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フィードフォース【7068】

  • フィードフォースが7月5日、マザーズに新規上場
  • サイト広告の書き換えシステム「データフィード」事業を展開
上場市場 マザーズ
予想価格1,030円
上場日2019年07月05日
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天野秀夫
天野秀夫
フィードフォース(7068)のサムネイル
初値期待度4
上場後株価期待度3
上場時話題性4
事業成長性4
事業収益力3

フィードフォースが7月5日、マザーズに新規上場/サイト広告の書き換えシステム「データフィード」事業を展開

フィードフォース(7068)が7月5日、東証マザーズに新規上場する。

BtoB領域でデータフィード関連事業、デジタル広告事業、ソーシャルメディアマーケティング関連事業を展開している。具体的には、ユーザーの販売商品の更新に合わせて、サイトに出稿している広告データを、すばやく書き換えるしくみ「データフィード」を提供している。ECサイト、比較サイト、フェイスブック、インスタグラムのタイムライン広告などで利用されている。

5つの主力サービスを持ち、自社サイトの外部ID連携を簡単かつ安価に実現できるASPサービス「ソーシャルPLUS」、グーグルショッピング広告が簡単に始められる広告運用自動化ツール「EC Booster」、広告運用者向けデータフィード統合管理プラットフォーム「dfplus.io」、企業が保有する自社の商品データをダイナミックバナー広告や外部メディアサイト等の媒体に合わせて変換・最適化・配信するデータフィード運用ASPサービス「DF PLUS」、機械学習による効果最大化を前提とした広告運用の企画、設計、運用を行うサービス「Feedmatic」で構成される。

事業セグメント的にはエンタープライズ(大企業・中堅企業)を中心にデータフィードマーケティングの支援を行っているプロフェッショナルサービス事業が売上高の71.3%(2018年5月期実績)を占める。「DF PLUS」「Feedmatic」「Contents Feeder」のサービスが含まれる。

一方、インターネット経由で必要な機能を利用する仕組みであるSaaS事業は売上高の28.7%(同)を占め「dfplus.io」サービスが主力だ。

2020年5月期業績は、売上高9.8億円(前期比42.1%増)、経常利益2.3億円(同7倍超)の増収増益見通し。前2019年5月期に5期ぶりの経常黒字転換を果たし、新規取引先の増加を背景に今期も高い利益の伸びを見込んでいる。

フィードフォース(7068)の基本情報

企業名株式会社フィードフォース
会社URLhttps://www.feedforce.jp/
証券コード・市場 マザーズ (7068)
上場予定日2019年07月05日
業種 サービス業
事業内容データフィード事業、デジタル広告事業、ソーシャルメディアマーケティング関連事業
本社所在地東京都文京区湯島3-19-11
社長塚田耕司
設立年月2006年03月23日
決算期5月末
上場前資本金100,000千円

事業の特徴と魅力

企業が出稿するサイト広告をタイムリーに書き換えるデータフィード関連事業は、ECサイト、比較サイト、フェイスブック、インスタグラムのタイムライン広告など媒体が広がる中で高成長が見込まれています。上場による社名とサービスの認知度向上で企業成長はさらに、弾みがつくことが期待されます。

ASPサービス「ソーシャルPLUS」だけでもキリンやサントリーなど導入実績は200社を超えています。データフィードの作成、管理、最適化を企業の広告担当者自身で行うことができるデータフィード統合管理ツールの急成長も継続していることが特徴です。

初値予想

想定価格 1,030円
仮条件 1,030円〜 1,150円
公開価格
初値予想 2,800円

初値予想と上場後の見込み

フィードフォース(7068)の想定価格1030円から試算した想定時価総額は57.6億円、市場からの資金吸収額は8.1億円で東証マザーズ上場の小型案件となります。ネット広告関連、クラウド関連の事業内容に加え、比較的低位の想定価格から初値は好スタートが予想されます。

また、公開株式数が78万株とそこそこあり、流動性も保たれ、前後のIPOスケジュールが空いていることから、上場後も短期資金を呼び込んで上値チャレンジがありそうです。

IPOスケジュール

抽選申込(BB)期間 2019-06-20〜 2019-06-26
当選発表(公開価格決定)日 2019-06-27
購入申込期間 2019-06-28〜 2019-07-03

IPO当選株数
※単位は株

公募株数 650,000
売出株数(OAを含む) 132,000
当選株合計 782,000

おすすめのネット証券

フィードフォース(7068)の主幹事は大和証券です。大和の主幹事は4月25日にIPOのトビラシステムズ(4441)以来となり久々です。大和が今年になって主幹事を務めたネット、IT系のIPO銘柄の初値は2倍以上となっています。また、主幹事以外の幹事団は割当株数が6800株(0.87%)と横一線となっている珍しいパターンです。

一方、大株主には会社関係者に解除条項なしのロックアップが180日間しっかりと掛かっています。大株主の法人格としてはトランス・コスモス(9715)とマイナビがいます。

幹事証券リスト

証券会社割当率割当株数当選本数
主幹事大和証券93.04%727,6007,276
幹事SBI証券0.87%6,80068
野村証券0.87%6,80068
エース証券0.87%6,80068
丸三証券0.87%6,80068
マネックス証券0.87%6,80068
東海東京証券0.87%6,80068
エイチ・エス証券0.87%6,80068
みずほ証券0.87%6,80068

株主構成

氏名比率ロックアップの有無
合同会社理力37.68%上場日から180日間
塚田 耕司36.24%上場日から180日間
トランス・コスモス(株)9.94%上場日から90日間、但し公開価格の1.5倍で解除
(株)マイナビ4.10%上場日から90日間、但し公開価格の1.5倍で解除
寺嶋 徹2.26%上場日から180日間
喜多 宏介1.58%上場日から180日間
秋山 勝1.51%上場日から180日間
宮城 満英1.16%上場日から180日間
西山 真吾0.77%上場日から180日間
大西 健太0.75%継続保有の意向

データフィード最適化サービスで国内トップ

BtoB領域でデータフィード関連事業を展開するフィードフォース(7068)のユーザーは、大手企業が多く事業成長の基盤となっています。データフィード最適化サービスでは国内シェアトップでもあります。クラウド、IT、ネット広告関連企業の場合、株式上場による企業信用度の向上、宣伝効果は大きく業績拡大に弾みがついてきます。

前2019年5月期に収益が黒字化したばかりで、今期からの利益変化率は鋭角的なものとなって来るでしょう。

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