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オプトラン【6235】

  • オプトラン(6235)が12月20日、東証1部に新規上場
  • 光学薄膜を成膜する装置の製造販売
上場市場 東証一部
予想価格 1,460円
上場日 2017年12月20日
天野秀夫
天野秀夫
オプトラン(6235)のサムネイル
初値期待度 3
上場後株価期待度 4
上場時話題性 3
事業成長性 4
事業収益力 3

オプトラン(6235)が12月20日、東証1部に新規上場/光学薄膜を成膜する装置の製造販売

光学薄膜装置の製造・販売を手掛けるオプトラン(6235)が12月20日、東証1部に新規上場する。光学薄膜とは、レンズなど各種光学部品の表面にコーティングを施しコーティングの材料により反射防止、赤外線カットなど、異なる機能を満たせることを言う。光学薄膜装置は、デジタルカメラやプロジェクターなどの一般光学部品、スマートフォンやタブレットなどのタッチパネル、LED(発光ダイオード)照明などに用いられる。さらに今後は、IoT(モノのインターネット)社会の到来で車載カメラ、人体・生体認証センサー、VR(仮想現実)・AR(拡張現実)、半導体製造装置向けに需要が拡大することが見込まれる。

中国での最終製品生産に伴う光学薄膜生産ニーズが拡大中。スマートフォンの設備投資増加に伴う大量生産向けのスパッタ成膜装置の需要が強く、スパッタ成膜装置の売上高192億円、さらに、生体認証関連の市場規模の拡大で真空蒸着装置の需要が増加している。

今12月期の売上高予想334億円(前期比2.4倍)の地域別売上高内訳は、中国295億円、台湾、韓国、日本が各7億円、その他16億円。製品別ではスマートフォン6割、カメラレンズ関連2割、その他2割となっている。

当社と連結子会社4社、関連会社2社で構成され、生産拠点は中国、台湾で、デジタル家電メーカーの設備投資動向と為替の影響を受ける。今12月期第4四半期の為替の前提条件は1ドル100円、1元16.40円。

オプトラン(6235)の基本情報

企業名 株式会社オプトラン
会社URL http://www.optorun.co.jp
証券コード・市場 東証一部 (6235)
上場予定日 2017年12月20日
業種 機械
事業内容 光学部品等表面に各種機能膜をコーティングする光学薄膜装置の製造販売
本社所在地 神奈川県川越市竹野10番地の1
社長 林為平
設立年月 1999年08月25日
決算期 12月末
上場前資本金 400,000千円

事業の特徴と魅力

光学薄膜装置はスマホを中心とするデジタル家電メーカーの設備投資に需要は大きく影響を受けます。オプトランの生産は中国、台湾の子会社が主に行っています。台湾では50%以上の市場シェアを持っています。近年、顧客の光学部品メーカーや最終製品メーカーの多くが製造拠点を中国に集中していることに伴い、地域別では売り上げの8割が中国となっており、また、前12月期実績で米アップル向け売上高は全体の12%ありました。

設備投資関連、スマホ関連といえますが、生体認証、IoT、VR・ARのキーワードでも注目される事になりそうです。このほか、業績の変化率が大きいことは、投資に当たっての魅力でもあり、リスクにもなる「諸刃の剣」です。

初値予想

想定価格 1,460円
仮条件 1,420円〜 1,460円
公開価格 1,460円
初値予想 1,600円

初値予想と上場後の見込み

オプトラン(6235)は、東証1部直接上場となる大型案件とみていいでしょう。公開価格から試算した時価総額は647億6000万円、市場からの資金吸収額は120億9000万円となります。かなり重量級のイメージを伴う案件で、同じ日に規模の大きい森六ホールディングス(4249)が同時上場することもマイナス材料であることから大幅な上昇は期待しにくいところです。

ただし、今12月期については業績の進捗率が高く増額修正も期待できます。初値が穏健なスタートとなれば、ロックアップ解除価格(公開価格の1・5倍以上)の2190円が1つの上値目処として意識されてくるでしょう。

IPOスケジュール

抽選申込(BB)期間 2017-12-05〜 2017-12-11
当選発表(公開価格決定)日 2017-12-12
購入申込期間 2017-12-13〜 2017-12-18

IPO当選株数
※単位は株

公募株数 4,200,000
売出株数(OAを含む) 4,080,000
当選株合計 8,280,000

おすすめのネット証券

オプトラン(6235)は直近でSGホールディングス(9143)エル・ティー・エス(6560)のIPOを成功裏に終えた大和証券が主幹事証券。当選本数が多い大型の案件で、初値は穏健なものが予想される。ただ、大和証券はIPOにおいて、中小型株よりも大型株のほうが比較的好パフォーマンスとなりやすい傾向がある。オンラインではカブドットコム証券むさし証券岡三オンライン証券SBI証券からの参加が可能。

ロックアップは解除条項付きながら90日間が大株主についている。ちなみに、アルバック(6728)、JSR(4185)が大株主に名を連ねているが、10位未満でベンチャーキャピタルが複数保有している他、オハラ(5218)、オムロン(6645)も株主となっている。

幹事証券リスト

証券会社割当率割当株数当選本数
主幹事大和証券91.00%6,552,00065,520
幹事三菱UFJモルガン証券2.00%144,0001,440
みずほ証券2.00%144,0001,440
野村証券2.00%144,0001,440
むさし証券1.00%72,000720
岡三証券1.00%72,000720
SBI証券1.00%72,000720

株主構成

氏名比率ロックアップの有無
(株)オプトラン18.26%
浙江水晶光電科技股份有限公司15.19%上場日から90日間、但し公開価格の1.5倍で解除
(株)アルバック13.49%上場日から90日間、但し公開価格の1.5倍で解除
孫 大雄7.40%上場日から90日間、但し公開価格の1.5倍で解除
JSR(株)6.28%上場日から90日間、但し公開価格の1.5倍で解除
大和PIパートナーズ(株)6.28%上場日から90日間、但し公開価格の1.5倍で解除
Cernobbio Investment Ltd2.80%上場日から90日間、但し公開価格の1.5倍で解除
肖 連豊2.80%上場日から90日間、但し公開価格の1.5倍で解除
理研電線(株)2.67%上場日から90日間、但し公開価格の1.5倍で解除
林 為平2.32%上場日から90日間、但し公開価格の1.5倍で解除

来12月期業績の動向が焦点に

上場ラッシュ最中の大型上場とあって、初値は穏健なものになりそうです。むしろ、今12月期経常利益が前期比4.2倍予想という驚異的な業績変化率が上場後の株価にどう評価されてくるかがポイントでしょう。第3四半期までの進捗率からすると今12月業績は増額となることが読まれます。問題は来2018年12月期。来期も2ケタ増収益が続くとなれば、一段高が見込まれますが、逆に反動減の不安も出てきます。上場後の社長会見が注目されます。

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