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ほ(ぽ・ぼ)

ポートフォリオ

ポートフォリオとは、金融商品の組み合わせのことで、特に具体的な運用商品の詳細な組み合わせを指します。株や投資信託をどの程度保有するかといった検討にあたります。欧米で紙はさみに資産の明細書を保管していたことが言葉の由来となっています。

ポートフォリオマネジャー

ポートフォリオマネジャーとは、預かった顧客の資産を最適な方法で投資・運用する責任を負う人のことです。ファンドマネジャーとも呼ばれます。証券会社はもちろんのこと、ミューチュアル・ファンドや保険会社、年金基金に至るまで、その資産を投資、運用し、収益を上げることを目的とする仕事です。

ポートフォリオ運用

ポートフォリオ運用とは、特性の異なる商品あるいは銘柄に投資することで、単一の銘柄に投資するよりも安定して収益をあげる運用方法です。機関投資家とよばれる人たちの基本的な運用でもあります。単一の銘柄では市場の情勢などによって株価が下落した際には、大きなリスクを負うことになっています。特性や性質の異なる商品、銘柄に分散して投資することで、大きなリスクを避けつつ、ひとつの銘柄が下落した際には、他の銘柄でカバーするといったメリットもあります。

ホールセール業務

ホールセール業務とは、銀行・証券会社・保険会社などの金融機関の業務の中で、大企業や官公庁(公的機関)などの顧客を対象とした大口の業務のことを指します。金融機関によって、その対象業務は異なりますが、通常、案件ごとに独自の提案を行い、顧客ニーズにあった商品・サービスを提供します。

ぼける

ぼけるとは、株式市場において株価が下落している状態を表します。株価がわずかに安い状態を甘いというのに対して、上向きと考えられていた株価が多少安くなった状態を指します。締まるという用語の対義語にあたります。

ボックス圏相場

ボックス圏相場とは、マーケット全般で使われる用語で、レンジ相場とも呼ばれています。一定の変動幅の範囲内で価格が上がったり下がったりを何回となく繰り返す相場を指します。箱の中に閉じ込められているような値段の推移からこの名がついています。

ボトムアップ・アプローチ

ボトムアップ・アプローチとは、資産配分や銘柄選択を判断する際のアクティブ運用のスタイルの一つです。ファンドマネジャーや証券アナリストの徹底した個別企業に対する調査・分析に基づき投資価値を判断し、相対的な比較に基づいてポートフォリオを構築していく運用手法を指します。

ボラティリティ

ボラティリティとは価格変動の大きさを表す言葉で、「ボラティリティが大きい」と言う場合はその商品の価格変動性が高いことを表し、「ボラティリティが小さい」とは価格変動性が低いことを表します。ボラティリティが高い場合は価格変動が大きいので、期待できる収益と乖離(かいり)する可能性が高くなると言えます。ボラティリティはテクニカル分析(過去の値動きからトレンドやパターンを予想して、今後の価格の展開を予想する)をする際には重要な要素になります。

ボルカールール

ボルカールールとは、2010年(平成22年)7月に成立したアメリカの金融規制改革法(ドット・フランク法)に盛り込まれた条項を指します。リーマン・ショックを発端とした世界的な金融危機を受け、ウォール街の安定を回復する手段として、オバマ大統領の経済財政諮問会議議長だったポール・ボルカー元FRB議長らが提唱した金融規制策になります。

ホルダー

ホルダーとは、金融用語の一つでオプションの買い手を指します。オプションの権利の保有者のことで、オプションの権利を手数料であるプレミアムを支払って取得する人のことです。オプションの売り手であるライターの対義語です。

ホワイトスクワイア

ホワイトスクワイアとは、敵対的買収を仕掛けられた企業の株式について、友好的にその一部を取得する第三者(自社に友好的な企業ないし投資家)のことを指します。白馬の従者と日本語訳されます。また、敵対的買収を仕掛けられた企業を、敵対的買収者に対抗して、友好的に買収または合併する企業のことをホワイトナイト(白馬の騎士)と呼びます。一般にホワイトスクワイアは、株式の一部のみを取得するため、対象企業の自主独立性を保(たも)てるという利点があります。

白馬の騎士(ホワイトナイト)

ホワイトナイトとは、敵対的回収を仕掛けられた対象会社を、買収者に対抗して、有効的に買収または合併する会社のことを指します。白馬に乗った騎士が企業を助けるイメージが由来となっています。友好的な第三者に買収などを働き掛ける企業防衛策で、「毒薬条項(ポイズンピル)」などとは違い、買収を仕掛けられた後でも対応できる点が特徴です。

香港ハンセン指数

香港ハンセン指数とは、ハンセン・インデックス社が算出・公表している、香港市場全体の動きを表す代表的な株価指数です。中華人民共和国香港特別行政区の香港証券取引所で売買される銘柄のうち、主要50銘柄を時価総額加重平均で算出した株価指数となっています。H株(本社が中国本土にあり、営業活動も中国本土が中心だが、香港証券取引所に上場する企業の株)やレッドチップ(資本や営業拠点が中国にあり、登記が香港の企業)も多く含まれています。

香港H株

香港H株とは、中華人民共和国の香港特別自治区の香港証券取引所(香港市場)に上場している中国企業(資本の出どころも登記も中国の企業)の株式のことを指します。登記場所も資本も中国本土で、完全な本土企業が上場した時の銘柄の総称を指します。ちなみに、H株の「H」とは、「Hong Kong(香港)」の頭文字から取ったものです。取引面では、古くから中国本土以外の外国の投資家も可能で、香港ドル建てによって日々売買されています。

香港レッドチップ株

香港レッドチップ株とは、香港で法人登記をされた中国企業の株のことです。中国で法人登記された中国企業のH株と区別されます。香港市場に上場しているため、中国本土の人以外でも投資することができます。売買は香港ドルで行われています。レッドチップとはアメリカにおけるブルーチップ同様、優良企業のことを指します。中国共産党のカラーからレッドと呼ばれています。時価総額の大きい株が多く、石油や不動産といった企業や通信・IT関連企業の株が多いのが特徴です。

香港銀行間取引金利(HIBOR)

香港銀行間取引金利(Hong Kong Interbank Offer Rate = HIBOR)とは、中華人民共和国香港特別行政区(香港)の短期金融市場の銀行間取引金利のことを指します。香港市場での銀行間平均貸出金利のことです。香港銀行協会が短期金融市場(金利市場)の参考指標として、主要銀行から報告される貸出金利を集計し、算出および公表をしています。同様のものに、金融の中心都市のロンドン銀行間取引金利(LIBOR)、東京銀行間取引金利(TIBOR)などがあります。

保管振替制度

保管振替制度とは、株券電子化前に、上場株券の管理に関して利用されていた制度のことを指します。正式には、株券等の保管および振替に関する法律に基づく制度と呼びます。株券電子化後は、保管振替制度に代わって、株式等振替制度が利用されています。保護預かり

補完的項目(Tier2)

補完的項目(Tier2)はバ―ゼル規制(BIS規制)で定められた、自己基本比率を計算する際に用いる自己資本の定義を示したものです。基本項目(Tier1)のほかに算入を認められた項目のことで、有価証券、不動産の含み益、一定の条件を満たす劣後責務などが該当します。BIS規制では銀行として備えておくべき損失額をあらかじめ見積もり、国際業務を営む銀行に対して8%以上の自己資本率を維持することを義務つけたもので、銀行の経営の健全性の保持を目的として導入されたものです。

保護預かり

保護預かりとは、銀行や証券会社などの金融機関に購入した有価証券の本券(現物)を預けておくことを指します。現在、国内株式や債券などは電子化されており、実際は金融機関ではなく、証券保管振替機構が管理しています。

募入決定額

募入決定額とは、国債の競り落としに関して使われる用語です。落札決定額と同じ意味で、落札された後の最終金額のことを言います。ただし、国債は誰でも購入できるものではないため、このような呼び名になりました。国債の入札において、実際の落札が決定した総額のことを指します。現在、財務省が入札を行う国債では、さまざまな入札方法があります。価格競争入札や非競争入札、国債市場特別参加者・第Ⅰ非価格競争入札等があり、それぞれにおいて入札結果としてこの額が発表されています。

簿価

簿価とは、帳簿価額の略称にあたります。会計帳簿に記録された資産・負債の評価額のことです。企業は、決算期ごとにその評価額について、適正な会計処理をおこなう必要があります。例えば、不動産など資産を取得した場合その購入のために支出した金額を会計帳簿に記帳します。そして、決算期ごとに減価償却など適切な会計処理をおこなった後、取得価額から減価償却累計額を控除した純額である簿価をもって資産を評価します。損益計算書において、企業は時価と簿価の差を明記しなければならない決まりとなっています。

法人企業景気予測調査

法人企業景気予測調査とは、内閣府の「法人企業動向調査」と財務省の「財務省景気予測調査」を一元化し、資本金1000万円以上の法人企業約1万6000社を対象に年4回、4半期ごとに実施している統計調査のことです。調査結果は6月、9月、12月、翌年3月の10日〜15日前後に公表しています。

法人税

法人税とは、企業の事業活動に対してかけられる国税の一つです。法人所得に対して一定税率をかけたものが課税されます。税率には、表面税率と実効税率の二種類があります。2016年(平成28年)度の税制改正大綱で、法人実効税率を2018年度(平成30年度)に29.74%まで下げることが決定されています。

法定準備金

法定準備金とは、法律で企業が積み立てることを義務づけられている準備金のことで、資本準備金と利益準備金があります。株式会社は公示した資本額に相当する資産を保持しないと、利益配当等をおこなうことができないため、実際に資産が資本を下回るような事態が生じた際には、これを補うことができる制度となっています。また、利益の中から積み立てる準備金を任意準備金と呼びます。準備金が多い=財務の健全性が高いと判断されます。

法定調書

法定調書とは、税法等に基づいて税務署が適正な課税を確保することを目的に提出を義務付けている書類をいい、全部で40種類以上あります。原則として、その年の翌年1月31日までに管轄の税務署に提出しなければならない書類を指します。

暴落

暴落とは、経済全般やマーケット全般を対象とした用語で、相場が下落している状態の時に使われ、相場が急激に大きく下落することを指します。また、これとは反対に、相場が急激に大きく上昇することを暴騰と呼びます。

棒上げ

棒上げとは、マーケット全般を対象にした用語で、相場が一本調子で上がること、もしくは大幅に上がることを指します。相場が大きく上昇している場合に使われることが多いです。棒立ちと呼ばれることもあります。日本株であれば、円安局面などで起こりやすい現象です。

北海ブレント

北海ブレントはイギリスとノルウェーの領海に広がる北海油田で生産されるイギリス産原油であり、「ロンドン原油」ともよばれます。原油は北アメリカ、ヨーロッパ、アジアという三大市場がそれぞれ独自の価格形成をしています。北海ブレントは欧州の原油価格の指標になっているとともに、取引高が大きく流動性が高いことから世界の原油価格形成にも大きく影響を与えています。インターコンチネンタル取引所(ICE)で取引されています。

本質的価値

本質的価値とは、オプションのプレミアムの構成要素の一つです。本源的価値や真正価値、内在的価値とも呼ばれています。コール・オプションまたはプット・オプションの権利行使価格(行使価格)と原資産価格(市場価格)の差額分のことをいい、オプションの現時点での価値を意味します。

法人企業統計調査

財務省が法人企業の活動の実態を明らかにするために、国内企業を資本金別や業種別に分類し、売上高など財務諸表の項目を集計した統計調査のことです。企業全体を推計した全産業のデータが公表されるため、売上高や利益などの市場全体の企業業績の動向をおおむね把握することができます。

ぼんやり

市場において「ぼんやり」は本来の言葉の意味と同じような表現として使われており、相場が下落している状態のときに使われる言葉で、相場に活気がなく、下げ気味の状態のことを指します。似たような意味に「ぼける」という言葉がありますが、こちらは上向きに推移していた相場が下落している状態の時に使われます。

ボラティリティー

ボラティリティーとは、一般的に価格変動の度合いを示す言葉で、「ボラティリティーが大きい」という場合は、その商品の価格変動が大きいことを意味し、「ボラティリティーが小さい」という場合は、その商品の価格変動が小さいことを意味します。

ボリュームレシオ

出来高(ボリューム)の変動は株価の変動に先行し、出来高が増えると株価が上昇し、減ると株価が下落するという傾向があることに注目して考案されたテクニカル指標で、株価の上昇、下降時の出来高をもとに株価の買われすぎ売られすぎを判断しています。

ポジション

証券の持ち高のことです。証券を買い越している額、あるいは売り越している額のことを指しています。両方を保有するケースもあり、そのような場合には両建てと表現しますが、それらを包括してポジションを建てると表現します。

ポイントアンドフィギュア

時間の経過を考慮しない非時系列テクニカル分析の一つです。値動きを「○」と「×」で表し、事前に定める値幅以上の動きがあった場合に上昇方向は「×」、下落方向は「○」を記述されます。3ポイントの動きが一般的には転換のポイントとされることが多いです。

ポートフォリオ理論

一般的に、モダンポートフォリオ理論のことをいいます。最適なリスク管理を数学的に分析するための考え方のことです。リスクとリターンのトレードオフのなかで、「どのような選択をおこなうべきか」、「どのようにリスク管理をおこなうのか」、「そのコストをどのように評価するのか」ということなどを示すものです。