が1ドル110円台の円高に振れて先物安が先行。前引け段階で東証1部の値下がり銘柄数は1400銘柄に迫ったものの、主力大型株にはインデックス買いや個別に押し目買いも流入し下げ幅は軽微。前日同様東証株価指数(TOPIX)はプラスを維持した。メガバンクが軟調で、東京エレクトロン(8035)、ソニー(6758)、東芝(6502)が小幅安。一方、ソフトバンク(9984)とブイ・テクノロジー(7717)が急反発し売買代金上位。エムアップ(3661)、サイバーエージェント(4751)、KLab(3656)といった材料株感覚の銘柄が出来高を伴って高いことが目立つ。朝方に乱高下した任天堂(7974)は後場に入りもみあったが、3日続伸となった。前日と同様に日経平均マイナス、TOPIXプラスと、日経平均のみ軟調となった。

マザーズ指数は8日続伸、ジャスダック平均は小幅続伸。マザーズではフィンテックのインファテリア(3853)が大幅高で売買代金トップ。ジャスダックではフィスコ(3807)が5日ぶりに反落し、ジャスダックではベクター(2656)、日本一ソフト(3851)、アエリア(3758)、ブロッコリー(2706)とゲーム株が売買代金上位占めた。

注目銘柄動向

東京計器(7721)

東証1部
271円+20円

東京計器(7721)が急伸し、東証1部値上がり率上位にランクインした。30日大引け後に2019年3月期を最終年度とする中期事業計画を見直し、2020年3月期の目標数値を新たに策定したことが材料となった。従来の2019年3月期経常利益目標は下方修正だが、2020年3月期の経常利益目標は、過去最高の39億8000万円を大幅に上回る64億円に設定された。2019年3月期から本格的な量産が始まる「F-15」主力戦闘機用レーダー警戒装置の更新や「SH-60K」哨戒ヘリコプター用逆探装置、2020年3月期のAIS補給処整備器材の大型受注などが寄与。防衛関連以外でも、農業機械用センサー関連機器や半導体製造装置用通信関連機器の量産化、海外向け鉄道用レール探傷車の受注が貢献するという。

ソルクシーズ(4284)

東証1部
974円+150円

ソルクシーズ(4284)がストップ高に貼り付いた。29日大引け後に発表した、ブロックチェーン推進協会への入会が手掛かり。ブロックチェーン、ビットコイン関連が動意を強める地合いが追い風に働いた。24日には、SBIホールディングス(8473)へのフィンテック分野における技術協力を発表済み。材料が続いたことで目先筋の買いを引きつけた形。

JPホールディングス(2749)

東証1部
318円+19円

政府が来月9日に閣議決定を予定する経済財政運営の指針(骨太の方針)で「幼児教育と保育の早期無償化」を明記する方針が複数のメディアから伝えられたことが材料。財源について、は歳出削減や税、新たな社会保険を対象に年内に結論と先送りながら、保育園運営など子育て支援最大手の同社にとってプラスに働くと評価された。このほか、事業所内保育所受託と公的保育施設運営のサクセスホールディングス(6065)、ジャスダックの幼児活動研究会(2152)も高い。

主要株価指数

大引け 前日比
日経平均(円) 19,677.85 -4.72
東証株価指数(TOPIX)(ポイント) 1,572.67 +2.46
マザーズ(ポイント) 1,101.98 +4.97
ジャスダック平均(円) 3,156.27 +3.81

ランキング情報

東証1部株価上昇率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(1000株)
1 エムアップ 3661 2,711 +500 5,443.1
2 ソルクシーズ 4284 974 +150 1,457.9
3 キムラタン 8107 7 +1 50,803.0
4 エスアールジー 2445 592 +56 442.0
5 Hamee 3134 1,236 +113 643.1

東証1部株価下落率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(1000株)
1 オルトプラス 3672 1,109 -118 2,587.1
2 アイホン 6718 1,783 -120 227.5
3 ジーンズメイト 7448 332 -18 448.0
4 京三製作所 6742 531 -24 138.0
5 パソナグループ 2168 923 -40 234.1

東証1部売買代金トップ5(売買代金:単位1000円)

順位 銘柄 コード 出来高
1 任天堂 7974 103,763
2 ソフトバンクグループ 9984 89,859
3 三菱UFJFG 8306 21,079
4 ブイ・テクノロジー 7717 16,719
5 東京エレクトロン 8035 15,865

おわりに:リミックス4日連続S高

マザーズのリミックスポイント(3825)が100円高の743円と4日連続ストップ高。グループ会社でビットコイン取引所を持つ同社は、22日に格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションと組んで、ビットコインで航空料金を含む旅の支払いをすべてできるサービスを構築することを発表。この材料を受けて翌日ストップ高、24日の乱高下を経ての連続ストップ高となった。ビットコイン自体が急騰と急落を示す中、ビットコインの具体的な仕様を発表したリミックスポイントに関心が集まっている。株価はまだ700円台で値ごろ感はあり、週央の明日31日が相場のヤマ場となってきそうだ。

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