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横浜市内に「スポーツタウン」構想浮上

株の教科書.com編集部
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プロ野球の横浜DeNAベイスターズ(ディー・エヌ・エー、2432)が1月12日、新拠点「THE BAYS(ザ・ベイズ)」を設けると発表した。横浜スタジアム前にある赤レンガ造りの横浜市が保有する指定有形文化財の建物で、ベイスターズは市から賃貸する。この拠点には、球団オフィスやクリエイター向けのシェアオフィス、カフェ、フィットネススタジオが入居するという。

DeNAがスポーツタウン構想

DeNAがスポーツタウン構想

ベイスターズはこれまで球場を起点に「コミュニティボールパーク」化構想を進めてきた。大リーグで行われている取り組みで、球場内外にアミューズメント施設を設けるなど野球を軸としたレジャーゾーンをつくり、球団経営に役立てている。観客席にさまざまな形式のボックスシートを設け、スコアボードを多様化させ、球場外にはビアガーデンや家族向けの芝生エリアを設置して、野球を見て・遊べる場を提供してきた。

ただしこれまでは球場と横浜公園の範囲内で展開してきたものの、今後はこれを街レベルに拡大する。「横浜スポーツタウン構想」と名付け、ザ・ベイズを拠点に横浜市をスポーツタウン化するのだという。

「DeNAは昨年1月に横浜スタジアムをTOBで買収し、さらに今回の新拠点を中核施設と位置付け、横浜市内の再開発を手掛ける意欲を正式に示したのだ」(地元メディア)

IOCは昨年12月、横浜スタジアムを2020年の東京オリンピックでの野球・ソフトボールのメイン会場とすることを正式決定。これを受けてメディア対応やテロ対策も含め、オリンピックにふさわしい施設に改修することになる。

さらに、同年に予定されている横浜市庁舎の移転もかかわってくる。横浜市庁舎は球場の真ん前にあり、その跡地開発を球場と一体化させる構想があるという。その布石としてDeNAが今回、新拠点を手に入れたということだ。

当然、横浜市が進める都市再開発にDeNAが「当事者」としてかかわることになる。そこで着目されているのが、横浜市が進めている山下ふ頭の再開発事業。カジノ推進法案が成立したことで、山下ふ頭にカジノができるのではないかと話題になっている。

「山下ふ頭にDeNAは、〝第2球場〟をつくりたいという構想がある。横浜スタジアムでは手狭なので、もっと収容人員が大きく、見本市にも使えるような球場を考えているようだ」(横浜事情通)。

おわりに

横浜の山下ふ頭は、過去に「マイケルジャクソン・ランド構想」などか持ち上がったことがある。何かと話題になる山下ふ頭だが、いよいよDeNAの手で開発が進むようだ。

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