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バンク・オブ・イノベーション【4393】

  • バンク・オブ・イノベーションが7月24日、マザーズに新規上場
  • RPGに特化したスマートフォンゲームアプリの開発・運営企業
上場市場 マザーズ
予想価格 870円
上場日 2018年07月24日
天野秀夫
天野秀夫
バンク・オブ・イノベーション(4393)のサムネイル
初値期待度 4
上場後株価期待度 3
上場時話題性 3
事業成長性 3
事業収益力 3

バンク・オブ・イノベーションが7月24日、マザーズに新規上場/RPGに特化したスマートフォンゲームアプリの開発・運営企業

バンク・オブ・イノベーション(4393)が7月24日、東証マザーズに新規上場する。同社は、スマートフォンゲームアプリの開発・運営企業で、自社開発の主力ゲームとして「ミトラスフィア」(累計ダウンロード450万超・リリースは2017年8月)、「幻獣契約クリプトラクト・同2015年2月」(同1000万超)、「ポケットナイツ」(同100万超・2013年9月)、「征戦!エクスカリバー・同2012年9月」(同100万超)を持ち、いずれもRPG(ロールプレイングゲーム)に特化している。

グーグルやアップルなどが運営するプラットフォームを通じ、ユーザーにゲームアプリを提供する。ゲームのプレイそのものは無料で行えるようにして、コアユーザー向けに有料アイテムの課金販売を行っている。

ゲーム開発においては、高品質2Dグラフィックを効率的に量産するため、デザイナー人員数の増強、社内教育の整備、多段階チェックの導入を行い、「デザイン主体の開発体制」を構築している。デザイナー人員数が従業員の4割以上を占め、内製化率向上による外注コストの抑制、技能向上、品質の担保・追求を可能としている。デザインを重視した開発体制を敷く同業他社は少なく、業界内での特異性、優位性、差別化につなげている。収益多角化を図れるオリジナルタイトルの開発・運営を主力としていることも特徴だ。

2018年9月期業績は、売上高が前期比19.7%増の47.8億円、経常利益が同73.9%増の2.7億円と増収増益の見通し。なお、通期計画に対する第2四半期末時点における進捗率は、売上高で56.3%、経常利益で94.2%となっている。

バンク・オブ・イノベーション(4393)の基本情報

企業名 株式会社バンク・オブ・イノベーション
会社URL http://www.boi.jp/
証券コード・市場 マザーズ (4393)
上場予定日 2018年07月24日
業種 情報・通信業
事業内容 スマートフォンゲームアプリの開発・運営
本社所在地 東京都新宿区新宿六丁目27番30号
社長 樋口智裕
設立年月 2006年01月12日
決算期 9月末
上場前資本金 402,716千円

事業の特徴と魅力

累計450万ダウンロード強の「ミトラスフィア」(リリースは2017年8月)、同1000万ダウンロード強の「幻獣契約クリプトラクト」(同2015年2月)、同100万強ダウンロードの「征戦!エクスカリバー」(同2012年9月)、同100万ダウンロード強の「ポケットナイツ」があり、いずれもRPG(ロールプレイングゲーム)です。

現状では、RPGに特化したスマホゲーム開発企業で、他社作品とのコラボや作品のカフェをオープン、声優オーディションといった取り組みを見せています。サイバーエージェント(4751)とそのグループゲーム会社のCygamesが出資している企業としても注目できるでしょう。

初値予想

想定価格 870円
仮条件 870円〜 960円
公開価格 960円
初値予想 3,000円

初値予想と上場後の見込み

バンク・オブ・イノベーション(4393)の想定価格870円から試算した想定時価総額は33.6億円、市場からの資金吸収額は2.3億円と東証マザーズの小型案件です。

市場からの資金吸収額が3億円以下のIPO銘柄は今年初で、昨年ではウォンテッドリー(3991)以来となります。そのウォンテッドリーと同じく主幹事は大和で、想定価格も3ケタの880円(初値は5010円)でした。ウォンテッドリーが登場した時ほどマーケット環境はよくなく、バンク・オブ・イノベーションはベンチャーキャピタル保有株が上場時発行済株数の23.6%と多く、上場後に需給圧迫要因として働くことも意識されています。

まずまずの初値は期待できますが、上場後のセカンダリーは初値の水準次第ということになるでしょう。

IPOスケジュール

抽選申込(BB)期間 2018-07-06〜 2018-07-12
当選発表(公開価格決定)日 2018-07-13
購入申込期間 2018-07-17〜 2018-07-20

IPO当選株数
※単位は株

公募株数 130,500
売出株数(OAを含む) 134,500
当選株合計 265,000

IPO申込みにおすすめのネット証券

幹事証券は主幹事の大和証券にSBI証券を加えた2社に限定されています。マザーズの小型案件であり、レアケースの幹事構成です。ともにインターネットから参加できますが、競争率は高いでしょう。

一方、大株主は全てに解除条項付きのロックアップが掛かっています。ブックビルディング仮条件価格の上限である960円の1.5倍は1440円ですが、現状の地合いならば2000円以上の初値がついておかしくありません。

ただ、大株主のうち半数がベンチャーキャピタルで、その売りは上場後に確実に出てきます。また、サイバーエージェント(4393)が今後も安定株主となるかは微妙なところでもあります。

幹事証券リスト

証券会社割当率割当株数当選本数
主幹事大和証券97.40%258,1002,581
幹事SBI証券2.60%6,90069

株主構成

氏名比率ロックアップの有無
樋口 智裕43.96%上場日から90日間、但し、公開価格の1.5倍で解除
田中 大介10.53%上場日から90日間、但し、公開価格の1.5倍で解除
(株)サイバーエージェント9.22%上場日から90日間、但し、公開価格の1.5倍で解除
ニッセイ・キャピタル6号投資事業8.93%上場日から90日間、但し、公開価格の1.5倍で解除
(株)Cygames5.27%上場日から90日間、但し、公開価格の1.5倍で解除
MSIVC2012V投資事業有限責任組合5.08%上場日から90日間、但し、公開価格の1.5倍で解除
JPE第1号(株)4.21%上場日から90日間、但し、公開価格の1.5倍で解除
りそなキャピタル3号投資事業組合3.16%上場日から90日間、但し、公開価格の1.5倍で解除
HPEジャパンインキュベーション投資事業2.63%上場日から90日間、但し、公開価格の1.5倍で解除
太田 薫正2.11%上場日から90日間、但し、公開価格の1.5倍で解除

新作ゲームの登場時期が投資のポイントに

最新ゲームの「ミトラスフィア」はリリースから約1年を迎えようとしています。AppStoreやゲーム雑誌の売れ筋・人気ランキングでも残念ながら同社の作品は見当たりません。一般的な話ですが、課金収入をベースとするスマホゲームは人気の期間が短くなっているようにも見受けられます。

リリースから年数を経たものは収益が減少となるので、開発中の新しいゲームがいくつあり、それがいつ登場してくるかで投資方針はガラリと変わってきます。同社株の場合、上場後の社長記者会見などでの情報を注視する必要がありそうです。

なお、スマホゲーム開発企業としては2016年4月IPOのエディア(3935)以来となります。

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