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日本グランデ【2976】

  • 日本グランデが6月19日、札証アンビシャスに新規上場
  • 札幌市のマンションデベロッパー
上場市場 アンビシャス
予想価格720円
上場日2019年06月19日
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天野秀夫
天野秀夫
日本グランデ(2976)のサムネイル
初値期待度3
上場後株価期待度2
上場時話題性3
事業成長性3
事業収益力3

日本グランデが6月19日、札証アンビシャスに新規上場/札幌市のマンションデベロッパー

日本グランデ(2976)が6月19日、札幌証券取引所アンビシャスに新規上場する。札証アンビシャスへの単独上場は、2018年12月のFUJIジャパン(1449)以来となる。

不動産分譲・賃貸、不動産関連事業を展開する同社は2003年4月に設立され、北海道札幌市で事業展開するマンションデベロッパーだ。「グランファーレ」ブランドで新築分譲マンション事業を推進しており、高性能鉄筋コンクリート3階建住宅「エステティカ」ブランドも立ち上げている。

マンション共用施設に「天然岩盤浴」施設を企画、携帯電話から「玄関扉の鍵を確認/施錠」「リビングの照明器具やエアコンのON/OFF」「エアコンのON/OFF」 外出中でもエントランスの「来訪者との会話」や家族の「帰宅メール通知」が可能なシステムの導入や、従来型の郵便口や鍵をなくし、スマートフォンで扉が開くメールボックスと宅配ボックスが一体となった「コンシェルジュBOX」をマンションに採用するなど北海道初のサービス導入が多いことが特徴だ。

「炭パワークリーンシステム」を使い、天然炭で室内の空気環境を24時間整えることで、安全でキレイな空気を実現する「炭のマンション」では特許を取得している。このほか、自由な発想で住まいの空間を創造できる全戸オーダーメイド対応にも対応している。

不動産賃貸事業では、天然温泉の大浴場施設を備えたサービス付き高齢者向け住宅「グランウエルネス」シリーズを事業化している。

今2020年3月期はマンション142戸、戸建住宅9棟の引き渡しを予定し、売上高54.25億円(前期比8%増)、経常利益3.33億円(同5%増)の増収増益を見込む。配当は未定(前期実績5円)としている。

日本グランデ(2976)の基本情報

企業名日本グランデ株式会社
会社URLhttp://www.nippon-grande.co.jp/
証券コード・市場 アンビシャス (2976)
上場予定日2019年06月19日
業種 不動産業
事業内容不動産分譲事業、不動産賃貸事業、不動産関連事業
本社所在地北海道札幌市中央区大通西5-1-1
社長平野雅博
設立年月2003年04月10日
決算期3月末
上場前資本金100,000千円

事業の特徴と魅力

日本グランデ(2976)の特徴は札幌に特化したマンションデベロッパーといえます。また、マンション共用施設に「天然岩盤浴」施設を設置、スマートフォンで扉が開くメールボックスと宅配ボックスが一体となった「コンシェルジュBOX」をマンションに採用するなど北海道初のサービス導入が多いことが特徴です。

天然炭で室内の空気環境を24時間整える「炭パワークリーンシステム」では国内特許を取得しています。他社との差別化を積極的に図っています。

初値予想

想定価格 720円
仮条件
公開価格
初値予想 800円

初値予想と上場後の見込み

日本グランデ(2976)の想定価格720円から試算される想定時価総額は8.3億円、市場からの資金吸収額は1.3億円で札幌証券取引所アンビシャス上場の小型案件です。公開株式数が18万株強と限定的で公開価格も3ケタ、主要大株主にロックアップがかかっているなど需給は締まっています。

しかし、札証アンビシャス上場である点や事業内容に新規性がみられないこと、近年の収益動向にブレが見られることから初値は穏健な始まりとなるでしょう。上場後は流動性の確保が課題となります。

IPOスケジュール

抽選申込(BB)期間 2019-05-31〜 2019-06-06
当選発表(公開価格決定)日 2019-06-07
購入申込期間 2019-06-11〜 2019-06-14

IPO当選株数
※単位は株

公募株数 150,000
売出株数(OAを含む) 35,800
当選株合計 185,800

おすすめのネット証券

日本グランデ(2976)の主幹事証券は藍澤です。日本グランデは札証アンビシャス単独上場としては2018年12月のFUJIジャパン(1449)以来ですが、藍澤の主幹事もこのFUJIジャパン以来です。

また、幹事団には北海道地場の北洋証券(旧・上光証券)が参加していることが特徴です。あかつきも参加しています。主要な大株主には価格の解除条項の無いロックアップが掛かっており、ベンチャーキャピタルも無いことから需給はタイトです。

幹事証券リスト

証券会社割当率割当株数当選本数
主幹事藍澤証券未発表
幹事北洋証券未発表
岡三証券未発表
SBI証券未発表
あかつき証券未発表
エース証券未発表

株主構成

氏名比率ロックアップの有無
雅リアルエステート(株)28.04%上場日から180日間
平山恒産(株)27.56%上場日から180日間
平野 雅博27.44%上場日から180日間
矢代 俊二4.89%上場日から180日間
米盛 公和3.10%上場日から180日間
木村 司2.88%
佐々木 裕一1.07%上場日から180日間
小林 正義0.80%
日本グランデ従業員持株会0.57%
石井 雅之0.46%上場日から180日間

2030年冬季五輪関連

日本グランデ(2976)はマンションデベロッパーとして札幌に特化していることから、さらなる成長を目指すには本州進出など営業エリアの拡大、もしくは新規事業立ち上げが必要となってきます。今後の成長戦略が注目されます。

また、かなり先のことながら札幌市が立候補を予定している2030年の冬季オリンピック誘致に成功すれば人気化するでしょう。誘致されれば58年ぶり2度目となります。

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