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アクリート【4395】

  • アクリートが7月26日、マザーズに新規上場
  • SMS配信サービス主力企業で初IPO
上場市場 マザーズ
予想価格 690円
上場日 2018年07月26日
天野秀夫
天野秀夫
アクリート(4395)のサムネイル
初値期待度 4
上場後株価期待度 4
上場時話題性 4
事業成長性 5
事業収益力 4

アクリートが7月26日、マザーズに新規上場/SMS配信サービス主力企業で初IPO

アクリート(4395)が7月26日、マザーズに新規上場する。企業から個人向けのSMS(ショートメッセージ)配信を代行する事業を展開している。

相手先の電話番号だけで全角70文字の文字情報を送受信できるショートメッセージサービスがSMS。電話(音声通話)の不通率が高いこと、郵便・Eメール・FAXなどの通信手段の即時性、閲覧率の低下によって、企業から個人へのコンタクトが難しくなっている。こうした中、SMSは携帯電話を保有する人に対して、個人が特定されている携帯電話番号への送信が可能なこと、また変更されにくく一般的に即時閲覧率が高い通信手段である長所から、様々な用途で企業が利用を進め始めている。

アクリートは、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの国内大手通信キャリアと、接続先に大量配信を可能にする法人向けSMS配信サービス専用の方式による接続(直接回線接続)を行い、大量配信・MNP(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)対応を可能にした、同社開発のSMS配信システムによってサービスを提供している。

SMSの主な用途としては、会員登録、パスワード配信などを行う際の携帯電話番号を用いた個人認証手段のほか、採用情報、支払督促、顧客関係管理などのマーケティング・コミュニケーション手段などがあり、IT企業、コールセンター、人材サービス会社等からの支持を受けている。国内企業には直接販売、販社・代理店経由で、また海外の大手グローバル企業には海外SMSアグリゲーター(多くの企業のSMS配信需要を取りまとめて大量のSMS配信を行う企業)を通じてサービスが販売されている。

2018年12月期の業績は、売上高が前期比46.4%増の13.9億円、経常利益が同17.3%増の2.0億円と増収増益の見通し。近年の業績も順調に伸びている。

アクリート(4395)の基本情報

企業名 株式会社アクリート
会社URL https://www.accrete-inc.com
証券コード・市場 マザーズ (4395)
上場予定日 2018年07月26日
業種 情報・通信業
事業内容 個人認証、マーケティング、コミュニケーション等を目的とした企業から個人向けSMS配信サービス
本社所在地 東京都世田谷区太子堂一丁目12番39号
社長 伊藤彰浩
設立年月 2014年05月01日
決算期 12月末
上場前資本金 30,000千円

事業の特徴と魅力

2014年5月に設立されたアクリート(4395)は、ベンチャー企業インディゴのSMS配信サービス事業を会社分割して誕生した企業です。そのインディゴ社は、ソフトバンクグループ(9984)の孫正義会長兼社長の実弟・孫泰蔵氏が東京大学在学中の1996年に創業したベンチャー企業であり、この辺の経緯も前人気を煽ることになりそうです。

SMS配信サービスを主力とする企業のIPOは初となります。企業の個人向けのSMS配信サービスは、グローバル企業のほか、債権回収、人材サービス、仮想通貨取引所等の分野に利用が拡大していることも特徴で、実に面白い成長分野と言えるでしょう。

初値予想

想定価格 690円
仮条件 690円〜 770円
公開価格 770円
初値予想 1,500円

初値予想と上場後の見込み

企業から個人向けのSMS)配信を代行事業を事業を展開するアクリート(4395)の想定価格690円から試算される想定時価総は36.6億円、市場からの資金吸収額は7.3億円で東証マザーズの小型案件です。初物にはプレミアが付きやすい株式市場ですが、SMS配信サービスを主力とする企業としては初のIPOとなり、この市場特性を享受するでしょう。

IPOが当日はエクスモーション(4394)と重なり、大株主にベンチャーファンドも見られますが、人気化の障害にはならないでしょう。むしろ、魅力的な事業内容、3ケタの公開価格水準、業績変化率に照らすと、現状では公開価格から2倍強の初値予想ですが、さらに引き上がる可能性は高い銘柄です。また、初値水準からすると上場後も資金を引きつける事になりそうです。

IPOスケジュール

抽選申込(BB)期間 2018-07-10〜 2018-07-17
当選発表(公開価格決定)日 2018-07-18
購入申込期間 2018-07-19〜 2018-07-24

IPO当選株数
※単位は株

公募株数 500,000
売出株数(OAを含む) 558,000
当選株合計 1,058,000

おすすめのネット証券

主幹事は初値が上昇することで定評があるSMBC日興証券です。6月20日のログリー(6579)以来1カ月ぶりの主幹事でHEROZ(4382)ベストワンドットコム(6577)を含めて、公開価格から初値まての変化率は10.88倍から2.49倍となっています。主幹事以外では、SBI証券岩井コスモ証券マネックス証券からネットで参戦できます。

大株主のロックアップ状況は解除条項があるものの、180日間と比較的長く設定されています。第9位大株主にはマザーズのオークファン(3674)があります。小型案件のIPOでベンチャーキャピタルによる需給圧迫感はさほど無いでしょう。

株主構成

氏名比率ロックアップの有無
BANA1号有限責任事業組合38.09%上場日から180日間
伊藤 彰浩11.76%上場日から180日間
Chin Yeu Yao9.10%上場日から180日間、但し公開価格の1.5倍で解除
Rolf Lumpe4.55%上場日から180日間、但し公開価格の1.5倍で解除
田中 優成4.55%上場日から180日間
谷間 真2.28%
㈱フラッシュワン1.52%上場日から180日間、但し公開価格の1.5倍で解除
日置 健二1.52%上場日から180日間、但し公開価格の1.5倍で解除
㈱オークファン1.34%上場日から180日間、但し公開価格の1.5倍で解除
GA1号投資組合1.34%上場日から180日間、但し公開価格の1.5倍で解除

魅力的な事業内容で人気化は必至

グローバルに多くの企業のSMS配信需要を取りまとめて、大量のSMS配信を行う海外SMSアグリゲーターを顧客に持ち、SMS配信サービスを主力とする企業として初のIPOとして注目されます。

郵便・Eメール・FAXなどの通信手段からの需要シフトを取り込む企業として、人材サービス、仮想通貨取引所にユーザーを広げていることは、人気化の材料ともなります。公開価格が6月IPOの国際紙パルプ商事(9274)に次ぐ低位であることから、広範な資金を上場後にも呼び込むことになり人気化は必至でしょう。

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