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エクスモーション【4394】

  • エクスモーションが7月27日、マザーズに新規上場
  • 自動車向け主力の組み込み型ソフトのコンサル企業
上場市場 マザーズ
予想価格 3,200円
上場日 2018年07月26日
天野秀夫
天野秀夫
エクスモーション(4394)のサムネイル
初値期待度 3
上場後株価期待度 3
上場時話題性 3
事業成長性 3
事業収益力 3

エクスモーションが7月27日、マザーズに新規上場/自動車向け主力の組み込み型ソフトのコンサル企業

エクスモーション(4394)が7月27日、マザーズに新規上場する。2008年9月に設立した同社は、自動車やロボット、デジタル医療機器などの製品に組み込まれる「組み込み型ソフトウエア」の品質改善に特化したコンサルティングサービスを展開している。ソフトウエア開発の東証1部企業ソルクシーズ(4284)が親会社で、ソルクシーズの代表取締役社長である長尾章氏が取締役会長を務めている。

事業的には、自動車分野に実績を持ち、車載システムの分野で、主に上流工程を中心とした開発技術の導入支援、教育・人材育成やツール提供を行っていることが特徴だ。多様化するユーザーニーズに対応するために問題の仕組みや検討過程を可視化し、組織のナレッジとしての共有や他者に伝えやすい形式で資産化する「モデリング技術」を強みとしており、SUBARU(7270)を筆頭に国内自動車メーカーを主要顧客としている。そのため、2017年11月期実績で売上高の約90%が自動車業界向けとなっている。

こうした自動車分野での最先端の製品開発支援でのノウハウ蓄積から、建設機械、農機、医療、FA(工場自動化)分野に開発支援を広げていく方針。すでに小規模ながら医療機器分野や建設機械などへの展開で実績を積み始めている。

今2018年11月期業績は、売上高が前期比20.2%増の8.3億円、経常利益が同15.4%増の1.4億円と増収増益の見通しだ。

エクスモーション(4394)の基本情報

企業名 株式会社エクスモーション
会社URL https://corporate.exmotion.co.jp
証券コード・市場 マザーズ (4394)
上場予定日 2018年07月26日
業種 情報・通信業
事業内容 システム及びソフトウェアに対するテクニカルコンサルティング、エデュケーションサービス
本社所在地 東京都品川区大崎二丁目11番1号
社長 渡辺博之
設立年月 2008年09月01日
決算期 11月末
上場前資本金 31,500千円

事業の特徴と魅力

エクスモーション(4394)は、自動車向けに比重が置かれた「組み込み型ソフトウエア」のコンサルティングサービスを展開している企業ということが最大の特徴です。SBIHD(8473)の持分法適用会社である親会社のソルクシーズ(4284)は金融分野に特化しており、事業的には棲み分けがなされています。ただ、自動車分野に特化していることや生産部門を擁していないことは、事業的には「諸刃の刃」となります。業績面での実績がストレートに株価に反映されてくるでしょう。

初値予想

想定価格 3,200円
仮条件 3,140円〜 3,340円
公開価格 3,340円
初値予想 5,000円

初値予想と上場後の見込み

エクスモーション(4394)は想定価格3200円から試算した想定時価総額は40億円、市場からの資金吸収額13.4億円で東証マザーズ上場の中型案件です。さほど需給的な圧迫感はないことから順当な初値は期待できます。ただ、同日にマザーズ小型案件のアクリート(4395)が登場することから、短期資金はこちらに流れそうです。

また、組み込み型ソフトをメインとする同業他社と比べて、想定価格に割安感はありません。むしろ、ソルクシーズを親会社に持つ親子上場、近年の業績の伸び悩みが気にかかるところです。上場後のパフォーマンスは業績動向が鍵を握ってくるでしょう。

IPOスケジュール

抽選申込(BB)期間 2018-07-09〜 2018-07-13
当選発表(公開価格決定)日 2018-07-17
購入申込期間 2018-07-19〜 2018-07-24

IPO当選株数
※単位は株

公募株数 200,000
売出株数(OAを含む) 218,600
当選株合計 418,600

おすすめのネット証券

主幹事はSBI証券です。親会社であるソルクシーズ(4284)がSBIHD(8473)の持分法適用会社であることを考えれば妥当なところでしょう。幹事団はこのSBIを含めて11証券がこの規模にしては広がっています。ネットを通じては、SBIのほか、SMBC日興証券岡三オンライン証券マネックス証券岩井コスモ証券むさし証券からの参戦が可能です。

大株主のロックアップは上位4者にしか掛かっていませんが解除条項は付いていません。親会社のソルクシーズが大半の株式を保有し、後は小口株主が主体であり需給的には特段の圧迫感は感じられません。

株主構成

氏名比率ロックアップの有無
(株)ソルクシーズ71.20%上場日から90日間
林公認会計士事務所7.90%
渡辺 博之7.52%上場日から90日間
芳村 美紀5.93%上場日から90日間
井山 幸次3.56%上場日から90日間
三輪 有史0.55%
斎藤 賢一0.55%
小濱 宗隆0.55%
井上 一郎0.41%
高橋 久憲0.36%

類似企業との差別化が課題

エクスモーション(4394)と同様に、組み込み型ソフトをメインとする企業としてはPCIHD(3918)、sMedio(3913)、コア(2359)、ソーバル(2186)などがあります。

エクスモーション自体は自動車向けに強みを持っていますが、他社は家電やインフラなどへの展開も加速しており、リスクを分散するためにも分野開拓が課題となってくるでしょう。自動車業界に特化しているという特徴以外でマーケットにアピールできる材料が欲しいところです。

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