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ビープラッツ【4381】

  • ビープラッツが4月4日、マザーズに新規上場
  • 従量課金システムをIoT企業向け中心に拡販
上場市場 マザーズ
予想価格 1,860円
上場日 2018年04月04日
天野秀夫
天野秀夫
ビープラッツ(4381)のサムネイル
初値期待度 5
上場後株価期待度 3
上場時話題性 4
事業成長性 4
事業収益力 3

ビープラッツが4月4日、マザーズに新規上場/従量課金システムをIoT企業向け中心に拡販

ビープラッツ(4381)が4月4日、東証マザーズに新規上場する。ビープラッツは、企業に向けて、事業構造の変化を支えるサブスクリプション(継続従量課金)のためのプラットフォームシステム「Bplats」の開発およびクラウドサービスとしての提供を行っている。BtoB型のビジネスモデルだ。サブスクリプション事業における主な売上高は、新規導入時の「初期費用」と新規導入時又は利用開始後の「開発」及び利用開始後の「月額固定料・従量料」から構成されている。「Bplats」を活用する事業者に沿って、事業分野は3つに分けられ、「IoT」はモノのインターネット化を進める製造業向け、「クラウド」はクラウド事業者、MicrosoftCorporation等のクラウドを利用してサービスを提供する事業者向け、「通信」は規制緩和が進む移動体通信のMVNO事業、FTTH固定回線の光コラボ事業向けとなっている。

主力商材の「Bplats」は、バックオフィス向け管理機能、マーケットプレイスやマイページといった販売向け・ユーザー向けフロント機能、事業モデルを設計するための商流構築機能といった3機能を備えている。大口取引先としては、富士通(6702)、光通信(9435)、リコージャパンなど。

今3月期業績は売上高5億5000万円(前期比9%増)、営業利益3800万円(前期2900万円の赤字)を、経常利益(同)、当期利益(前期3000万円の赤字)と、黒字転換を見込んでいる。なかで、サブスクリプション事業におけるIoT(モノのインターネット化)分野の売上高が、前期比36%増と突出した増加を見込んでいることが特徴。サブスクリプション事業の売上高比率は、第三四半期末時点でIoT分野25.0%(前期末18.5%)、クラウド分野38.7%(前期末42.5%)、通信分野34.3%(前期末36.9%)、その他1.9%(前期末2.1%)。昨年6月から主力商材の「Bplats」の新エディションの販売を開始し、順調な立ち上がり。さらに、販売協力パートナーも前期末の3者から8社に増加し、拡販体制も充実してきた。

ビープラッツ(4381)の基本情報

企業名 ビープラッツ株式会社
会社URL http://www.bplats.co.jp
証券コード・市場 マザーズ (4381)
上場予定日 2018年04月04日
業種 情報・通信業
事業内容 継続課金の販売・管理プラットフォームの提供
本社所在地 東京都千代田区内神田三丁目2番8号
社長 藤田健治
設立年月 2006年11月17日
決算期 3月末
上場前資本金 352,300千円

事業の特徴と魅力

売り切りのビジネスモデルから、使った量だけ課金するサブスクリプション型のビジネスモデルを展開する企業で、「IoT」「クラウド」といった株式市場で人気のキーワードを持つ企業です。

前2017年3月期に経常損益ベースで2900万円、当期損益ベースで3000万円の赤字となっていますが、これは、九州開発センターの立ち上げ、セキュリティマネジメントおよびクラウドサービスセキュリティの各種認証を取得する先行投資を優先した結果の赤字であり、会社想定通り今期に黒字化が達成されれば問題はないでしょう。

初値予想

想定価格 1,860円
仮条件 1,950円〜 2,200円
公開価格 2,200円
初値予想 6,000円

初値予想と上場後の見込み

想定価格1860円から試算した想定時価総額は20.6億円、市場からの資金吸収額は3.2億円に留まり、マザーズの小型案件です。「IoT」「クラウド」関連として初値は高騰しやすいパターンを備えています。まず間違いなくいぽ人気は加熱するでしょう。新規上場初日の4日は単独IPOでもあり、初値は成立しないことが予想されます。上場後のセカンダリーは短期的に資金を呼び込むでしょうが、初値高騰でオーバーシュートした分、乱高下も激しいものになりそうです。

ただし、ベンチャーキャピタル保有株が上場後も33万3520株(上場時発行済株数の30.1%)あることから、これが売り圧迫要因として働くことは注意事項です。

IPOスケジュール

抽選申込(BB)期間 2018-03-15〜 2018-03-22
当選発表(公開価格決定)日 2018-03-23
購入申込期間 2018-03-27〜 2018-03-30

IPO当選株数
※単位は株

公募株数 100,000
売出株数(OAを含む) 72,500
当選株合計 172,500

IPO申込みにおすすめのネット証券

ビープラッツ(4381)の登場前日にIPOしてくるブティックス(9272)と同じく野村が主幹事です。同社が登場した後は10日までIPOスケジュールは小休止するため、需給的にIPOマーケットは好環境にあります。インターネット経由では、SMBC日興、SBI、マネックス、丸三から申し込みが可能ですが、公開株数が少ないことから当選の難易度は極めて高いです。

大株主にはロックアップが広くかかっていますが、ファンドには解除条項があり、あまり関係はないでしょう。大株主10社中5社がVC系です。ただし、小型上場案件なので過度な心配は要りません。第3位大株主の東京センチュリーは、みずほグループと伊藤忠を主要株主に持ち、業界トップクラスの金融・サービス、情報通信機器を筆頭とする国内リース事業を展開する企業です。

幹事証券リスト

証券会社割当率割当株数当選本数
主幹事野村証券85.00%127,5001,275
幹事みずほ証券6.00%9,00090
SMBC日興証券2.00%3,00030
SBI証券2.00%3,00030
マネックス証券2.00%3,00030
いちよし証券1.00%1,50015
エース証券1.00%1,50015
丸三証券1.00%1,50015

株主構成

氏名比率ロックアップの有無
Globis Fund III, L.P.22.20%上場日から90日間、但し公開価格の1.5倍で解除
藤田健治15.23%上場日から90日間
東京センチュリー(株)14.33%上場日から90日間
篠崎明9.05%上場日から90日間
宮崎琢磨9.05%上場日から90日間
Globis Fund III(B), L.P.6.24%上場日から90日間、但し公開価格の1.5倍で解除
(株)Showcase Capital3.58%上場日から90日間
NVCC8号投資事業有限責任組合3.58%上場日から90日間、但し公開価格の1.5倍で解除
(株)ネットワールド2.94%上場日から90日間
Growth Tree Ltd1.79%上場日から90日間

VCは上場後も一定株数を保有継続することに注目

ビープラッツ(4381)は、IPO売出しに参加するGlobis Fundが筆頭株主で、加えて大株主には複数のVC(ベンチャーキャピタル)があり、無通常ならば需給悪が懸念されるところです。しかし、その売出し規模は小幅で、むしろ、上場後もファンドが売り切りではなくて、一定規模を保有することは、先高感にもつながっています。同じくGlobis Fund系のVCが大株主で昨年12月にマザーズIPOした、すららネット(3998)の好人気もオーバーラップされる事になりそうです。

ただ、初値がかなりの高騰が予想されるために、上場直後は荒い値動きとなり、その後は株価落ち着きどころを探す調整時間が長引く可能性もあります。

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