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日経平均3連騰で19,000円台回復 ソフトバンクが高い【2017年4月25日】

2017年4月25日東証相場概況

日経平均は取引時間ベースで4月3日以来の19,000円台を回復した。

一方、急激に主力大型株に資金シフトした影響からマザーズ指数は小幅続落となり1000ポイント大台を割り込み、ジャスダック平均も軟調。マザーズでは直近IPO銘柄とバイオベンチャー銘柄の下げが目立つ。

円安一服と朝鮮人民軍創建記念日を迎えた北朝鮮情勢を睨んで小安く始まった日経平均だが、すかさず買い直されて3日続伸。216ドル高となったNYダウが金融株を中心に上げたことに刺激されて三菱UFJFG(8306)などメガバンクが上値追い。資産価値を高める方法としてTモバイルとの合併だけでなく幅広い選択肢を検討していると報じられた通信大手スプリントが米国市場で買われ、スプリントに出資しているソフトバンク(9984)が大幅高。東芝(6502)、任天堂(7974)も高く、増額修正のNEC(6701)、値上げ表明のヤマトHD(9064)の上げも目立つ。

一方、前日まで6連騰のソニー(6758)は反落。NTT(9432)、ドコモ(9437)、KDDI(9433)が軟調。ネット上のトラブルで敗訴した回転寿司のくらコーポレーション(2695)はイメージダウンを嫌気して軟調。前日人気の石川製作所(6208)、豊和工業(6203)など防衛関連株は軒並み安となった。25日早朝にNHKニュースで、豪州物流子会社トールの業績悪化による減損で2017年3月期が最終赤字とされた日本郵政(6178)は小幅ながら3日続伸。悪材料が表面化したことで出尽くし感から買い戻しが先行している。

日経平均の一段高を受けてマザーズ指数、ジャスダック平均も急反発。仮想デスクトップを中心とした製品・サービスのディストリビューターであるアセンテック(3565)が、本日マザーズ市場に新規上場。公開価格2000円に対して買い気配を4600円まで上げたが寄り付かず、初値持ち越しに。

注目銘柄動向

パナソニック(6752)

東証1部
1334.5円+26.5円

6日続伸し連日の昨年来高値更新。前日から出来高が急増している。パナホームをTOB(株式公開買付)するほか、指数が過去最高値を更新する米ナスダック市場で米電気自動車メーカー「テスラ」が上場来高値圏を更新して上昇していることが刺激材料に働いている模様。パナソニックは今年1月に「テスラ」と共同運営するネバダ工場「ギガファクトリー」で車載用リチウムイオン電池の量産を開始している。先行投資してきた車載関連事業や生活家電などの事業強化から今2018年3月期以降、業績が拡大すると期待されているパナソニックの週足チャート上の次のフシは、2015年10月26日の戻り高値1466円となる。

伯東(7433)

東証1部
1146円+139円

伯東(7433)が急伸し東証1部値上がり率トップに。自社株買いと業績の増額修正を好感して5連騰となり、2月28日の年初来高値1133円を更新した。24日の大引け後、上限150万株(発行済み株数の6.84%)、買付金額15億円を上限とする自社株買いを発表したことが好感された。も好材料視されているようだ。としており、取得期間は5月1日から12月29日。また、集計中の2017年3月期業績は売上高を従来予想の1200億円から1276億円(前の期比9.7%増)へ、営業利益は17億円から20億7000万円(同28.88%減)へそれぞれ引き上げた。車載向けやタブレット端末向け半導体の販売拡大に加えて、東南アジアにおける電子部品の取引増加が寄与。

フォーサイド(2330)

ジャスダック
244円+39円

フォーサイド(2330)が急伸。一時65円高の270円まで上昇し、2月10日の年初来高値275円に迫った。マレーシア政府の中でマルチメディア業界を管轄する規制機関「マレーシア政府通信マルチメディア委員会」と、情報通信分野で相互協力を推進するための協議を正式に開始すると24日に発表したことが材料。同社グループでは4月末にマレーシアで開催されるイベントにメインスポンサーとして協賛参加する。3月にはベトナム大手国営郵政・通信事業会社VNPTグループと新規プラットフォーム事業協業に関する基本合意を締結しており、海外案件の材料がここ続いている。売買単位100株で株価水準が200円台と低いことから目先資金が集まりやすく。ジャスダックの出来高ではトップ、株価上昇率で2位に立った。

主要株価指数

大引け 前日比
日経平均(円) 19,079.33 +203.45
TOPIX(ポイント) 1,519.21 +16.02
マザーズ(ポイント) 1004.27 +15.98
ジャスダック平均(円) 2,937.94 +17.48

ランキング情報

東証1部株価上昇率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(千株)
1 伯東 7433 1,146 +139 805.3
2 ランド 8918 18 +2 8,226.4
3 昭和電工 4004 1,905 +161 8,067.7
4 バリューコマース 2491 489 +38 607.6
5 安永 7241 1,434 +111 44.3

東証1部株価下落率トップ5(株価単位は円、出来高は株)

順位 銘柄 コード 株価 前日比(円) 出来高(千株)
1 キムラタン 8107 7 -1 53,331.0
2 イーブックイニシアティブ 3658 1,310 -185 293.1
3 石川製作所 6208 1,276 -145 1,362.3
4 レナウン 3606 158 -13 83,456.0
5 池上通信機 6771 155 -9 12,512.0

東証1部売買代金トップ5  (売買代金:単位千円)

順位 銘柄 コード 出来高
1 任天堂 7974 82,681
2 ソフトバンクグループ 9984 60,174
3 三菱UFJFG 8306 58,545
4 トヨタ自動車 7203 42,778
5 三井住友FG 8316 30,641

おわりに:業績相場への移行

ソニー(6758)は7日ぶりに反落したものの下げ幅は軽微。むしろ、ソニーに続いて海外機関投資買いを呼び込んできたパナソニック(6752)が商いを盛り上げて6日続伸と、物色は業績相場へと舵を切り始めた。注目される決算では、明日26日はヤフー(4689)、キヤノン(7751)が大引け後に決算発表、27日はグリー(3632)、コマツ(6301)、任天堂(7974)が大引け後に決算発表を行う。やはり売買代金トッブの座を譲らない任天堂の決算内容が週末28日の相場に影響を与えそうだ。

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