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ブティックス【9272】

  • ブティックスが4月3日、マザーズに新規上場
  • 介護事業者向けマッチングサービスを展開
上場市場 マザーズ
予想価格 1,270円
上場日 2018年04月03日
天野秀夫
天野秀夫
ブティックス(9272)のサムネイル
初値期待度 3
上場後株価期待度 3
上場時話題性 3
事業成長性 3
事業収益力 3

ブティックスが4月3日、マザーズに新規上場/介護事業者向けマッチングサービスを展開

ブティックス(9272)が4月3日、東証マザーズに新規上場する。ブティックスは2006年11月に設立され、eコマースでの介護用品販売、商談型展示会の開催、M&Aの仲介事業などを通じて、介護事業者と介護用品サプライヤーをマッチングさせるBtoBビジネスを主体に展開し、BtoCの介護用品ECも手掛ける。介護事業者は中小企業が多く購買情報収集に限界があることから、これを同社が補う役目を果たしている。そのマッチングプラットフォームとして商談型展示会「CareTEX」、M&A仲介サービスとして「介護M&A支援センター」を運営している。また、介護事業者向けの会員制情報サイトとして「CareTEXクラウド」を展開している。

商談型展示会は1件あたり38万5000円から35万円の出展小間料金が収益源。今期は10月に大阪、10月から11月にかけて横浜で実施し、3月には東京で開催の予定を持つ。M&Aについては、前3月期に25の成約組数の実績となっている。

一方、一般向けeコマース(インターネット販売)のBtoC事業では、介護用品、車椅子、介護ベッドのほか、ベビー用品・フィットネス・「医療用品の総合通販サイトを運営している。

前3月期実績で売上高とセグメント利益は、BtoB事業は4億9800万円、1億8200万円、BtoC事業は6億1400万円、1600万円と、利益的にはBtoB事業への傾斜を強めている。

今3月期業績は、売上高13億2800万円(前期比19.9%増)、営業利益1億800万円(同61.2%増)、経常利益9600万円(同44.5%増)、当期利益6200万円(同30.5%増)を見込む。なお、今3月期第三四半期累計(4-12月)営業・経常損益はともに1億円の赤字。展示会が第三四半期(10-12月)と第四四半期(1-3月)に開催に多いことから、収益も下期偏重となる傾向がある。

ブティックス(9272)の基本情報

企業名 ブティックス株式会社
会社URL http://www.btix.jp/
証券コード・市場 マザーズ (9272)
上場予定日 2018年04月03日
業種 小売業
事業内容 介護業界を対象とした商談型展示会の開催、介護事業者等のM&A仲介、eコマースでの介護品販売
本社所在地 東京都品川区西五反田二丁目28番5号
社長 新村祐三
設立年月 2006年11月17日
決算期 3月末
上場前資本金 93,711千円

事業の特徴と魅力

ブティックス(9272)が利益の柱とする商談型展示会の運営は上場企業として珍しいビジネスです。介護分野を事業領域としたBtoB型のビジネスモデル特化では、株式市場では初のケースかもしれません。介護事業に特化したM&Aの仲介実績も、まだ今年3年目ですが、実績を積み重ねています。商談型展示会を利用したBtoB型のビジネスの「横展開」を今後どの程度伸ばせるかが、同社成長のポイントとなるでしょう。

初値予想

想定価格 1,270円
仮条件 1,270円〜 1,350円
公開価格 1,350円
初値予想 1,600円

初値予想と上場後の見込み

介護事業自体は物色人気からは外れています。BtoB型のマッチング事業も今では珍しくなくなりました。一方、東証マザーズIPOで、想定価格1270円から試算した想定時価総額は29.5億円、市場からの資金吸収額は6億円で、需給的にはまずまずのスタートが期待できます。

ただし、2016年3月期に減益となるなど利益成長にブレが見られます。売上高が多いBtoC事業において、類似サイトの立ち上がりから値下げを余儀なくされるなどeコマース展開に陰りが出てるのが気になります。第三四半期まで赤字である今期の決算動向にも注意が必要で、穏健な初値の後は上値が限られたものになりそうです。

IPOスケジュール

抽選申込(BB)期間 2018-03-14〜 2018-03-20
当選発表(公開価格決定)日 2018-03-22
購入申込期間 2018-03-26〜 2018-03-29

IPO当選株数
※単位は株

公募株数 200,000
売出株数(OAを含む) 276,100
当選株合計 476,100

おすすめのネット証券

主幹事證券は今年5社目となる野村で、翌日のビープラッツ(4381)と続いての主幹事です。4月最初のIPOで1社単独のIPOとあって、需給的に圧迫感はありません。ネット証券では、SBI、SMBC日興、マネックスから申し込むことができます。

大株主には上場から3カ月間のロックアップがかかっているほか、上場前の株主は全て個人となっており、上場後も需給面で悪材料はありません。むしろ、事業法人、金融法人を含めて上場前の株主が全くいないことが気になります。

幹事証券リスト

証券会社割当率割当株数当選本数
主幹事野村証券88.01%364,4003,644
幹事SBI証券3.00%12,400124
丸三証券3.00%12,400124
SMBC日興証券3.00%12,400124
藍澤証券2.00%8,30083
マネックス証券0.99%4,10041

株主構成

氏名比率ロックアップの有無
新村 祐三54.08%上場日から90日間
天池 祥子7.03%上場日から90日間
新村 佐麻美6.62%上場日から90日間
速水 健史4.14%上場日から90日間
三輪 真理2.73%上場日から90日間
松尾 由美2.48%上場日から90日間
町田 美帆2.07%
天野 桂介2.07%上場日から90日間
城戸 沙絵子1.90%上場日から90日間
廣瀨 翔子1.90%上場日から90日間

需給環境は追い風、内需関連としての安心感も

新年度第1号のIPOとなるブティックス(9272)は小型株案件でIPOスケジュール的にも無理がなく、初値が飛ぶ環境は整っています。介護分野を事業領域としたBtoB型のビジネスモデルに特別の目新しさはないですが、為替の影響を受けない内需型企業としての安心感はあります。ただし、収益的なブレと想定価格1270円のPERは43倍と割安感がありません。まずは会社側が明らかとしている今期業績予想が確実に達成できるかどうかを見てみたいところです。

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