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物色テーマ:任天堂関連株

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株の教科書.com編集部
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任天堂(7974)が10月30日、今3月期第2四半期決算の発表と同時に通期業績を大幅に引き上げた。営業利益は事前予想の650億円から1200億円と前期比約4倍。任天堂にとって売上高の増加は実に9期ぶり。新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」効果を満喫する。

「GO」から「Switch」へ

「GO」から「Switch」へ

任天堂は昨年7月の「ポケモンGO」の上陸以来、当たりを出し続けている。ポケモンGOは大ヒットしたが、ゲーム自体は米ナイアンティックが配信しているもの。任天堂は、ポケットモンスターの権利を保有する関連会社「株式会社ポケモン」を通じて、ライセンス料と開発運営協力費を得られるに過ぎない。とはいえ昨年上期決算は、ポケモンGOにより利益を100億円超押し上げた。

ポケモンGOは他力本願だったが、これを引き金に自身の新商品も好調が続いている。昨年12月にはスマホなどスマートデバイス向けの新作ゲーム「スーパーマリオラン」の配信を開始。4日間で4000万ダウンロードを記録し、アップルのモバイルアプリとして最速を更新した。

今年3月には家庭用据置型テレビゲーム機「ニンテンドースイッチ」を全世界で発売し、ハード763万台、ソフト2748万本を販売。売れ行き好調で、6月には「品薄のお詫び」をリリースするほどだった。

こうしたことから任天堂の株価が反応しているが、その任天堂の伸びに連動する任天堂関連銘柄も多数ある。任天堂向けの部品を製造、ゲーム機の生産をしている会社はもちろん、任天堂の大株主に名を連ねる京都銀行(8369)やDeNA(2432)もある。DeNAは、スーパーマリオランなどのゲーム事業分野でも協業もしている。

おわりに

任天堂のキャラクターをビジネスに活用する会社も関連銘柄となる。キャラクターグッズを手掛けるタカラトミー(7867)や、ポケモンパンを扱う第一屋製(2215)もそうだが、第一屋製パンはマリオを扱っていないので、マリオ関連で任天堂株が上昇するときには、その反応は薄いとされる。

主な「任天堂」関連銘柄
銘柄コードポイント
シライ電子工業6658プリント配線板の中堅メーカー。任天堂と同じ京都の企業で、大株主に任天堂が名を連ねる。
ホシデン6804コネクターやスイッチなど接続部品やマイクなど音響や通信部品大手。任天堂比率は5割という。
ハピネット7552バンダイナムコグループ。玩具卸業で国内トップ。スーパーマリオやポケモングッズを取り扱っている
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