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HEROZ株式会社【4382】

  • HEROZが4月20日、マザースに新規上場
  • 将棋AIで知名度が高いAIビジネスの急成長企業
上場市場 マザーズ
予想価格3,640円
上場日2018年04月20日
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天野秀夫
天野秀夫
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初値期待度5
上場後株価期待度5
上場時話題性5
事業成長性5
事業収益力5

HEROZが4月20日、マザースに新規上場/将棋AIで知名度が高いAIビジネスの急成長企業

HEROZ(4382、ヒーローズ)が4月20日、東証マザースに新規上場する。HEROZは人工知能(AI)を活用したスマートフォン、タブレット上の端末で展開、企業向けに提供している。将棋AIの研究を進めて開発したAIがプロ棋士や将棋名人に勝利した実績で知名度が向上し、自社開発の「将棋ウォーズ」等の頭脳ゲームに代表される開発アプリケーションで蓄積された機械学習等のAI開発技術がコア技術となっている。

具体的には、深層学習(ディープラーニング)等の機械学習を幅広い事業領域の企業に「HEROZ Kishin」として提供している。主要取引先は、米アップル、米グーグル、㈱ポケモン、㈱ディー・エヌ・エーなどが名を連ねて、スマホゲーム、株式投資、ロボット、建設設計、求職サービスな幅広い分野で活用されている。BtoC事業ではゲーム課金のレベニューシェア、BtoB事業では、「HEROZ Kishin」の提供による初期設定・継続フィーを受領している。

AIの性質上、機械学習を継続するほど制度が継続することから、案件の途中解約はこれまでむ発生していない。直近ではこのBtoB事業が急成長を見ている。今4月期売上高は前期比25.7%増、営業・経常利益は約3倍の高変化率を見込む。

HEROZ株式会社(4382)の基本情報

企業名HEROZ株式会社
会社URLhttps://heroz.co.jp/
証券コード・市場 マザーズ (4382)
上場予定日2018年04月20日
業種 情報・通信業
事業内容人工知能を活用したインターネットサービスの企画・開発・運営
本社所在地東京都港区芝五丁目31番17号PMO田町2階
社長林隆弘
設立年月2009年04月30日
決算期4月末
上場前資本金111,350千円

事業の特徴と魅力

プロ棋士に勝利した世界最高峰の将棋AI(人工知能)から進化した「HEROZ Kishin」を企業などに提供するベンチャー企業として、知名度はすでに抜群です。BtoB事業、BtoC事業を展開し、幅広い業種に事業対象領域が拡大しています。主要取引先も米アップル、米グーグル、ポケモン、ディー・エヌ・エーと錚々(そうそう)たるメンバーで、今後もその事業領域は拡大することが期待されます。

初値予想

想定価格 3,640円
仮条件 3,940円〜 4,500円
公開価格 4,500円
初値予想 11,000円

初値予想と上場後の見込み

上場する人工知能(AI)関連では間違いなく中心的な存在となる企業の1社でしょう。公開価格は3640円ですが、初値はいきなり5ケタ近辺まで急騰する可能性があります。話題性、将来性、好業績に加えて、想定価格から見た時価総額は121.4億円、市場からの資金吸収額は7.2億円で東証マザーズ上場の小型案件という需給からも、公開価格から初値までの上昇率は今年最大となる可能性を持った企業です。

上場後も事業法人、ファンドなどの買いが期待できます。初値が飛びすぎても上値にオーバーシュートする危険が予想されるほどです。ブックビルディングでの当選はかなり競争率が高まりそうです。

IPOスケジュール

抽選申込(BB)期間 2018-04-05〜 2018-04-11
当選発表(公開価格決定)日 2018-04-12
購入申込期間 2018-04-13〜 2018-04-18

IPO当選株数
※単位は株

公募株数 45,500
売出株数(OAを含む) 152,500
当選株合計 198,000

IPO申込みにおすすめのネット証券

公開価格に対して初値が飛びやすいSMBC日興証券が主幹事です。幹事団も主幹事を除いて10証券と幅広い参加が実現しています。ネットではSMBC日興、マネックス、カブドットコム、SBI、岩井コスモ、岡三オンラインなどからの参加が可能です。

大株主では会社関係社に180日間と比較的厳しいロックアップがかかっています。ベンチャーファンドではMICアジアテクノロジー投資事業が第3位に見られますが、需給的には障害にならないでしょう。KDDIグループのビッグローブや、バンダイナムコエンターテインメントが大株主として確認できます。また、このほか既存株主では、コーエーテクモゲームス、ハーツユナイテッドグループ、竹中工務店が出資企業として存在しています。

株主構成

氏名比率ロックアップの有無
林 隆弘35.19%上場日から180日間
高橋 知裕35.19%上場日から180日間
MICアジアテクノロジー投資事業8.44%上場日から90日間、但し公開価格の1.5倍で解除
HEROZ(株)3.57%
ビッグローブ(株)2.81%上場日から90日間、但し公開価格の1.5倍で解除
浅原 大輔2.03%上場日から180日間
井口 圭一1.35%上場日から180日間
藤野 英人1.24%上場日から90日間、但し公開価格の1.5倍で解除
片山 晃1.24%上場日から90日間、但し公開価格の1.5倍で解除
(株)バンダイナムコエンターテインメント1.24%

初値の高騰は必至のAIベンチャー、株主、無取引先にビッグネーム

HEROZ(4382)は、人工知能を活用したインターネットサービスの企画・開発・運営ベンチャーとして話題性、成長性、将来性を兼ね備えて初値が高騰する可能性が極めて高い企業です。ビッグローブ、バンダイナムコエンターテインメント、コーエーテクモゲームス、ハーツユナイテッドグループ、竹中工務店という事業法人株主に加え、取引先は米アップル、米グーグル、ポケモン、ディー・エヌ・エーという布陣は他に類を見ません。

また、レオス・キャピタルワークスの藤野英人代表取締役社長とカリスマ個人投資家として一世を風靡した片山晃氏がともに、個人名で上場前の発行済株式数の1.24%を所有しています。この点も投資家や証券市場関係者の関心を集めています。

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