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アルー【7043】

  • アルーが12月11日、マザーズに新規上場
  • ビジネススキル研修等を通じて企業人材の育成を支援
上場市場 マザーズ
予想価格1,300円
上場日2018年12月11日
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天野秀夫
天野秀夫
アルー(7043)のサムネイル
初値期待度4
上場後株価期待度4
上場時話題性3
事業成長性4
事業収益力3

アルーが12月11日、マザーズに新規上場/ビジネススキル研修等を通じて企業人材の育成を支援

アルー(7043)が12月11日、東証マザーズに新規上場する。アルーは人材育成データ・機械学習技術などを活用した、社会人向け教育サービスを展開している。具体的には、顧客企業に、ビジネススキル研修、マインド研修、語学研修、海外派遣研修を実施し、顧客企業の組織や個人の成長を支援するサービスを提供している。

2003年10月に設立され、同社及び連結・非連結子会社の計7社でグループが構成されている。海外展開では、上海、フィリピン、シンガポール、インドに海外現地法人を持ち、サービス体制を構築している。また、企業に所属する社会人向け英会話モバイルマンツーマントレーニングサービス「ALUGO」は個人向けにもサービス展開を広げている。

主要取引先には、三菱UFJ銀行、みずほフィナンシャル、明治安田生命といった大手金融機関のほか、リクルートホールディングす、サントリー食品、帝人、RIZAP、伊藤忠、KDDI、鹿島と幅広い業種で800社以上との取引実績を持つ。

今2018年12月期業績は売上高22.51億円(前期比17.7%増)、経常利益1.5億円(同16.5%増)の増収増益見込み。なお、今12月期第3四半期(1―9月)経常利益は1.63億円で通期見込みを超過している。

アルー(7043)の基本情報

企業名アルー株式会社
会社URLhttps://www.alue.co.jp/
証券コード・市場 マザーズ (7043)
上場予定日2018年12月11日
業種 サービス業
事業内容人材育成データ・機械学習技術等を活用した、社会人向け教育サービスの提供
本社所在地東京都千代田区九段北一丁目13番5号
社長落合文四郎
設立年月2003年10月29日
決算期12月末
上場前資本金120,700千円

事業の特徴と魅力

アルー(7043)はビジネススキル研修等を通じて企業人材の育成を支援しており、アジアなど海外において現地研修システムを展開しているところが他社との差別化になっています。

また、社会人向け英会話モバイルマンツーマントレーニングサービス「ALUGO」は、「東京五輪2020」の開催を控えてニーズが高まっているようです。派手な人気を集める事業内容ではありませんが、業績の伸びはしっかりしており、収益の変化率次第で意外な株価パフォーマンスが発揮されるかも知れません。

初値予想

想定価格 1,300円
仮条件
公開価格
初値予想 2,500円

初値予想と上場後の見込み

アルー(7043)の想定価格1300円から試算した想定時価総額は32.1億円、市場からの資金吸収額は8.8億円で東証マザーズ上場の小型案件です。12月最初のIPO案件としてピアラ(7044)と同時上場ですが、軽量級の銘柄であり初値は飛びやすいでしょう。

上場前の発行済み株式数で16.68%を持つドリームインキュベータ(4310)のロックアップが公開価格の1.5倍で解除されるので、上場後は2000円以上だと、この売りのスピードが焦点となってきます。

IPOスケジュール

抽選申込(BB)期間 2018-11-22〜 2018-11-29
当選発表(公開価格決定)日 2018-11-30
購入申込期間 2018-12-03〜 2018-12-06

IPO当選株数
※単位は株

公募株数 300,000
売出株数(OAを含む) 375,600
当選株合計 675,600

おすすめのネット証券

アルー(7043)の主幹事証券は野村です。10月はギフト(9279)とイーソル(4420)と人気が両極端の銘柄の主幹事でした。SMBC日興、大和とこの規模のIPOでは珍しく国内大手3社が幹事団に揃いました。SBIマネックス証券、そして、幹事団ではないですが、岡三オンラインからの参加も可能とネット証券からのアクセスも複数構築されています。

ロックアップは上位7大株主に掛かっていますが、ドリームインキュベータのみ解除条項が設定されています。初値は公開価格を大きく上回るでしょうが、公開価格の1.5倍以上は売り圧力が高まる可能性があります。

株主構成

氏名比率ロックアップの有無
落合 文四郎43.68%上場日から90日間
(株)フォーティーシクサーズ19.67%上場日から90日間
(株)ドリームインキュベータ16.68%上場日から90日間、但し公開価格の1.5倍で解除
池田 祐輔8.72%上場日から90日間
稲村 大悟4.93%上場日から90日間
アルー社員持株会3.81%上場日から90日間
田中 英範1.33%上場日から90日間
村田 直人0.26%
齋藤 俊輔0.25%
中村 俊介0.24%

株価高パフォーマンスの期待も膨らむ

研修を手がける上場企業は多数存在しますが、専業となると数が限られてきます。研修・教育システムは異なりますが、類似対象企業はインソース(6200)、ビジネス・ブレークスルー(2464)が有力対象です。

特に、2016年7月にマザーズに新規上場して、すでに東証1部上場企業となったインソースの高株価パフォーマンスの記憶が新しく、これが連想されると意外高があるかも知れません。

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