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SIG【4386】

  • SIGが6月21日、JASDAQに新規上場
  • 公共系に強みを持つシステム開発企業
上場市場 JASDAQ
予想価格 2,000円
上場日 2018年06月21日
天野秀夫
天野秀夫
SIG(4386)のサムネイル
初値期待度 4
上場後株価期待度 4
上場時話題性 3
事業成長性 4
事業収益力 4

SIGが6月21日、JASDAQに新規上場/公共系に強みを持つシステム開発企業

SIG(4836)が6月21日、JASDAQスタンダードに新規上場する。SIGは、1991年12月に旧・住友金属工業グループを中心に設立された企業を前身に持つ。

システム開発及びインフラ・セキュリティサービスの提供を事業展開し、システム開発事業では、公共系、製造系、エネルギー系、サービス系分野を主な事業領域として売上高の大半を占めている。公共系では政令都市向け地方自治体給与システム、国民健康保険システム、共催関連の開発、運用、保守を展開、製造系は電子部品実装装置向けの組み込み系システム開発などに注力している。エネルギー、サービス分野では電力、サービス系ではMVNO(仮想移動体通信事業者)提供のSIMカード関連のシステム開発を手掛けている。

特に、地方自治体の共催・年金システム、郵政共催、農林年金のシステム開発で実績を持ち、大学の卒業証明書などの証明書自動発行機システムの開発などで実績を持つ。

インフラ・セキュリティサービス事業は、独立行政法人、証券向けを軸にクラウドや仮想化を含めた、サーバー、ネットワーク構築、運用保守を展開。また、米国SecuGeu社の指紋認証装置などセキュリティ装置の販売も強化の方針にある。

なお、システム開発事業とインフラ・セキュリティサービス事業の売上高比率は前3月期実績で8対2の割合。大手取引先は日立グループとパナソニックグループで、前3月期ベースで売上高の24.4%、16.5%をそれぞれ占めている。

これらの結果、今2019年3月期業績見込みは、売上高41億3800万円(前期比%増)、経常利益3億800万円(同2.8%増)、当期利益1億8500万円(同3.4%増)を見込んでいる。

SIG(4386)の基本情報

企業名 株式会社SIG
会社URL https://www.sig-c.co.jp/
証券コード・市場 JASDAQ (4386)
上場予定日 2018年06月21日
業種 情報・通信業
事業内容 システム開発及びインフラ・セキュリティサービスの提供
本社所在地 東京都千代田区九段北四丁目2番1号
社長 石川純生
設立年月 1991年12月16日
決算期 3月末
上場前資本金 309,100千円

事業の特徴と魅力

SIG(4836)は年金など公共システムに強いという特徴を持っていますが、システム開発実績を見ると、「GPS機能付携帯電話を使った位置情報」「リユース品販売・保守延伸サービス」「学割証自動発行機」「日本医師会開発の医事会計」など株式市場が好むシステムで実績があります。

また、注目されるセキュリティでは、米国SecuGen社の総代理店を務め、指紋認証装置や組み込み用指紋認証センサーモジュールを提供しています。指紋認証ソリューションのハードウェアは「ハムスター」のシリーズ名称で、FBI(連邦捜査局)に認定され、また米国連邦政府機関での使用要件をクリアしている製品を取り扱っていることも特徴です。

初値予想

想定価格 2,000円
仮条件 1,600円〜 2,000円
公開価格 2,000円
初値予想 4,500円

初値予想と上場後の見込み

SIG(4836)の想定価格2000円から試算した想定時価総額は35.9億円、市場からの資金吸収額は最大6.9億円とJASDAQスタンダード上場の小型案件で、市場人気が高いネットセキュリティ関連という事業内容からも初値が飛ぶ条件は揃っています。SIGが上場する21日は、ZUU(4387)、コーア商事ホールディングス(9273)と3社同時上場の日ですが、3社合計した市場からの資金吸収額は21億円程度で、需給の弊害にはならないでしょう。

上場後は、近年伸び悩んでいる業績次第の展開となるでしょう。初値が公開価格から乖離しすぎた場合、株価調整が長引く可能性があります。

IPOスケジュール

抽選申込(BB)期間 2018-06-04〜 2018-06-08
当選発表(公開価格決定)日 2018-06-11
購入申込期間 2018-06-13〜 2018-06-18

IPO当選株数
※単位は株

公募株数 150,000
売出株数(OAを含む) 192,700
当選株合計 342,700

おすすめのネット証券

SIG(4836)は珍しい岡三証券が主幹事証券です。岡三の主幹事は今年初めてで、昨年は札証アンビシャスに2月上場のフュージョン(3977)と同市場6月上場のエコモット(3987)、11月JASDAQ上場のトレードワークス(3997)、12月に名証2部に上場したミダック(6564)の4銘柄の主幹事を手掛けていました。なかでもトレードワークスは、公開価格から初値の上昇倍率が6.18倍と公開価格から初値までの上昇率ランキングで昨年のトップの銘柄です。ネット申し込みでは、岡三オンラインが注目されます。

一方、大株主のロックアップはまちまちです。東証1部上場企業である、二次請けシステム会社のCIJ(4826)、企業福利厚生受託大手のリログループ(8876)が大株主に入っています。第4位大株主の「ぬ利彦」は、創業300年の酒類・食品卸を中心に不動産、運送、ITソリューション事業を幅広く手掛ける企業。IBMの特約店第1期生でもある。

幹事証券リスト

証券会社割当率割当株数当選本数
主幹事岡三証券90.13%268,5002,686
幹事SBI証券2.99%8,90089
SMBC日興証券1.98%5,90059
みずほ証券1.98%5,90059
いちよし証券0.97%2,90029
極東証券0.97%2,90029
東洋証券0.97%2,90029

株主構成

氏名比率ロックアップの有無
(株)IGカンパニー36.26%上場日から180日間
石川 純生18.03%上場日から180日間
八田 英伸5.84%上場日から180日間
(株)ぬ利彦3.99%上場日から90日間、但し公開価格の1.5倍で解除
迫田 敏子3.56%上場日から180日間
(株)リログループ3.37%上場日から90日間、但し公開価格の1.5倍で解除
(株)CIJ3.33%上場日から90日間、但し公開価格の1.5倍で解除
久保 一彦3.33%
スタンフォードインターネットソリューションズ(株)3.02%
(株)テプコシステムズ2.88%

セキュリティ事業と株主還元に期待

情報システム、システム開発企業の場合は、「サイバーセキュリティ」「フィンテック」「マイナンバー」「顔認証・生体認証・指紋認証」「デジタルレイバー(仮想知的労働者)」「5G」など様々な人気物色テーマに大別されることがあります。同社の場合は「指紋認証」「サイバーセキュリティ」がやはり注目されるでしょう。あと、今期は微増益予想ながら1.8億円の当期利益みこみならば、現在のところ無配の配当政策を含めた株主還元策が期待されることになりそうです。

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