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インフォネット【4444】

  • インフォネットが6月22日、マザーズに新規上場
  • WEBサイト構築と運用保守、CMSサイト構築を手掛ける
上場市場 マザーズ
予想価格1,350円
上場日2019年06月25日
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天野秀夫
天野秀夫
インフォネット(4444)のサムネイル
初値期待度4
上場後株価期待度4
上場時話題性3
事業成長性4
事業収益力4

インフォネットが6月22日、マザーズに新規上場/WEBサイト構築と運用保守、CMSサイト構築を手掛ける

インフォネット(4444)が6月22日、東証マザーズに新規上場する。

インフォネットは2002年10月に法人化された福井県操業の企業を前身に持つ。WEBサイト構築と運用保守の代行業務およびCMS(コンテンツ管理システム)サイト構築を主力事業として、システム開発、ホスティングサービス、 ASPサービス、広告デザイン・印刷 映像制作に事業領域を広げている。東京を本社に福井、佐賀に開発拠点を置く体制となっている。

自社製品としてCMS(WEBサイトを構成する文書や画像等の素材を統合し体系的な管理を可能とするプログラムである「infoCMS」を独自開発。「infoCMS」はあらゆる企業・団体で理想的なWEBサイトの構築が可能で、WEB担当者の業務負担軽減と効果的なマーケティングを実現することにメリットがある。

また、企業の顧客管理システムのほか、顧客情報と社員情報を結び付け、営業支援機能、サポート業務の支援機能、広報・マーケティング業務の支援機能等がラインナップされた統合型CRMシステムである「infoCRM」も開発して提供している。

このほか、文章や音声で自動的に返答や会話を行うプログラムである人工知能搭載型チャットボットシステム「Q&Ai」を開発している。

2020年3月期業績は、売上高9.6億円(前期比14.7%増)、経常利益1.9億円(同12.9%増)と増収増益見通し。

インフォネット(4444)の基本情報

企業名株式会社インフォネット
会社URLhttps://www.e-infonet.jp/
証券コード・市場 マザーズ (4444)
上場予定日2019年06月25日
業種 情報・通信業
事業内容WEBサイトの構築、コンテンツを構築・管理・更新できるシステムの提供など
本社所在地東京都千代田区大手町1-5-1
社長岸本誠
設立年月2002年10月15日
決算期3月末
上場前資本金53,000千円

事業の特徴と魅力

自社開発のWEBサイトコンテンツ管理システム「infoCMS」を活用したWEBサイト構築とサーバー・システム運用保守などのアフターサポートまでの一貫サービスに特徴がある。ここから、クラウドホスティング、WEB広告、カタログ・パンフレットデザインなど、企業広報のマーケティング支援サービスに事業領域が広がっている。

インフォネット(4444)の強みであるCMSサイトの構築実績を見ると、企業ではセントラル警備保障、朝日火災海上保険、優成監査法人、公共系では日本図書館協会、全国社会保険労務士会連合会、日本スポーツ振興センター、病院・大学などでは日本赤十字医療センター、法政大学など幅広い分野で数多くの実績がある。

初値予想

想定価格 1,350円
仮条件 1,350円〜 1,490円
公開価格 1,490円
初値予想 3,200円

初値予想と上場後の見込み

インフォネット(4444)の想定価格1350円から試算した想定時価総額は26億円、市場からの資金吸収額は7.8億円で東証マザーズ上場の小型案件となります。

マザーズ上場のIT・クラウド関連、SBI証券が主幹事、今3月期2ケタ増収益予想、25日は1社単独の上場スケジュールと、初値が飛ぶ条件が揃っています。想定価格1350円の2倍以上の初値が期待されます。

一方、幹事団の構成も幅広く、流動性が保たれる見込みにあることから上場後も上値を伺う動きを見せそうです。

IPOスケジュール

抽選申込(BB)期間 2019-06-07〜 2019-06-13
当選発表(公開価格決定)日 2019-06-14
購入申込期間 2019-06-18〜 2019-06-21

IPO当選株数
※単位は株

公募株数 300,000
売出株数(OAを含む) 275,000
当選株合計 575,000

おすすめのネット証券

インフォネット(4444)の主幹事は5月登場のバルテス(4442)、6月21日に登場のブランディングテクノロジー(7067)に続くSBI証券です。また、幹事団はSMBC日興証券を筆頭に11証券で構成されるなど、この上場規模にしては異例の広がりです。さらに、幹事団に入っていない岡三オンライン証券DMM株楽天証券松井証券からも申し込みが可能で門戸を広く開けていることが特徴です。

一方、筆頭大株主は親会社に当たるフォーカスで、プライベート・エクイティ投資事業を展開している会社です。オーバーアロットメントを含めて上場時に27万5000株を放出しますが、なお87万1250株(上場時発行済株数の45.2%)を保有し続けることになります。180日間のロックアップが掛かっており、短期的には売却懸念はありませんが、将来的には需給懸念かせ意識されます。

幹事証券リスト

証券会社割当率割当株数当選本数
主幹事SBI証券93.74%539,0005,390
幹事SMBC日興証券1.57%9,00090
藍澤証券0.52%3,00030
極東証券0.52%3,00030
岩井コスモ証券0.52%3,00030
東洋証券0.52%3,00030
むさし証券0.52%3,00030
エイチ・エス証券0.52%3,00030
岡三証券0.52%3,00030
丸三証券0.52%3,00030
東海東京証券0.26%1,50015
エース証券0.26%1,50015

株主構成

氏名比率ロックアップの有無
(株)フォーカス63.28%上場日から180日間
(株)アライアンスパートナー14.49%上場日から180日間、但し公開価格の1.5倍で解除
(株)ベクトル4.83%
(株)パスファインダー4.25%上場日から180日間
岸本誠2.51%上場日から180日間
SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ(株)1.93%上場日から180日間、但し公開価格の1.5倍で解除
Link Asia Capital(株)0.97%上場日から180日間
日下部拓也0.58%
南嶋将人0.58%
東間大0.58%
江村真人0.58%
伊藤彰弘0.58%

証券コード番号は4444

インフォネットの証券コード番号は「4」並びの「4444」です。

証券コードは業種に応じて証券コード協議会が決定しています。覚えやすい証券コード番号は意外と株式市場で人気化しやすい要素の一つです。

同数字が4つ並ぶコード番号銘柄は、寿スピリッツ(2222)、あさひ(3333)、リバーエレテック(6666)、スリー・ディー・マトリックス(7777)があります。

株式市場では意外と「験を担ぐ」関係者は多く、この数字の並びはラッキーナンバーとなる可能性があります。「運」を持っている銘柄として注目できるでしょう。

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