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SBIインシュアランスグループ【7326】

  • SBIインシュアランスグループが9月27日、マザーズに新規上場
  • 損害・生保・少額短期保険事業のSBI系持株会社
上場市場 マザーズ
予想価格 2,160円
上場日 2018年09月27日
天野秀夫
天野秀夫
SBIインシュアランスグループ(7326)のサムネイル
初値期待度 3
上場後株価期待度 3
上場時話題性 3
事業成長性 3
事業収益力 3

SBIインシュアランスグループが9月27日、マザーズに新規上場/損害・生保・少額短期保険事業のSBI系持株会社

SBIインシュアランスグループ(7326)が9月27日、東証マザーズに新規上場する。損害保険事業、生命保険事業、少額短期保険事業をグループで展開し、同社は持ち株会社として子会社6社の経営管理を手掛ける。

グループを構成する子会社は、損害保険事業の「SBI損害保険」、生命保険事業の「SBI生命保険」、少額短期保険事業の持ち株会社である「SBI少短保険ホールディングス」とその傘下の「SBIいきいき少額短期保険」「日本少額短期保険」「SBIリスク少額短期保険」となる。

損害保険事業は、インターネットを通じて加入する通販型(ダイレクト型)の自動車保険が主力商品で、SBIグループとのシナジーを活用して96万件強(今年7月末時点)の契約件数を誇る。

生命保険業は、ネット専用定期保険や在宅医療も保障する終身医療保険を提供している。住信SBIネット銀行との連携により、同行の住宅ローン顧客に向けて団体信用生命保険(団信)を提供している。就業不能保障保険を地域金融機関に戦略的に拡販して、今年3月期末時点での団信の提携行数は10行を計画する。

少額短期保険事業については、2006年の改正保険業法により創設された新しい業界だ。主に通信販売を通じ定期保険、医療保険、ペット保険などを取り扱っている。主な顧客層はシニアで高齢化の進展などからニーズは高い。このほかの少額短期保険では、賃貸住宅総合保険、車両保険、地震補償保険などのメニューが取り揃えられている。こうした、商品設計や販売では、フィンテックやAI(人工知能)などのテクノロジーを積極的に活用している。

今2019年3月期業績は、売上高に相当する経常収益で660億円(前期比6.1%増)、経常利益17.5億円(同65.2%増)と増収増益を見込む。

SBIインシュアランスグループ(7326)の基本情報

企業名 SBIインシュアランスグループ株式会社
会社URL https://www.sbiig.co.jp/
証券コード・市場 マザーズ (7326)
上場予定日 2018年09月27日
業種 保険業
事業内容 損害保険業、生命保険業、少額短期保険業を展開する子会社経営管理
本社所在地 東京都港区六本木一丁目6番1号
社長 乙部辰良
設立年月 2016年12月19日
決算期 3月末
上場前資本金 3,240,000千円

事業の特徴と魅力

SBIグループの知名度と、インターネットを通じて直販を中心販路とすることで低廉な保険料を提供していることが特徴です。カカクコム(2371)が発表する「価格.com 自動車保険満足度ランキング2018」の「総合・保険料」部門で、総合満足度及び保険料満足度は第1位を獲得しています。

また、前期2018年3月期実績で売上高構成が、損害保険事業39.5%、生命保険事業35.8%、少額短期保険事業24.7%と3部門のバランスが取れていることもポイントです。

初値予想

想定価格 2,160円
仮条件 1,800円〜 2,160円
公開価格 2,160円
初値予想 2,300円

初値予想と上場後の見込み

SBIインシュアランスグループ(7326)の想定価格2160円から試算した想定時価総額は492.9億円、市場からの資金吸収額は141.8億円と東証マザーズ上場の大型案件です。今年マザーズ上場の資金吸収額ランキングでは、メルカリ(4385)MTG(7806)ラクスル(4384)に続く規模です。そのため、公開価格を大幅に上回る初値は期待できないでしょう。

前日に新規上場するブロードバンドセキュリティ(4398)に続くSBIグループの上場であることも気掛かりです。また、上場同日に極東産機(6233)、リート市場に東京インフラ・エネルギー投資法人(9285)が小型でも上場してくるので需給面でのマイナス要因です。業績変化率はそこそこありますが、幹事証券が2社に絞られている影響も読みきれません。金融関連株は上場後に株価が動く習性があります。

IPOスケジュール

抽選申込(BB)期間 2018-09-07〜 2018-09-13
当選発表(公開価格決定)日 2018-09-14
購入申込期間 2018-09-18〜 2018-09-21

IPO当選株数
※単位は株

公募株数 4,000,000
売出株数(OAを含む) 2,566,500
当選株合計 6,566,500

おすすめのネット証券

SBIインシュアランスグループ(7326)の主幹事はみずほで、SBIは幹事団の1証券となっています。この規模で幹事団が2社構成というのはレアケースです。大株主のロックアップは筆頭のSBIホールディングス(8473)のみと緩いものです。ソフトバンクグループ(9984)が第3位大株主である点が目に入りますが、上場前の持株比率は0.44%に過ぎず、思惑が膨らむ余地は少なさそうです。

25日に先行して保険販売のアイリックコーポレーション(7325)がマザーズに登場しますが、マーケットの関心と資金はこちらが惹きつけることになるでしょう。

幹事証券リスト

証券会社割当率割当株数当選本数
主幹事みずほ証券81.73%5,366,50053,665
幹事SBI証券18.27%1,200,00012,000

株主構成

氏名比率ロックアップの有無
SBIホールディングス(株)88.89%上場日から180日間
SBIファイナンシャルサポート(株)3.46%
ソフトバンクグループ(株)0.44%
島津 勇一0.36%
飯沼 邦彦0.36%
大和田 徹0.33%
乙部 辰良0.30%
城戸 博雅0.22%
鈴木 真也0.22%
五十嵐 正明0.22%

初値の公開価格割れはなさそう

市場からの資金調達が100億円を超えるIPO案件は、意外と初値が健闘する銘柄が多いのです。日総工産(6569)ラクスル(4384)スプリックス(7030)MTG(7806)などは公開価格から初値が7%から23%程度上昇しています。

もちろん、ナルミヤ(9275)キュービーネット(6571)信和(3447)のように初値が公開価格割れというケースもあります。しかし、幸いにも地合いが好転し始めており、初値の公開価格割れは回避できそうです。

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