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MTG【7806】

  • MTGが7月10日、マザーズに新規上場
  • Cロナウド選手で有名な「SIXPAD」手掛けるブランド開発カンパニー
上場市場 マザーズ
予想価格 5,290円
上場日 2018年07月10日
天野秀夫
天野秀夫
MTG(7806)のサムネイル
初値期待度 4
上場後株価期待度 4
上場時話題性 5
事業成長性 4
事業収益力 4

MTGが7月10日、マザーズに新規上場/Cロナウド選手で有名な「SIXPAD」手掛けるブランド開発カンパニー

MTG(7806)が7月10日東証マザーズに新規上場する。同社は「ブランド開発カンパニー」を標榜して、事業ビジョンの軸を「クリエイション」「テクノロジー」「ブランディング」「マーケティング」においている。同社の知名度を高めたのは、「SIXPAD」と「MDNA SKIN」の取り扱い。

「SIXPAD」はEMS(筋電気刺激)を利用したトレーニングブランドで、主力商品であるEMSデバイスはプロサッカー選手であるクリスチャーノ・ロナウド選手のトレーニング理論を融合し誕生し本人がCMにも登場している。このほかにも「Obleu」「INBEAUTE」などがある。

「MDNA SKIN」はアーティスト・歌手のマドンナ氏を共同開発パートナーとして迎え、スキンケアアイテムを開発している。このほか、化粧品分野では炭酸美容をコンセプトとして、炭酸による美容効果に着目した「PLOSION」の開発を行っている。

このほか、「宅水便のキララ」としてウォーターサーバー事業を展開し、ブランドパートナーにはプロスケーターの浅田真央氏を迎えている。

事業セグメントとしてはグローバル(海外EC事業者、海外販売代理店海外病専門店・百貨店への卸売)、リテールマーケティング(量販店、肩録・テレビ通販事業者への卸売)、ダイレクトマーケティング(自社ECサイトを通じた一般消費者への直接販売、インターネット通信販売事業者への卸売)、ブランドストア(百貨店運営事業者や免税店運営事業者への卸売、自社運営の小売店舗での対面販売)、プロフェッショナル(美容サロン運営事業者やエステティックサロン運営事業者など)、その他(ウォーターサーバーの提供及び天然水の販売、中古自動車等の一般顧客への直接販売、美容機器、化粧品メーカーに対するOEM商品の卸売等)の6事業で構成されている。

なかで、その他事業では、法人、個人に対するポジティブ心理学を応用したコーチング事業や、スマートリング(近距離無線通信を搭載した指に装着するリング)の製造販売を行うIoT事業、医療機器及び医薬品の製造販売などユニークな事業も展開している。

美顔ローラーや「SIXPAD」のヒットにより業績は好調に推移。この結果、今2018年9月期業績は、売上高600億円(前期比32.4%増)、経常利益80億2000万円(同31.1%増)の8増収増益の見通し。なお、通期計画に対する第2四半期末時点における進捗率は、売上高284億1000万円で47.3%、経常利益56億6000万円で70.5%に達している。

MTG(7806)の基本情報

企業名 株式会社MTG
会社URL https://www.mtg.gr.jp/
証券コード・市場 マザーズ (7806)
上場予定日 2018年07月10日
業種 その他製品
事業内容 美容機器、健康機器、化粧品等の製造販売
本社所在地 名古屋市中区本陣通四丁目13番
社長 松下剛
設立年月 1996年01月09日
決算期 9月末
上場前資本金 100,000千円

事業の特徴と魅力

日本でも知名度の高い米国アーティストのマドンナ氏とレアル・マドリード所属のプロサッカー選手クリスティアーノ・ロナウド氏がそれぞれ広告、商品開発に絡んでいる。また、ともに関係会社などを通じて株主となっていることが特徴の一つです。

美顔ローラーやEMS(筋電気刺激)を利用したトレーニングブランド「SIXPAD」といったヒット商品を生み出している企業でもあります。ECサイトの広がりで、国内外での事業の拡大が期待できます。ただ、ヒット商品をコンスタントに生み出す必要があり、収益面での安定性確保も課題となってくるでしょう。

初値予想

想定価格 5,290円
仮条件 5,290円〜 5,800円
公開価格 5,800円
初値予想 8,000円

初値予想と上場後の見込み

MTG(7806)の想定価格5290円から試算される想定時価総額は2044億3000万円で、市場からの資金吸収金額は419億8000万円と東証マザーズ上場の超大型案件となります。時価総額規模では、27日現在で6300億円規模のメルカリ(4385)、2200億円規模のミクシィ(2121)の間に入ってマザーズ2位となることが予想されます。

市場からの資金吸収額もメルカリに続く今年2位の大きさです。昨年、野村が主幹事でIPOした資金吸収額760億円規模のスシローグローバル(3563)、同449億円のLIXILビバ(3564)はともに初値が公開価格を下回るスタートでした。しかし、当時とIPO環境が異なり、MTGは話題性も強く、初値も5割高程度は期待できそうです。また、上場後は値がさ株として関心が高まりそうです。

幹事証券に国内主力のオンライン証券がすべて顔を揃えているので、意外な相場の盛り上がりが見込めそうです。

IPOスケジュール

抽選申込(BB)期間 2018-06-22〜 2018-06-28
当選発表(公開価格決定)日 2018-06-29
購入申込期間 2018-07-02〜 2018-07-05

IPO当選株数
※単位は株

公募株数 5,045,000
売出株数(OAを含む) 2,890,000
当選株合計 7,935,000

IPO申込みにおすすめのネット証券

MTG(7806)の主幹事証券は野村。この銘柄まで4銘柄連続の主幹事ですが、その最終です。想定価格から試算した市場からの資金吸収額が419億円強のマザーズ超大型案件だけに幹事団は豪華。国内大手・準大手がそろうほか、主要ネット証券がなを連ねています。

特に注目すべきは楽天証券松井証券が名を連ねていることです。松井は6月31日上場のZUU(4687)、22日上場のライトアップ(6580)に続く幹事団入りで、楽天は今年初の幹事団入り。松井、楽天とも引受事業を今期から復活・強化していることが今回のMTGに表れた形です。上場後はネット証券の売買動向が注目されます。

一方、大株主では富士フイルムなど半分にロックアップが掛かっていません。上場前発行済株式数の3.95%と大きくはないですが、第4位のベンチャー・キャピタルに解除条項がつくなど比較的緩やかなロックアップ状況となっています。

大株主以外で上場前株主名簿ではトランスコスモス(9715)が上場前0.55%、豊田通商(8015)が同0.27%、リネットジャパングループ(3556)が同0.03%を所有していることが特徴です。

幹事証券リスト

証券会社割当率割当株数当選本数
主幹事野村証券80.01%6,348,00063,480
幹事大和証券8.70%690,0006,900
三菱UFJモルガン2.61%207,0002,070
東海東京証券2.61%207,0002,070
SMBC日興証券1.30%103,5001,035
SBI証券1.30%103,5001,035
みずほ証券0.87%69,000690
楽天証券0.87%69,000690
いちよし証券0.52%41,400414
岡三証券0.43%34,500345
エース証券0.26%20,700207
マネックス証券0.26%20,700207
松井証券0.26%20,700207

株主構成

氏名比率ロックアップの有無
松下 剛64.16%上場日から90日間
(株)Mコーポレーション18.07%上場日から90日間
MTG持株会2.99%上場日から180日間
ジャフコSV4共有投資事業有限責任組合2.73%上場日から90日間、但し公開価格の1.5倍で解除
(株)MTG2.43%上場日から180日間
(株)エスネットワークス1.43%
BoyToy, Inc0.92%
CRS HOLDINGS SARL0.92%
富士フイルム(株)0.68%
中島 敬三0.68%上場日から90日間

海外投資家買いに期待、メルカリと市場変更競争も

MTG(7806)はメルカリ(4385)に続くマザーズの大型案件として注目度を高めるでしょう。話題性はもとより、近年の業績の伸びは著しく、来期には経常利益で100億円大台に迫る勢いです。大型IPOであるための需給面での重さはあります。

ただ、海外投資家の買い需要も期待できる銘柄です。一般消費者を向いたビジネスを展開しているだけに、株主還元策も期待できるでしょう。先行して上場したメルカリと、どちらが先に東証1部に市場変更するかといった視点も出てきそうです。

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