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プリントネット【7805】

  • プリントネットが10月18日、ジャスダックに新規上場
  • ネット注文印刷の「プリントネット」が主力
上場市場 JASDAQ
予想価格 1,360円
上場日 2018年10月18日
天野秀夫
天野秀夫
プリントネット(7805)のサムネイル
初値期待度 3
上場後株価期待度 4
上場時話題性 3
事業成長性 4
事業収益力 3

プリントネットが10月18日、ジャスダックに新規上場/ネット注文印刷の「プリントネット」が主力

プリントネット(7805)が10月18日、JASDAQスタンダードに新規上場する。1987年に鹿児島県で地元官公庁、民間企業向けに印刷製本、販売会社を前身に持ち、2005年にインターネットを通じた集客と受注をスタート、ラクスル(4384)とは2012年に業務提携した。

主力事業であるネット印刷通信販売は、WEBサイト上で顧客からの受注を受けて印刷データを受け取り、国内工場で印刷・加工を行い顧客向けに発送する。印刷業者やデザイン業者からの「BtoB」が主力となっている。中でも、印刷が当社と最終顧客にわからない発送代行サービスが前10月期実績で売上高全体の71%を占める。

印刷物のラインナップは、パンフレット、チラシ、フリーペーパー、社名入り封筒、うちわ、選挙ポスター、カレンダーと幅広い。東京23区では最短で当日配達の体制を整えている。なお、大口取引先のラクスル向けの販売高は、今年7月末時点で全体の31.8%となっている。また、7月末時点の会員数は11万9508社。

山梨県上野原市の「東京西工場」を主力印刷工場として、九州工場、埼玉工場を持ち、関東工場の新設(2020年2月)を進めている。

ビジネスユースが多い「プリントネット」が主力だが、今年4月からは、印刷品質を維持したままサービスを簡素化することで低価格を実現し、低価格志向の顧客をカバーする「プリントプロ」サービスをスタートさせている。

今2018年10月期業績は、売上高が前期比7.6%増の73.7億円、経常利益が同10.3%増の7.2億円と増収増益の見通し。なお、売上高は企業や官公庁の年度末である3月に需要が集中する傾向があり、第2四半期(2-4月)に売上高が膨らむ傾向がある。

プリントネット(7805)の基本情報

企業名 プリントネット株式会社
会社URL https://odahara.jp
証券コード・市場 JASDAQ (7805)
上場予定日 2018年10月18日
業種 その他製品
事業内容 インターネットを用いた印刷物の受注販売
本社所在地 鹿児島県鹿児島市城南町10番7号
社長 小田原洋一
設立年月 1987年07月16日
決算期 10月末
上場前資本金 178,162千円

事業の特徴と魅力

紙媒体の低迷や運送費用の上昇などから印刷業界全体は厳しい市場環境にあります。なかでも、商業印刷は低迷が継続しています。しかし、こうした中でも「ネット印刷通信販売事業」は成長しており、同社にも関心が向きやすいでしょう。

資本業務提携先のラクスル(4384)が、今年5月の新規上場以降、株価を大きく上昇させており、この連想が働きやすいでしょう。商業印刷全体の市場は縮小傾向ですが、「ネット印刷通信販売事業」は成長余地が残されており、成長イメージが描きやすいことが特徴です。

初値予想

想定価格 1,360円
仮条件 1,360円〜 1,400円
公開価格 1,400円
初値予想 1,800円

初値予想と上場後の見込み

プリントネット(7805)の想定価格1360円で試算した想定時価総額は71億円、市場からの資金吸収金額は25.1億円でジャスダック上場の中型案件の規模です。

インターネットを用いた印刷物の受注販売で資本業務提携先でもある5月上場のラクスル(4384)の好パフォーマンスが連想されます。その他製造の印刷業とあって派手さはありませんが、業績の伸びが高く意外な株価パフォーマンスを発揮する可能性があります。

初値が2100円以下に収まれば、上場後に上昇の期待は十分です。本店所在地が鹿児島という点も意外感があります。

IPOスケジュール

抽選申込(BB)期間 2018-10-01〜 2018-10-05
当選発表(公開価格決定)日 2018-10-09
購入申込期間 2018-10-10〜 2018-10-15

IPO当選株数
※単位は株

公募株数 750,000
売出株数(OAを含む) 1,096,100
当選株合計 1,846,100

おすすめのネット証券

主幹事証券はみずほです。インターネット証券ではSBIマネックスが幹事団にはいっているほか、岡三オンラインからも参加が可能となっています。東洋も久々の幹事入りです。

大株主はラクスルほか、取引先の事業法人が多いことが特徴で、その他の株主構成では小田原社長の親族関係の個人が複数株式を所有していることが特徴です。大株主上位2者に解除条項無しのロックアップが掛かっていますが、全体の77%程度で比較的緩やかなロックアップとなっています。ベンチャーキャピタルの所有はありません。

幹事証券リスト

証券会社割当率割当株数当選本数
主幹事みずほ証券91.31%1,685,70016,857
幹事岡三証券4.34%80,300803
いちよし証券1.74%32,100321
東洋証券0.87%16,000160
SBI証券0.87%16,000160
マネックス証券0.87%16,000160

株主構成

氏名比率ロックアップの有無
PNコーポレーション(株)44.07%上場日から180日間
小田原 洋一33.02%上場日から180日間
森田 樹里4.41%
大日本商事(株)1.76%
ラクスル(株)0.88%
日本アグフア・ゲバルト(株)0.88%
富士フィルムグローバルグラフィックシステムズ(株)0.88%
(株)アイカ0.88%
(株)桂紙業0.88%
(株)紙藤原0.88%

鹿児島本社で「選挙関連」の側面も

プリントネット(7805)は鹿児島県に本社をおいています。鹿児島本社の企業は同社を含めて11銘柄が上場しており、新日本科学(2395)、マルマエ(6264)、ヒガシマル(2058)などがあります。地方企業は割安に放置される傾向がありますが、同社は首都圏を主な営業地盤としており、その懸念は少ないでしょう。

また、来年は参議院選挙があります。選挙ポスターも手掛けていることから「選挙関連」テーマを呼び込むことができる銘柄です。

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