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スプリックス【7030】

  • スプリックスが6月29日、東証に新規上場
  • 個別指導と成績保証が特徴の「森塾」展開
上場市場 東証一部
予想価格 2,180円
上場日 2018年06月29日
天野秀夫
天野秀夫
スプリックス(7030)のサムネイル
初値期待度 3
上場後株価期待度 4
上場時話題性 3
事業成長性 3
事業収益力 3

スプリックスが6月29日、東証に新規上場/個別指導と成績保証が特徴の「森塾」展開

スプリックス(7030)が6月29日、東証に新規上場する。市場区分は上場日における時価総額が250億円以上となる見込みの場合は1部指定となる。

スプリックスの主力事業は、小・中・高校生を対象に先生1人で生徒2人までの個別指導型の学習塾「森塾」の直営・フランチャイズ(FC)展開で「成績保証制度」の導入に特徴を持つ。「森塾」は2018年4月末時点、直営88教室、FC34教室を展開し、直営校舎は東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、新潟県、茨城県に広がる。生徒数に占める約6割を中学生が占める。FCは基本的に、オーナーとのフランチャイズ契約に基づき、商標及びノウハウ等を提供し、ロイヤルティとして月間売上高の10%を受領するシステムを構築している。

このほか、小・中学生を対象とした学習塾「自立学習RED」の直営・FCを展開。教育ITを活用した生徒個別の学習プログラムを提供している。2018年4月末現在、直営4教室、FC教室は44教室が展開されている。

教育関連サービスとしては、同社が独自開発・販売等をする学習塾用教材「フォレスタ」を「森塾」以外の教育関連企業にも販売している。また、東京都豊島区で社会人を対象とし、HIPHOPダンス、フラダンス、タヒチアンダンス、ベリーダンス、バレエなどを教えるダンススクール「東京ダンスヴィレッジ」、塾スタッフ・講師向け成功報酬型求人サイト「塾講師JAPAN」、小学生向け読書教育プログラム「グリムスクール」の運営、中国語検定「HSK」関連書籍・アプリの販売をされざれ事業化している。

2018年9月期は、売上高103.6億円(前期比21.8%増)、経常利益23億円(同98%増)の増収増益見通し。なお、通期計画に対する今9月期第2四半期末時点における進捗率は、売上高で50%強、経常利益で64.9%に達している。

スプリックス(7030)の基本情報

企業名 株式会社スプリックス
会社URL https://sprix.jp/
証券コード・市場 東証一部 (7030)
上場予定日 2018年06月29日
業種 サービス業
事業内容 個別指導学習塾の運営を中心とした教育サービス業
本社所在地 東京都豊島区西池袋一丁目11番1号(登記上は新潟県長岡市大手通二丁目3番地2)
社長 平石明
設立年月 1997年01月13日
決算期 9月末
上場前資本金 13,258千円

事業の特徴と魅力

中核事業「森塾」の特徴は「先生1人に生徒2人までの個別指導塾‎」「1科目20点アップの成績保証」で、テレビコマーシャルも展開しています。少子化で塾ビジネスの競争が激化しているなかで、同社が急成長していることも特徴です。

売上高は今9月期に100億円の大台を突破し、経常利益は2015年3月期3.3億円強、2016年3月期4.7億円強、2017年3月期11.6億円強、そして今期23億円強と収益が急拡大しています。2017年9月期は直営「森塾」を新規21教室開校、4教室移転し、今期業績に寄与する今年3月には新規8教室を開校と規模の拡大が継続しています。

初値予想

想定価格 2,180円
仮条件 2,180円〜 2,400円
公開価格 2,400円
初値予想 4,000円

初値予想と上場後の見込み

スプリックス(7030)は、想定価格2180円から試算した想定時価総額は355.4億円、市場からの資金吸収額は138.7億円と東証1部案件として見ると中小型案件です。今年の東証1部直接上場で、3月にIPOしたキュービーネット(6571)の資金吸収額は253億円、日総工産(6569)は112億円でした。スプリックスの前日に上場予定だったパデコ(7032)のIPOが中止(8日発表)となり、IPOラッシュが一巡した後の登場となるスケジュールは需給的にもプラスです。

学習塾、進学塾上場株の時価総額、PERはマチマチで、現在、東証1部で最も時価総額が大きいのは東京個別指導学院(4745)の530億円強、次がリソー教育(4714)の440億円強で、そのPERは約27倍です。スプリックスの今期1株利益予想は97.82円なので2641円。これらIPOプレミア分が上乗せされた初値が形成されることになります。新規上場後も東証1部特有の機関投資家の買いが期待できるでしょう。

IPOスケジュール

抽選申込(BB)期間 2018-06-12〜 2018-06-18
当選発表(公開価格決定)日 2018-06-19
購入申込期間 2018-06-21〜 2018-06-26

IPO当選株数
※単位は株

公募株数 412,500
売出株数(OAを含む) 6,949,500
当選株合計 7,362,000

おすすめのネット証券

主幹事証券は野村。野村証券は6月21日のZUU(4387)に続く主幹事だが、スプリックスに続いて7月IPOのロジザード(4391)から3銘柄続いて主幹事を務める。スケジュールは適度に間隔を持っているが、7月10日にIPOするMTG(7806)は市場からの資金吸収額が419億円超とメルカリ(4385)に次ぐ規模。このほか、幹事団は大和、SMBC日興証券、みずほと大手が入っており、販売面ではしっかりとした布陣が形成されている。

大株主上位に解除条項なしのロックアップがかかっています。筆頭株主の有限会社は役員の管理会社で第2位が社長、第3位が副社長です。ベンチャー・キャピタルの保有はありませんが、小口の個人株主が多く、新株予約券取得者も多数存在します。

幹事証券リスト

証券会社割当率割当株数当選本数
主幹事野村証券88.70%5,643,10056,431
幹事大和証券3.48%221,2002,212
SMBC日興証券2.17%138,3001,383
みずほ証券1.74%110,6001,106
極東証券1.30%82,900829
SBI証券0.87%55,300553
エース証券0.87%55,300553
岩井コスモ証券0.87%55,300553

株主構成

氏名比率ロックアップの有無
(有)フラットストーン46.96%上場日から90日間
平石 明38.47%上場日から90日間
常石 博之10.24%上場日から90日間
(株)三菱UFJ銀行1.02%上場日から90日間
先崎 将智0.13%
平井 利英0.04%
相上 敏0.04%
三善 達也0.04%
山内 和弘0.04%
服部 剛志0.04%

教室の増加ピッチが業績拡大のポイント

スプリックスは1997年2月に新潟県長岡市で「森塾」長岡校を開校したことが事業のスタートとなっていることから、登記上の本社は新潟県長岡市になっています。

直営教室が各9月末時点で2015年50教室、2016年59教室、2017年80教室となり、今年4月末現在88教室と、教室の新設に伴って業績が伸びていることが特徴です。この教室の増加ピッチが当面の注目点です。また、IPOの前に中国での事業を清算しています。今後はIT教育分野への進出の方法が焦点になってくるでしょう。

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