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物色テーマ:スマートスピーカー

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株の教科書.com編集部
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2017年5月下旬に急浮上した物色テーマが「音声アシスタント」だった。人工知能を搭載した音声操作の製品にNTTドコモ(9437)が参入するとNHKニュースが報じたことがきっかけだった。この音声アシスタントがその後、「スマートスピーカー」に呼び名が変わってきたのだ。

生活に直結するAI技術

生活に直結するAI技術

スマートスピーカーは、音声で指示をすると人工知能(AI)が反応して自動応答するスピーカー端末。AIスピーカーとも言われる。スマホの音声アシスタント機能として、既に普及している技術でもある。アマゾンが「エコー」、グーグルが「ホーム」、アップルが「ホームポッド」、マイクロソフトが「インヴォーク」という機種でサービスを提供している。

もともとはグーグルが2014年に始めたサービスが発端となっている。「演歌をかけて」と話しかけると、AIがチョイスした演歌が流れるといものだったが、その後、音声指示で天気やニュースも音声で聞けるようになり、さらに一般の情報検索、ネット通販注文などのスキル(機能)がどんどん増えてゆき、今では1万5000件以上のスキルを持つという。

かつてはパソコン、今はスマホがネットの〝入り口〟だが、今後はスマートスピーカーが入り口になるとも見られている。また端末も今はスピーカーだが、将来的には移動中はスマートウオッチ、家の中では冷蔵庫やテレビが音声の入り口を務めるようになるだろうとも言われている。

スマートスピーカーはAIが対応するため、自動学習機能により、その持ち主の要求を先回りして動くようになるとも見られている。例えば、明日はどういう服を着るとよいかを、スマートスピーカーが前日晩にアドバイスをしてくれたり、タマゴや牛乳といった日用食材を勝手に注文してくれたりするなど、先読みをするようになる。

おわりに

関連銘柄としては、スマートスピーカー機能をシステムに組み入れるソリューション会社や、音声認識技術を持つ会社も上げられる。米国大手企業を迎え撃つNTTドコモのほか、ソニー(6758)が、タカラトミー(7867)、シャープ(6753)など大手企業も開発に乗り出している。

主な「RIZAP」関連銘柄
銘柄コードポイント
Ubicomホールディングス3937オフショアのシステム開発と医療事業を展開。アマゾンとグーグルの音声AIを活用した開発を開始。
LINE3938今秋にスマートスピーカー「WAVE」を発売予定。7月に体験版を先行発売したが、既に完売。
オンキヨー9980音響機器の老舗メーカー。アマゾンのAI「アレクサ」を搭載したスマートスピーカーを発売。
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