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日経平均は2日続伸 鉄鋼、不動産が高い【2017年5月22日】

2017年5月22日東証相場概況

日経平均は小幅ながら2営業日続伸。前週末の米国市場が原油価格の上昇や企業決算を背景に堅調な展開となったことで、東京市場にも買い安心感が広がった。ただ、後場の日経平均の値幅は35円程度にとどまり、東証1部の出来高は15億株割れ、売買代金も2兆円割れと盛り上がりには欠けた。111円半ばで推移している為替動向、米政治リスクなどが意識されたようだ。

業種別指数では鉄鋼、不動産、その他金融、保険、機械、鉱業、石油石炭などが上昇率上位に。半面、医薬品、海運、繊維製品はさえず。

個別株では自動車部品のタカタ(7312)が2日連続のストップ高となり、東証1部で値上がり率トップ。エアバックの米集団訴訟で4社が和解と伝わったことが引き続き材料視。ユニデンホールディングス(6815)は年初来高値を更新し、決算から大きく売られていたディー・エル・イー(3686)が急反発。RIZAPグループの夢展望(3185・東マ)の買いも続いている。一方、前週末買われていたソースネクスト(4344)が反落し、決算から連日大きく買われていた山一電機(6941)も5営業日ぶりに反落している。

なお、マザーズ指数は1.5%の上昇で3月高値1,086まであと13ポイント程度に迫り、東証REIT指数は2日続落で依然として年初来安値圏での推移が続いている。

注目銘柄動向

ソフトバンクグループ(9984)

東証1部
3712円+180円

ソフトバンク(9984)が続伸し、久々に売買代金トップに立った。サウジアラビアPIF(公的投資資金)と世界の先進IT企業に投資する初回クロージング930億ドル(10兆3,000億円規模)のファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」の設立を正式発表したことを好感した形。主な出資者は、ソフトバンクグループ(280億ドル)、サウジアラビアPIF(450億ドル)、UAEムバダラ開発公社(150億ドル)、そしてアップル、クアルコム、シャープ、鴻海精密工業、オラクル創業者のラリー・エリソンがそれぞれ10億ドルを拠出したと見られている。

ドリコム(3793)

マザーズ
1,871円 +183円

ドリコム(3793)が急騰しマザーズの売買代金トップに。バンダイナムコホールディングス(7832)の100%子会社バンダイナムコエンターテインメントと業務提携し、HTML5を中核とする技術を活用したオンラインゲームの開発・運用・配信、配信プラットフォームの開発・運用を行う合弁会社を設立すると発表したことが材料。出資比率はバンダイナムコエンターテインメント51%、ドリコム49%で社長もバンダイ側が握る。主導権はバンダイ側だが、こうした事業提携の場合、小型株の方に株価インパクトは強く出るのが通常。ドリコム株は3日ぶりの反発ながら連日の年初来高値更新と乱高下していた。

ソニー(6758)

東証1部
3,943円 +6円

ソニー(6758)が3日ぶりに反発。寄り付き高く始まったものの直ぐにマイナス圏に落ち込み、大引けにかけて辛うじてプラス浮上した形。今月9日の4,000円乗せ以降、株価は上げこじれた形となって積極的な買いが手控えられている。新規の材料待ちの状況だが、明日が一つのターニングポイントになりそう。ソニーは23日に東京都内で「経営方針説明会」を午前11時から、「IR Day 2017」を12時40分から17時20分にかけてそれぞれ開催する。「経営方針説明会」はインターネット中継される他、発表資料は当日9時半に事前にホームページで開示される。説明順と説明時間は、「エンタテインメント(映画分野・音楽分野)」が70分、「ゲーム&ネットワークサービス分野」「モバイル・コミュニケーション分野」「イメージング・プロダクツ&ソリューション分野」「ホームエンタテインメント&サウンド分野」「半導体事業分野」が各30分となっている。

主要株価指数

大引け 前日比
日経平均(円) 19,678.28 +87.52
東証株価指数(TOPIX)(ポイント) 1,567.65 +7.92
マザーズ(ポイント) 1,073.71 +16.26
ジャスダック平均(円) 3,125.55 +30.24

ランキング情報

東証1部株価上昇率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(千株)
1 タカタ 7312 555 +80 4,910.2
2 ユニデンホールディングス 6815 233 +23 4,468.0
3 ディー・エル・イー 3686 483 +45 2,512.0
4 KLab 3656 1,320 +122 10,414.3
5 テイカ 4027 986 +88 210.0

東証1部株価下落率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(千株)
1 ソースネクスト 4344 599 -23 614.5
2 東京窯業 5363 191 -7 128.5
3 イーレックス 9517 1,111 -39 2,210.7
4 クラリオン 6796 401 -14 5,941.0
5 WDBホールディングス 2475 1,893.0 -63.0 183.3

東証1部売買代金トップ5(売買代金:単位千円)

順位 銘柄 コード 出来高
1 ソフトバンクグループ 9984 46,091
2 任天堂 7974 34,267
3 三菱UFJFG 8306 32,378
4 リクルートホールディングス 6098 31,093
5 トヨタ自動車 7203 26,647

おわりに:相場見送り材料が集中しているが…

4月6日-7日のトランプ米大統領と中国習近平主席との首脳会談で、北朝鮮に対して「100日猶予」という報道が出た。4月7日翌日から数えて100日は日本の3連休に当たる7月16日となる。株式市場でもう一つ「喉に刺さった小骨」となっているのが、「ロシアゲート」疑惑。連邦捜査局(FBI)のコミー前長官が、30日以降に上院情報委員会の公聴会で証言することで合意したとも伝えられており、トランプ大統領が初外遊から27日に帰国と考えると今週後半は手控えムードが強まりそう。なお、29日は米国市場が戦没将兵追悼記念日、端午節で中国は28日から30日までそれぞれ連休となる。イスラム世界では27日から6月25日までラマダン(断食月)に入る。手控え理由が続々と控えている。しかし、安倍首相の総理大臣通算在職期間が28日に1,981日間となりで戦後3位、歴代通算5位という話題がある。

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