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アジャイルメディア・ネットワーク【6573】

  • アジャイルメディア・ネットワークが3月28日、マザーズに新規上場
  • アンバサダーを活用した購買促進支援プログラムを提供
上場市場 マザーズ
予想価格 2,640円
上場日 2018年03月28日
天野秀夫
天野秀夫
アジャイルメディア・ネットワーク(6573)のサムネイル
初値期待度 5
上場後株価期待度 3
上場時話題性 4
事業成長性 4
事業収益力 3

アジャイルメディア・ネットワークが3月28日、マザーズに新規上場/アンバサダーを活用した購買促進支援プログラムを提供

アジャイルメディア・ネットワーク(6573)が3月28日、東証マザーズに新規上場する。事業内容は、「ファンの“好き”を加速する」をテーマに、クライアント企業の商品や製品・サービスのファン(アンバサダー)を対象にクチコミの活性化や購買の促進を支援するファン発見・活性化・分析サービス「アンバサダープログラム」を提供している。

ビジネスモデル的に、アンバサダー(特定商品やサービスのファン)を介した利用体験、クチコミ、購入促進などの活動がオンライン上などで展開されるが、体験イベントなどリアルプロモーションも実施ていることが特徴だ。アンバサダー(Ambassador)とは一般的に「大使」と翻訳でき、著名人や芸能人などが観光大使やブランド大使に就任するる時に使われるケースが多くなっている。

2007年2月にブログネットワークの広告配信をメーンに創業。現在のブランドのファンを活性させる「アンバサダープログラム」は、2013年7月に提供がすたーとした。2017年1月には、インテージ(4326)、電通グループ、マイナビとの資本業務提携を締結している。

会社ホームページに掲載されているアンバサダー・プログラム事例では、明治グループの乳酸菌ヨーグルト「LG21」、ハーゲンダッツ、セブンイレブンの期間限定スイーツ、エプソンのGPSランニングウォッチ、カシオのスマートアウトドアウォッチ、三和酒類の「いいちこ」、東京海上日動あんしん生命保険の「あるく保険」や、フィリップス、アイロボットなどが紹介されている。

会社側の今12月期業績予想は、売上高9億9900万円(前期比34.9%増)、営業利益1億2600万円(同90.2%増)、経常利益1億1300万円(同67.9%増)、当期利益9700万円(同53.0%増)と、変化率を伴った増収益計画を立てている。IPOで得た資金は、基幹システムの機能強化、システムインフラの強化、広告宣伝費、人材採用費に充当する予定だ。

アジャイルメディア・ネットワーク(6573)の基本情報

企業名 アジャイルメディア・ネットワーク株式会社
会社URL http://agilemedia.jp/
証券コード・市場 マザーズ (6573)
上場予定日 2018年03月28日
業種 サービス業
事業内容 ソーシャルメディア、体験を通じたファン発見。活性化・分析サービスの提供
本社所在地 東京都港区虎ノ門三丁目8番21号
社長 井上怜史
設立年月 2007年02月13日
決算期 12月末
上場前資本金 230,000千円

事業の特徴と魅力

アジャイルメディア・ネットワーク(6573)の事業特徴は、ソーシャルメディアや体験を通じたファン発見・活性化・分析サービス「アンバサダープログラム」の提供と紹介できます。クライアント企業の商品や製品・サービスのファン(アンバサダー)を対象にクチコミの活性化や購買の促進を支援する様々なサービスと、広義のセールスプロモーション・販促支援ビジネスです。SNSなどを活用するため「ステルスマーケティング」(ステマ)とみられるリスクがありますが、同社は体験イベントなどリアルマーケティングを組み込んで、この辺りをカバーしています。ともかく、ニッチな事業です。

ちなみに、アンバサダーとは、一般的に「大使」と翻訳することができ、日本では著名人や芸能人などが「○○観光大使」「☓☓ブランド大使」として任命される時の肩書として使用されることが多いです。

初値予想

想定価格 2,640円
仮条件 2,800円〜 3,000円
公開価格 3,000円
初値予想 7,000円

初値予想と上場後の見込み

アジャイルメディア・ネットワーク(6573)の想定価格2640円から試算した市場からの資金吸収額は3.8億円で、時価総額は17.3億円とマザーズの超小型案件で、初値は「急騰・暴騰型」が予想されます。大株主にベンチャーキャピタルが複数存在していることは懸念材料ですが、ファン発見・活性化・分析サービス「アンバサダープログラム」を提供というニッチな業態からはセールスプロモーション・販促支援を放れて初物人気的な側面もありそうです。

また、やや荒っぽさが目立ちながらも業績も好調です。需給と事業内容、業績面から初値の暴走スタートが予想されますが、超小型銘柄だけに一度人気が後退すると商いが細くなるリスクがありますので、上場後は注意が必要です。

IPOスケジュール

抽選申込(BB)期間 2018-03-09〜 2018-03-15
当選発表(公開価格決定)日 2018-03-16
購入申込期間 2018-03-19〜 2018-03-23

IPO当選株数
※単位は株

公募株数 70,000
売出株数(OAを含む) 72,600
当選株合計 142,600

おすすめのネット証券

Mマート(4380)、日総工産(6569)に続き今年3社目の主幹事を担うみずほ証券が主幹事です。ネットからは岡三オンライン、SBI、SMBC日興からの申込みが可能です。公開株数からみた当選件数は1426枚にとどまり、極めて当選確率が低い銘柄です。

大株主は筆頭、第2位および5位、6位、9位と上位10位中の半分がベンチャーキャピタル(VC)で、上場前の発行済株式数の53.1%に相当という珍しい構成です。通常なら需給悪要因ですが、解除条項付きながらロックアップは掛かっており、大きな阻害要因にはならないでしょう。なお、第9位大株主のインテージ、電通グループ、マイナビは2017年1月の業務資本提携によるものです。

幹事証券リスト

証券会社割当率割当株数当選本数
主幹事みずほ証券82.18%101,9001,019
幹事岡三証券7.98%9,9009,900
SBI証券6.94%8,6008,600
SMBC日興証券1.94%2,4002,400
エース証券0.48%600600
極東証券0.48%600600

株主構成

氏名比率ロックアップの有無
MICイノベーション3号投資事業16.43%上場日から90日間、但し公開価格の1.5倍で解除
MICアジアテクノロジー投資事業16.33%上場日から90日間、但し公開価格の1.5倍で解除
徳力基彦12.40%上場日から180日間
上田怜史10.90%上場日から180日間
NTTインベストメント・パートナーズファンド投資事業9.75%上場日から90日間、但し公開価格の1.5倍で解除
MICイノベーション4号投資事業6.85%上場日から180日間
髙柳慶太郎3.96%上場日から180日間
御手洗大祐3.50%上場日から180日間
電通デジタル投資事業3.35%上場日から180日間
(株)インテージ3.35%上場日から180日間
(株)マイナビ3.35%上場日から180日間

インテージ、マイナビ等との提携に注目

アジャイルメディア・ネットワーク(6573)の今12月期売上高予想は9億9000万円と事業規模は、上場会社にしてはまだ小規模です。しかしながら、昨年1月に市場調査会社国内トップのインテージ(4326)、電通グループ、マイナビと資本業務提携を締結したことは、今後の成長に対する「お墨付き」のような安心感を与えます。1年後には大株主構成もガラリと変わっているでしょう。

ソーシャルメディア事業で市場からの資金吸収が3.8億円程度で軽量級、想定価格3640円は2月26日発表済み段階で最も値がさのIPOの銘柄です。値幅取りの資金が集まってくることが予想されます。

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