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ZUU【4687】

  • ZUUが6月21日、マザーズに新規上場
  • 「ZUU online」を中心とした金融プラットフォームを運営
上場市場 マザーズ
予想価格 1,370円
上場日 2018年06月21日
天野秀夫
天野秀夫
ZUU(4687)のサムネイル
初値期待度 4
上場後株価期待度 4
上場時話題性 4
事業成長性 4
事業収益力 3

ZUUが6月21日、マザーズに新規上場/「ZUU online」を中心とした金融プラットフォームを運営

ZUU(4387)が6月21日、東証マザーズに新規上場する。2013年4月に設立され、同社とシンガポール子会社の2社でグループが形成されている。

事業内容は、資産運用を支援するプラットフォーム「ZUU online」を中心とした金融商品やフィンテックサービスとユーザーのマッチングをおこなうフィンテック・プラットフォーム事業で、女性向けお金のメディア「DAILY ANDS」、フィンテック専門メディア「フィンテックオンライン」、経営者向け専門メディア「経営者オンライン」などのサイトを運営している。金融領域の情報サービスでありながらマーケット情報中心ではない「お金に関する問題解決型のメディア」を標榜し、自社メディアへの月間訪問者数は400万人を突破としている。シンガポールで「ZUUオンラインシンガポール」を運営するなど海外事業にも着手している。

事業セグメントはメディア・サービスとフィンテック化支援サービスで構成されている。メディア・サービスは運営サイト上でのターゲティング広告、記事広告、人材紹介、書籍出版などが収益源となり、今3月期売上高は4億700万円(前期比21.5%増)を計画している。フィンテック化支援サービスは、顧客企業の情報配信サイトの構築、運用支援コンサルティングなどを収益としている。今期売上高として7億6000万円(前期比25.9%増)を見込んでいる。

ZUU(4687)の基本情報

企業名 株式会社ZUU(ズー)
会社URL https://zuu.co.jp/
証券コード・市場 マザーズ (4687)
上場予定日 2018年06月21日
業種 情報・通信業
事業内容 資産運用を支援するプラットフォーム「ZUU online」を中心とした金融商品やフィンテックサービス
本社所在地 東京都目黒区青葉台三丁目6番28号
社長 冨田和成
設立年月 2013年04月02日
決算期 3月末
上場前資本金 292,733千円

事業の特徴と魅力

主力サイトの「ZUU online」はターゲットを金融資産3000万円以上、年収700万円以上の富裕層(アッパーマス)に定めていることが特徴で、2018年2月から会員機能も導入しています。経営戦略として、「B to C」プラットフォームの地位確立と拡充、アジア展開の拡大が課題となっています。金融機関のフィンテック化支援、金融機関と転職希望者の金融特化型リクルーティング支援という法人向けビジネスの成長も注目点です。

第三銀行と業務提携しているほか、今年4月には産経新聞出版と提携して、月間投資情報誌「ネットマネー」(現在、休刊)の過去記事が「ZUU online」上で閲覧できるなど、金融機関やメディアとの提携動向も成長のポイントとなってきそうです。

初値予想

想定価格 1,370円
仮条件 1,440円〜 1,600円
公開価格 1,600円
初値予想 5,000円

初値予想と上場後の見込み

ZUU(4387)の想定価格1370円から試算した想定時価総額は27.9億円で、市場からの資金吸収額3.9億円と、マザーズ上場の小型案件です。公開株式数も少なく当選はかなり難しい案件となっています。フィンテック(金融とITの融合)関連という株式市場の人気テーマに属することから、初値はかなりの高騰が期待できます。ただし、収益的には不安定なところが見受けられ、今3月期業績見込みもハードルが高いように見受けられます。初値が高騰すれば上場後の株価への反動は大きく、セカンダリー投資は注意が必要です。

なお、ZUU(4387)が登場する6月21日はコーア商事ホールディングス(9273)SIG(4387)も同時上場しますが、IPO規模が小さいので影響はほとんどないとみていいでしょう。

IPOスケジュール

抽選申込(BB)期間 2018-06-05〜 2018-06-11
当選発表(公開価格決定)日 2018-06-12
購入申込期間 2018-06-13〜 2018-06-18

IPO当選株数
※単位は株

公募株数 150,000
売出株数(OAを含む) 137,500
当選株合計 287,500

IPO申込みにおすすめのネット証券

主幹事証券は、野村証券です。直近で野村が務めたIT系のIPO企業は4月のビープラッツ(4381)で、その初値は公開価格の4.54倍でした。ネットからの申込みでは、SBI証券マネックス証券松井証券岡三オンライン証券から可能です。久々に幹事団に松井証券が戻ってきたことも注目されます。

大株主のほとんどに解除条項がない180日間のロックアップがかかっています。唯一、ロックアップがかかっていない第2位株主のFenox Venture Company(フェノックス・ベンチャー)は、家計簿アプリのマネーフォーワードにも出資する米国シリコンバレーのベンチャーキャピタルです。また、第7位大株主の夏野剛氏はドワンゴ、セガサミーホールディングス、トランスコスモス、グリー、ディー・エル・イー、日本オラクル、Ubicomホールディングスなどの役員、社外役員経歴がある実業家です。

株主構成

氏名比率ロックアップの有無
冨田 和成65.26%上場日から180間
Fenox Venture Company IX, L.P.9.94%
赤羽 雄二5.06%上場日から180間
深田 啓介2.28%上場日から180間
一村 明博2.08%上場日から180間
原田 佑介1.77%上場日から180間
夏野 剛1.43%上場日から180間
髙山 照夫1.43%上場日から180間
武永 修一1.43%上場日から180間
佐藤 和与志1.43%上場日から180間

経営陣は株式市場に精通

冨田社長は野村証券、実質ナンバー2の一村取締役フィンテック推進支援担当は大和証券、松井証券出身と証券業界を熟知しています。そのため、株価形成にも精通しておりIRを含めた「手綱さばき」は注目されます。

事前人気では、かなりの初値高騰を予想する向きもあります。しかし、事業内容から少なからず市況の影響もありそうな銘柄で、市場のセンチメントも考慮する必要がありそうです。初値が公開価格から大きくかけ離れた場合の投資にあたっては慎重さが求められます。

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