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物色テーマ:eスポーツ関連株

株の教科書.com編集部
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「eスポーツ」は「エレクトリック・スポーツ」の略で、コンピュータゲームやビデオゲームでの対戦をスポーツ競技として捉えたもの。反射神経や操作の正確さ、さらには素早い状況判断、高度な戦略・戦術が要求されることからスポーツだと位置付けられている。

アジア競技大会の正式種目に

アジア競技大会の正式種目に

世界全体のeスポーツの市場規模は2015年実績で7.5億ドル(約850億円)。2019年には12.3億ドル(約1400億円)に成長すると見込まれている。特に米国、韓国、中国で盛んで、「ザ・インターナショナル」という大会の賞金総額は207万ドルで、16チーム・80人が参加し、その視聴者数は6020万人に上った。

ここへきてeスポーツが注目されるようになったのは、今年4月にアジアオリンピック評議会が2020年のアジア競技大会にeスポーツを正式種目にすると発表したため。9月の東京ゲームショウでもeスポーツが主要テーマとなり、関連の展示、催しが盛んに行われた。

また、日本のゲーム関連団体とeスポーツ団体の5団体(CESA、JOGA、JeSPA、e-sports促進機構、JeSF)が、年内にeスポーツの統一団体を立ち上げる。競技で使用されるのはFPSといわれるシューティング系や、戦略ゲームのRTS、マルチオンラインのMOBA。その他、格闘系やスポーツ系、パズル系のゲームも使用される。

このeスポーツが国内で普及しないのは、景品表示法や刑法賭博罪で、競技に多額の賞金を出せないため。現行制度では10万円が上限となる。eスポーツのオリンピック競技化やカジノ導入に向けて、これらの法規制の見直しを今後、政府は進めていくと見られる。

おわりに

競技化されると、資本力を持つゲーム会社、競技に向く看板タイトルを持つ企業が注目される。コナミホールディングス(9766)は「東京ゲームショウ2017」でeスポーツステージを展開。「遊戯王デュエルリンクス」「ウイニングイレブン」といったゲームが競技されていた。

主な「eスポーツ」関連銘柄
銘柄コードポイント
カプコン9697家庭用ゲームソフト大手。2016年に主力ゲームソフト「ストリートファイター」の世界大会をカリフォルニアで開催。
ネクソン3659韓国発祥のオンラインゲーム会社。韓国でeスポーツ施設「ネクソン・アリーナ」を運営している。
Aiming3911オンラインゲームの開発、運営会社。2015年にeスポーツのプロチームのメインスポンサーにも就任している。
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