
メルカリの初値は5000円!公開価格比66%高の鮮烈デビュー
フリーマーケットアプリで海外事業も展開するメルカリ(4385)が19日、東証マザーズに新規上場し、公開価格3000円に対して約66.7%高の5000円の初値をつけて株式市場にデビューした。
朝方寄り付き段階で約830万株の買い越しで集まり気配値が切り上がる展開の中、午前11時19分に初値をつけた。初値をつけた後も買いが先行し一時5340円まで上昇、午前の商い終了となる11時30分には5300円で午前の取引を終えた。
なお、東証はこの日の初値決定までの気配値運用に対して「更新値幅150円、更新時間10分、上限値段6900円、下限値段2250円」を事前に設定していた。
2013年に創業のメルカリは、企業としての評価額が10億ドル(約1250億円)以上で、非上場のベンチャー企業を指す日本で唯一の「ユニコーン企業」として上場前から国内投資家だけでなく、海外投資家の間でも注目度は高かった。
2018年6月期第3四半期(7-3月)平均で「メルカリ」における月間出品数は約24.6百万点、月間購入数約10.6百万点、ユニーク出品者は約2百万人、月間ユニーク購入者は約3.1百万人の規模を誇っている。米国での事業も拡大している。
株式市場関係者の間では、今後も買い人気が先行して、上値を伺う展開を予想する声もある。ちなみに、5月31日に同じく東証マザーズに上場した印刷シェアリングプラットフォームを展開するラクスル(4384)は公開価格を約9%上回る初値1645円でスタートして6月18日には上場来高値となる2855円まで上昇している。
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