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日経平均反発 ストップ高銘柄が急増【2017年5月24日】

2017年5月24日東証相場概況

円安と米国株高を好感して日経平均は反発。ただ、金融株、輸出関連株の買い戻し一巡後は伸び悩み、日経平均の日中高値は朝方の寄り付き直後だった。米国格付け会社のムーディーズが中国の格付けを「Aa3」から「A1」に引き下げ、見通しを「ネガティブ」から「安定的」に変更し、上海総合指数は一時1%を超す下げとなったが東京市場への影響は限定的だった。東京エレクトロン(8035)など半導体関連株が高く、メガバンクもしっかり。ソフトバンク(9984)が大引けにかけて持ち直し、任天堂(7974)は一段高で31000円台に。東芝(6502)、ブイ・テクノロジー(7717)の上げも目立つ。なかで、しまむら(8227)、オリエンタルランド(4661)が安い。

物色人気の特徴はRIZAPグループ(2928)関連人気を中心に個別株物色の人気が高まっている。東証全体でストップ高(一時を含む)銘柄数は19日の12銘柄、22日の10銘柄、23日の8銘柄に対して、この日は16銘柄に激増している。

一方、ジャスダック平均とマザーズ指数は4連騰。既に昨年来高値更新中のジャスダック平均を追って、マザーズ指数は3月13日の高値1097.78に接近してきた。

注目銘柄動向

デジタルアーツ(2326)

東証1部
3,885円 +505円

デジタルアーツ(2326)が急伸し2週間ぶりに昨年来高値を更新した。23日に企業・官公庁・自治体向け企業・官公庁・自治体向けのクライアント型メールセキュリティー製品を発表したほか、東海東京調査センターが標的型攻撃対策の新ソリューションサービスが国内外で売上高を伸ばす可能性などを評価して、投資判断「アウトパフォーム」を継続、目標株価を4000円から6000円に引き上げたことが刺激材料となった。今月に起きたランサムウェアによる世界的なサイバーテロ以来、セキュリティソフト関連の人気が持続している。

じげん(3679)

マザーズ
3830円+450円

じげん(3679)が前引け間際に急騰。一時241円高の1721円まで上昇し、1週間ぶりに年初来高値を更新した。NTTドコモ(9437)と業務提携し、アルバイト、派遣社員、正社員などの求人情報からネット完結型のスマホワークまで幅広い仕事探しを提供する「dジョブ」を共同で企画・制作することを発表したことが手掛かり。じげんが提供する「アルバイトEX」「派遣EX」「転職EX」の求人情報などを「dジョブ」に掲載。サービス開始は今秋を予定している。じげんはマザーズ市場で時価総額第4位。

ラクオリア創薬(4579)

ジャスダック
956円+150円

バイオベンチャーのラクオリア創薬(4579) がストップ高に貼り付き1週間ぶりに高値更新。2013年7月以来の株価4ケタに迫っている。23日大引け後に、同社が創出した選択的ナトリウムチャネル遮断薬の物質特許のひとつ、アミド誘導体が米国で、また同遮断薬の物質特許のひとつ、ピラゾロピリジン誘導体が欧州で、それぞれ特許査定を受領したと発表したことが材料。今月16日に発表した選択的ナトリウムチャネル遮断薬(アミド誘導体)の中国における特許査定に続くもの。なかで、欧州で特許査定を受けたピラゾロピリジン誘導体はこれまで権利化した選択的ナトリウムチャネル遮断薬の誘導体とは異なる新しいシリーズの誘導体であることも注目されている。

主要株価指数

大引け 前日比
日経平均(円) 19,742.98 +129.70
東証株価指数(TOPIX)(ポイント) 1,575.11 +9.89
マザーズ(ポイント) 1,088.10 +10.22
ジャスダック平均(円) 3,147.14 +19.27

ランキング情報

東証1部株価上昇率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(千株)
1 エムアップ 3661 1,710 +300 5,769.2
2 デジタルアーツ 2326 3,885 +505 1,284.0
3 ブレインパッド 3655 1,218 +127 599.3
4 ジーンズメイト 7448 392 +4 3,520.3
5 GMOクラウド 3788 3,145 +292 272.6

東証1部株価下落率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(千株)
1 南都銀行 8367 3,425 -530 1,247.0
2 しまむら 8227 14,310 -1,540 1,165,1
3 Lifull 2120 740 -62 2,515.7
4 タカタ 7312 504 -31 2,729.4
5 レオバレス21 8848 663 -34 5,736.5

東証1部売買代金トップ5(売買代金:単位千円)

順位 銘柄 コード 出来高
1 任天堂 7974 92,968
2 ソフトバンクグループ 9984 51,857
3 三菱UFJFG 8306 43,886
4 東芝 6502 39,702
5 ブイ・テクノロジー 7717 35,801

おわりに:RIZAPが東証ハイジャック

札幌証券取引所アンビシャス市場に単独上場しているパーソナルトレーニングジム運営のRIZAPグループ(2928)が、やや大げさな言い方だが「東証の物色人気をハイジャック」した。ジャスダック、マザーズを含めた東証全上場銘柄の株価上昇ランキング上位20社中、堀田丸正(8105)、パスポート (7577)、ぱど(4833)、夢展望 (3185)、SDエンターテイメント(4650)、イデアインターナショナル(3140)とRIZAP グループが近年買収した企業が6社も占めた(ジーンズメイトは24位)。単に上昇しているだけでなく、結構な出来高を伴っているのが特徴だ。ヤマノホールディングス(7571)から和装の堀田丸正を買収したことを23日に発表したことが今回の異彩人気の発火点。RIZAPグループ自体も東証上場を準備している模様で、この人気は意外と持続する可能性を秘めている。

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