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物色テーマ:サイバーセキュリティ

不正にコンピュータやWebサイトに入り込み、情報や金銭を盗み取ること、嫌がらせをするなどのサイバー攻撃への対応策がサイバーセキュリティだ。情報機関やテロリストが国のシステムに入り込むのを防ぐ安全保障レベルの対策もあるが、多くは企業や個人が対象だ。

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2020年には3359億円市場に成長

2020年には3359億円市場に成長

IoT(モノのインターネット)の進捗で、何でもネットとつながる世の中では、サイバーセキュリティは非常に重要な課題となる。サイバー攻撃では、マルウェアと呼ばれる悪質なソフトを送り込む方法が多く使われている。マルウェアにはパソコンに感染・寄生するウイルスや、パソコン内で増殖するワーム、情報を抜き取るスパイウェアなどがある。

こうした攻撃への対応策として、ウイルスソフトをインストールが知られている。しかし市販のウイルスソフトは既存のマルウェアしか防げず、新種のマルウェアや企業や個人への個別攻撃には対応できない場合も多い。そこでサイバーセキュリティ会社が個々に調査を行い、対策を講じる。サイバー攻撃の見守りソフトの開発、Web会議の情報漏れ監視システム構築、マルウェアが行う不正通信の解析などを行う。

また、パソコンやメモリースティックの紛失防止という基礎的な指導も行っている。IoT時代のサイバーセキュリティはどうなるのか。例えば自動車では車両内、通信段階、クラウド、制御システムの4部門それぞれへのセキュリティシステムを講じることになる。IT専門の調査会社「IDCジャパン」は2016年の情報セキュリティ市場は2807億円で、2020年には3359億円市場に成長すると予測している。いずれにせよ、攻撃と防御はイタチごっこで、サイバーセキュリティの成長は永遠に終わらないとも見られている。

おわりに

米国シリコンバレーに拠点を置く企業向けIT情報誌が今年4月に先進的なサイバー対策関連企業に選んだアズジェント(4288)の株価が急騰するなど、株価への感応度も高いテーマだ。テリロジー(3356)、ラック(3857)、デジタルアーツ(2326)など関連銘柄は以外と多く上場している。

主なサイバーセキュリティ関連銘柄
銘柄 コード ポイント
綜合警備保障 2331 在宅勤務の普及も踏まえ、情報セキュリティ事業に注力。昨年、地域金融機関向けソリューションを発売。
ソリトンシステムズ 3040 ITセキュリティと映像システムが主力。車のネット化を推進するインターネットITS協会の幹事社。
AMBITION 3300 不動産賃貸から売買、流通まで手掛ける。2015年にサイバーセキュリティクラウドと資本業務提携。
NTTデータ 9613 情報サービス最大手。官公庁や金融機関など、大型のシステム受託開発に強み。
GMOインターネット 9449 インターネットインフラ支援とインターネット広告を展開。中小企業向けに強み。
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