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ABホテル【6565】

  • ABホテルが12月25日、JASDAQスタンダード、名証2部に新規上場
  • スポーツクラブ東祥の連結子会社でビジネスホテル形態
上場市場 JASDAQ
予想価格 1,400円
上場日 2017年12月25日
天野秀夫
天野秀夫
ABホテル(6565)のサムネイル
初値期待度 4
上場後株価期待度 4
上場時話題性 3
事業成長性 4
事業収益力 4

ABホテルが12月25日、JASDAQスタンダード、名証2部に新規上場/スポーツクラブ東祥の連結子会社でビジネスホテル形態

ABホテル(6565)が12月25日、JASDAQスタンダードおよび名証2部に新規上場した。ABホテルは愛知県に本社を置くホテル運営会社で、2014年1月にスポーツクラブ運営会社で東証1部の東祥(8920)のホテル事業部から会社分割されて独立する形で設立された経緯を持つ。東祥は上場前時点で62.22%、上場後の12月26日時点で53.58%を保有し、引き続き連結子会社となっている。社名の由来は、Aはアメニティ(快適さ、心地よさ)Bはブライト(明るい、輝いている)を意味する。

現在、東海地方を中心に「ビジネスホテルより快適に、シティホテルよりリーズナブルに」をコンセプトとして「ABホテル」17店舗を展開する。単価6000円程度の客室130室ほどを備えた施設を、駅前や高速道路の主要インターチェンジ付近といったビジネス利用が見込める場所に出店していることが特徴。季節変動の大きい観光ニーズに左右されない安定収益を確保するビジネスホテル形態だが、宴会場や会議室を備えず施設を宿泊に特化すねことで収益性を高めている。

全店舗に大浴場の設置と無料の朝食、場所によっては夕食も提供することでリピーターを確保。前々期までの開業9ホテルの平均稼働率は87.4%と高稼働率を維持している。会社側は今後、年間5店舗ペースでの新規出店を計画し、上によって調達した資金は2018年春に開業予定の2ホテルに充当する予定だ。

ABホテル(6565)の基本情報

企業名 ABホテル株式会社
会社URL http://www.ab-hotel.jp/
証券コード・市場 JASDAQ (6565)
上場予定日 2017年12月25日
業種 サービス業
事業内容 ホテル事業
本社所在地 愛知県安城市三河安城町1-9-2
社長 沓名一樹
設立年月 2014年10月01日
決算期 3月末
上場前資本金 700,000千円

事業の特徴と魅力

単なる低価格ビジネスホテルでなく、ややグレードを上げたホテルをチェーン展開しています。店舗数はまだ17店舗程度なので、新規出店に伴った業績成長が見込まれます。ちなみに、現在、株式未上場の株式会社ホスピタリティオペレーションズが展開する「スマイルホテル」は42店舗で、ABホテルの出店余地はまだまだ大きいと見られます。

年間5店舗の新規出店の計画で、店舗増に伴ったストック型ビジネスにより業績も堅調に積み上がる収益構造です。前3月期は21%増収で、今2018年3月期は前期比25%増収見込みと20%強の売り上げ拡大ペースでの成長が期待されます。

初値予想

想定価格 1,400円
仮条件 1,400円〜 1,500円
公開価格 1,500円
初値予想 3,060円

初値評価と上場後の見込み

25日についた初値3060円は公開価格1500円の2.04倍のロケットスタートを切りました。その後、25日終値は3760円、26日は700円高の4460円とストップ高、27日も5160円のストップ高買い気配となりました。

上場時の資金吸収額は12億円程度で、VC(ベンチャーキャピタル)が上場前株主に無く、上場時点でも全体株数の過半以上を東祥(8920)が保有するなど売り手が限られて、需給面が引き締まっていることが人気の背景です。ただ、相場的な過熱感は出ており、今後は株価の落ち着きどころを探しそうです。インバウンド人気も働き株主優待の導入期待もあることから、引き続き人気銘柄として物色人気を高めそうです。なお、名証2部にも同時上場しましたが、上場日から12月27日まで、商いは成立していません。

IPOスケジュール

抽選申込(BB)期間 2017-12-08〜 2017-12-14
当選発表(公開価格決定)日 2017-12-15
購入申込期間 2017-12-18〜 2017-12-21

IPO当選株数
※単位は株

公募株数 260,000
売出株数(OAを含む) 568,000
当選株合計 828,000

おすすめのネット証券

連結親会社として東祥(8920)が引き続き53%強の株主を保有して、引き続き親会社として君臨します。上場日から解除条項なしのロックアップが180日間掛かっており、ベンチャーキャピタルの出資もないことから需給は引き締まったものとなっています。

業績も経常利益が今期10億円の大台超えと節目を通過します。業績の変化率が大きそうですが、大株主構成も、今後は大きく変わるでしょう。

幹事証券リスト

証券会社割当率割当株数当選本数
主幹事大和証券89.00%640,8006,408
幹事東海東京証券5.00%36,000360
SMBC日興証券5.00%36,000360
SBI証券1.00%7,20072

株主構成

氏名比率ロックアップの有無
(株)東祥62.22%上場日から180日間
AB開発合同会社37.33%上場日から180日間
沓名一樹0.30%
山下裕輔0.30%
安藤翔二郎0.30%
中川亮0.30%
大津玄0.01%
杉山益彦0.01%
吉原一成0.01%
寺田幸祐0.01%

インバウンド、東京五輪でホテル事業は追い風、株主優待に期待

東証1部に日本ビューホテル(6097)、リゾートトラスト(4681)、東証2部に帝国ホテル(9708)、京都ホテル(9723)、ロイヤルホテル(9713)、JASDAQに鴨川グランドホテル(9695)、ホテルニューグランド(9720)などがありますが、この他ホテル事業を手掛けている上場企業は10を下りません。

「インバウンド」と「東京五輪2020」を背景にホテル事業は競争が激しい中でも、事業環境は追い風です。相場的にはやはり株主優待の新設が期待されるところです。

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