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VALUENEX【4422】

  • VALUENEXが10月30日、マザーズに新規上場
  • 特許などのビッグデータを可視化、解説するツールを提供
上場市場 マザーズ
予想価格 1,520円
上場日 2018年10月30日
天野秀夫
天野秀夫
VALUENEX(4422)のサムネイル
初値期待度 5
上場後株価期待度 3
上場時話題性 3
事業成長性 5
事業収益力 4

VALUENEXが10月30日、マザーズに新規上場/特許などのビッグデータを可視化、解説するツールを提供

VALUENEX(4422、バリューネックス)が10月30日、東証マザーズに新規上場する。創業社長である中村達生氏が、独自開発したアルゴリズム基盤のビッグデータ解析ツール「TechRadar」「DocRadar」をASP(アプリソフトなどをネットワーク経由で提供するプロバイダ)サービスで提供し、月額課金制で収益を得ている。

また、それらを用いたコンサルティングサービスとレポート販売が主力事業となっている。2006年8月1日に設立され、同と100%子会社の米国カリフォルニア州にある現地子会社と2社で構成されている。

「TechRadar」には、「TechRadar Scope」と「TechRadar Vision」がある。「TechRadar Scope」は特許出願済みか、もしくは既に出願されているものではないかの確認などで活用される。新規事業や潜在市場のアイデアを練る場合にも適したツールで、概念検索で類似特許を上位最大1000件まで表示することが可能だ。

「TechRadar Vision」は大量の情報を分析するツールで、最大10万件の特許データを高精度に配置、表示する。これら「TechRadar」シリーズは、日本語、英語に対応しており、海外における特許解析も可能としていることが特徴だ。

一方、「DocRadar」はTechRadarと同じく最大10万件のテキスト文書情報を類似度評価によって可視化することで、従来、整理が難しくビジネス活用ができなかった文書情報(アンケートの自由記述など)を、類似度評価によって整理・クラスタリング、可視化し、文書情報の定量分析を可能にする解析ツールだ。

今2019年7月期業績は、売上高が前期比35.9%増の6.9億円、経常利益が同36.8%増の1.06億円と増収増益を見込んでいる。

VALUENEX(4422)の基本情報

企業名 VALUENEX株式会社
会社URL https://valuenex.com/
証券コード・市場 マザーズ (4422)
上場予定日 2018年10月30日
業種 情報・通信業
事業内容 特許・文書解析ツール「TechReadar」「DocReadar」のAPSライセンスサービス、これを用いたコンサルティング
本社所在地 東京都文京区小日向四丁目5番16号
社長 中村達生
設立年月 2006年08月01日
決算期 7月末
上場前資本金 100,000千円

事業の特徴と魅力

VALUENEX(4422)のサービス活用事例としては、研究開発、ファイナンス、マーケティングの各領域があり、数千から数万件の関連文献の調査、投資先候補の評価、潜在ニーズの発見などで活用されている。

政策分析、法的分析、メディアやSNS掲載記事の分析、社内データの分析などにも応用できるとしています。2018年1月25日現在で190を超える企業・団体が採用し、20を超える業種で採用されています。

特に、特許の類似性で全体像を俯瞰(ふかん)できる他ツールにない分析ができることが強みとなっているようです。ホームページではパナソニック、ホンダ、オムロン、三菱重工などが顧客となっていることが確認できます。

初値予想

想定価格 1,520円
仮条件 1,700円〜 1,840円
公開価格 1,840円
初値予想 3,500円

初値予想と上場後の見込み

VALUENEX(4422)の想定価格1520円から試算した想定時価総額41.7億円で、市場からの資金吸収額は7.8億円で東証マザーズ上場の小型案件です。市場人気が高いビッグデータ関連の銘柄で、想定価格から仮条件価格の下限が180円引き上げられたことから機関投資家の評価も高いようで、初値は飛ぶ可能性が高まっています。

ただし、筆頭株主の早稲田1号投資事業有限責任組合が上場前で発行済み株式数の42%を握っており、この所有株式の動向が上場後の需給の鍵を握っています。

IPOスケジュール

抽選申込(BB)期間 2018-10-12〜 2018-10-18
当選発表(公開価格決定)日 2018-10-19
購入申込期間 2018-10-23〜 2018-10-26

IPO当選株数
※単位は株

公募株数 420,000
売出株数(OAを含む) 91,700
当選株合計 511,700

おすすめのネット証券

VALUENEX(4422)の主幹事は9月13日IPOのマリオン以来となるSBI。幹事団はSBIを除き9証券と最近では多い構成となっている。藍澤、エイチ・エス、東洋が参加している。

大株主のロックアップ状況はマチマチで、比較的緩やかなものとなってる。筆頭株主である早稲田1号投資事業有限責任組合が42%の上場前筆頭株主で、ウエルインベストメントも早稲田大学系のベンチャーファンドです。

この2つには公開株式の1.5倍の解除条項がついているほか、同じくベンチャーキャピタルの日本アジア投資はロックアップが掛かっていません。

幹事証券リスト

証券会社割当率割当株数当選本数
主幹事SBI証券86.93%444,8004,448
幹事みずほ証券4.36%22,300223
大和証券2.62%13,400134
岩井コスモ証券1.74%8,90089
藍澤証券1.31%6,70067
エース証券0.88%4,50045
エイチ・エス証券0.88%4,50045
極東証券0.43%2,20022
東洋証券0.43%2,20022
むさし証券0.43%2,20022

株主構成

氏名比率ロックアップの有無
早稲田1号投資事業有限責任組合42.61%上場日から90日間、但し公開価格の1.5倍で解除
中村 達生31.27%上場日から90日間
ウエルインベストメント(株)4.82%上場日から90日間、但し公開価格の1.5倍で解除
平澤 創4.62%
日本アジア投資(株)3.76%
工藤 郁哉2.57%上場日から90日間
ChoiJiyoung2.33%
長谷川 智彦2.31%
VALUENEX(株)2.08%上場日から180日間
石井 正純0.97%

人気化必至のビッグデータ関連、コード番号にも注目

特許などのビッグデータを可視化するVALUENEX(4422)の事業はユニークで、IPO人気は盛り上がりそうです。最近のビッグデータ・AI関連の公開価格から初値までの変化率を見ると昨年3月のユーザーローカル(3984)が4.2倍、PKSHATechnology(3993)が2.3倍、今年4月のHEROZ(4382)が10.8倍といずれも大化けしています。

相場環境が不安定で、ここまでの人気化は難しいかもしれませんが、上場後も注目される銘柄となるでしょう。また、カルト的な話となりますが、VALUENEXの証券コード番号は4422と覚えやすいナンバーです。NTTの9432など人気銘柄は意外と覚えやすい番号がまたまた付きます。

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